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雅と厳粛さが漂う、古都・京都で過ごすお正月

  • 2015.12.30
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由緒ある神社仏閣が数多くある京都は、歳神(としがみ)様を迎え、一年の招福除災を願うお正月を過ごすのにふさわしい場所です。年越しの除夜の鐘、明けての初詣、古くから受け継がれてきた伝統行事と、社寺は新春を祝う人びとで華やかな雰囲気に包まれます。

12月31日 知恩院では「除夜の鐘」が響きわたります

日本でもっとも有名な除夜の鐘のひとつ「知恩院」。大晦日の夜、重さ70トンの大梵鐘を17人の僧侶が「えーいひとつ」「そーれ」の掛け声とともに力強く鐘を撞くと、冬の澄み切った空気の中に荘厳な鐘の音が響き渡ります。年をまたいで撞かれる108回の鐘は1年間の煩悩を払いのけ、招福除災をかなえてくれるともいわれています。

〇 知恩院(ちおんいん)

[所]京都市東山区林下町400

[TEL]075-531-2111

[除夜の鐘の時間]

20時~ 参詣者入口 開門

22時40分~ 除夜の鐘 開始

23時頃 参詣者入口 閉門

※参詣者は見学のみとなります。

※鐘楼周辺域は300人の入場規制があります。

[料金]無料

1月1日 「初詣」は朱塗りの千本鳥居が大人気の伏見稲荷大社へ

初詣とは、その年に初めて神社にお参りし、一年の幸せを祈ることです。全国に3万社ともいわれる稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社では、年が明けると地元の方はもとより全国から多くの初詣客が訪れ、大きな賑わいに包まれます。商売繁盛・五穀豊穣の神様に願い事を伝え、気持ちよく一年をスタートさせましょう。

お正月の時期は、名所となっている千本鳥居は通行を円滑にするため一方通行になりますので、時間に余裕を持ってのおでかけをおすすめします。

〇 伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)

[所]京都市伏見区深草薮之内町68

[TEL]075-641-7331

[時間]参拝自由

[料金]無料

1月1~3日 六波羅蜜寺の「皇服茶」をいただき無病息災を願いましょう

皇服茶(おうぶくちゃ)とは、小さな梅干と結び昆布が入ったお茶のこと。平安後期、お寺を開いた空也上人が薬湯を病人に飲ませ病気を平癒したという寺伝にちなみ、無病息災を願った厄除けお守りと共に正月三が日に参拝客に振舞われます。

六波羅蜜寺は「都七福神めぐり」の弁財天もお祀りされていますので、あわせて参拝するものいいですね。

〇 六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)

[所] 京都市東山区五条通大和大路上ル

[TEL] 075-561-6980

[時間]皇服茶の授与9:00~16:30

[料金]参拝無料、皇服茶300円

1月4日 平安の雅を感じる下鴨神社の「蹴鞠初め」へ

一年の五穀豊穣や健康を祈る宮中儀式として受け継がれてきた蹴鞠(けまり)。京都の最古社のひとつ下鴨神社では、毎年1月4日、蹴鞠保存会による蹴鞠の実演奉納が行われます。

本殿の南に設けられた鞠庭(まりば)に円陣が組まれ、色鮮やかな装束に身を包んだ鞠足(まりあし)が、鹿の皮でつくられた鞠を右足のみを使って蹴り上げる姿は平安朝の世界さながら。鞠庭には「アリ」「ヤア」「オウ」という掛け声が響き渡り、優雅な妙技に参拝客から歓声が沸き上がります。

〇 下鴨神社(しもがもじんじゃ)

[所] 京都市左京区下鴨泉川町59

[TEL] 075-781-0010

[時間]蹴鞠初め13:30~

[料金]無料

1月5日 花街・宮川町では、芸舞妓による「新年の挨拶回り」に華やぎます

京都の花街・宮川町では1月5日、芸舞妓が日頃からお世話になっているお茶屋さんへ「おめでとうさんどす。本年もどうぞよろしゅうおたのもうします。」と新年の挨拶に回る習わしがあります。花街の正装である黒紋付きに稲穂のかんざしを挿した芸舞妓の艶やかな姿は壮観そのものです。

〇 宮川町 新年の挨拶回り(みやがわちょう しんねんのあいさつまわり)

[所] 京都市東山区四条下ル宮川筋付近

[時間]11:00頃~

冬の風物詩として全国ニュースでも報じられる伝統行事を求めて、お正月の京都に足を運んでみませんか。