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一粒の宝石のようなスイーツ「ミニャルディーズ」って? 南青山に専門店がオープン

  • 2015.12.28
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2015年11月オープンした「Un Grain(アン グラン)」は、ひとつまみサイズの菓子「ミニャルディーズ」の専門店。常時40種類ほどそろうケーキや焼菓子は、4~5cm四方の小ささ。宝石のような菓子が並ぶ夢のような空間です。

街並みにとけこんだお店はまるでブティックのよう

東京メトロ表参道駅BI出口を出て、青山通りから骨董通りに入り徒歩約10分。シックなオリーブ色の建物1階に「アン グラン」があります。

外からは中が見えない設計に想像をふくらませつつ、店内へ入りましょう。二面にわたるショーケースには、約40種類の色とりどりの生菓子や半生菓子、焼菓子などがずらり。こちらはフランスではおなじみの、手のひらにおさまるほど小さな菓子「ミニャルディーズ」の専門店です。

洋菓子ブランド「ヨックモック」が手がけるお店

フランスではコース料理のしめくくりとして、飲みものとともに小さな菓子をつまむ習慣があります。

そんな至福のひと時に欠かせない「ミニャルディーズ」は、食後だけでなく「いろいろな菓子を少しずつ食べたい」ときにもぴったりのスイーツです。

「アン グラン」をプロデュースするのは、洋菓子でおなじみの「ヨックモック」。創業45年以上の伝統あるブランドが、この店をとおして、これまで日本になかった新たな菓子の楽しみ方を提案しています。

パティシエが腕をふるう菓子はアートの域

シェフパティシエは、渡仏し、世界各国からのセレブリティが訪れる3つ星レストラン「レストラン ギイ・サヴォア パリ」で上質なデセールを学び、2011年に帰国後は東京・青山のビストロ「ブノワ」でシェフ パティシエを務めた金井史章さん。

その小ぶりさからはまるで想像できない、本格的な味や芸術的なフォルムの菓子は、彼の経験とアイディアの賜物なのです。

素材や食感、香りのバランスを保ったまま、「ミニャルディーズ」サイズに仕上げるまでに、何度も試作を重ねたのだそう。“本場”を知るシェフの感性が、一つひとつの菓子に光ります。

味、香り…あらゆるエッセンスを閉じこめて

一番のおすすめは、ベルガモットムースと紅茶のブリュレを層にした「ペティヨン」です。国内で希少なベルガモット(柑橘)は、高知県の農園でシェフ自ら見つけたもの。爽やかな香りのムースと上品な甘さのブリュレが、繊細なハーモニーを奏でます。

店内にあるカウンターでは、菓子のイートインができます(予約可能。3~4席)。おしゃれな空間で食べれば、優雅な気分に浸れるかも。

味と見ため、どっちを重視? 工夫して選んでみましょう

約40種類のなかから選んだ菓子は、6個または12個入る透明のスタイリッシュなケースに入れるのがお約束。好みの味でそろえるか、色あいをデザインするように選ぶか…悩む時間も「ミニャルディーズ」ならではの楽しみです。あなたのセンスで、とっておきの組みあわせを見つけてみて。

ケースのなかに整然と並んだ「ミニャルディーズ」は、飾っておきたいほどの美しさ。「アン グラン」の芸術的な菓子で、あまーい時間に彩をそえませんか?

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