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クチビルで診断!あなたが元気のない理由4つ

  • 2014.9.9
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「なんだか体の調子が悪いなぁ~」なんて方は自身のクチビルを見てみてはいかがでしょう。さまざまな体の不調のサインが現れているかもしれません。 今回は猪越恭也さんの著書『顔をみれば病気がわかる』を参考に、クチビルで判断できる体の不調のサインを4つご紹介します!

■クチビルが白っぽい・・・・・・貧血状態

「下まぶたの裏、口の中の粘膜を見ればわかるように、ほとんどの粘膜は赤色をしています。したがって、唇の赤みが消えているときは、血液の赤みが薄いわけで、血色素が足りないことを示しています。唇が白っぽいのは、つまり貧血のあらわれなのです。」

よくお医者さんに行くと、あっかんべーのように下瞼を引っぱって中をチェックされますよね。 あれは、舌まぶたの裏の粘膜の毛細血管の状態をチェックしています。白っぽく見える場合は貧血状態ということ。そして、クチビルも同じなんです。 貧血に悩んでいる女性はとっても多いと聞きます。ほうれん草やレバーなどを食べて鉄分をしっかり補いましょう。

■クチビルが真っ赤・・・・・・虚熱状態・疲労

「『虚熱』とは、疲労や老化で消耗して体内の水分が減るために、体温が高くなっている状態です。からだが弱っているため、顔全体を真っ赤にするほどの勢いがなく、ほおや唇、舌など局所的に赤くなります。口が乾くが大量の水が飲めない、手足がほてる疲労感などの症状がともないます。」

クチビルが赤いのは健康な証拠ですが、まるで口紅を塗ったように赤々としている場合は体の不調のサイン。 体温が高くなって、下げる体力が落ちてしまっています。 少しずつ水分を摂り、十分な休養が必要ということですね。

■クチビルがガザガサ・・・・・・抵抗力の低下・風邪

「口の粘膜は唾液によって湿らされ、唇もその影響を受けています。唇の粘膜がうるおいを失うと、唇が乾燥してカサカサになり、皮が剥けることがあります。また、抵抗力が弱り、ウイルスや細菌が侵入しやすくなります。唇が乾いているときは体温が高めになっていることが多いようです。」

クチビルは粘膜なので、汗腺がありません。汗腺がない部位はなかなか上手く体温調節ができない部位。 体の中でよけいな熱が発生すると、体液で冷やそうとするため、水分不足になり、クチビルが乾燥してしまうようです。「クチビルがやけに乾燥するなぁ~」というときは風邪の初期症状かも。 栄養のある食事と十分な睡眠で、早めに治すようにしましょう。

■クチビルのつなぎ目が切れる・・・・・・胃炎・ニセの食欲

「上唇と下唇のつなぎ目を『口角』といいます。そこがヒリヒリしたり、赤くなったり、ただれて切れているときは、胃炎が疑われています。口角炎ができたときは、食生活を振り返れば、心当たりがあるはずです。しっかり噛まずにかき込むように食事をとったり、食べ過ぎやストレスによって胃壁が荒れているときに口角炎は起こります。」

ストレスがたまると過食気味になる女性もいるのではないでしょうか? 過食気味になり、胃液が大量に分泌されると胃炎になる可能性が高まります。 さらに、胃炎は食欲を異常に高ぶらせてしまうのだそう。 過食を悪化させ、体調不良のスパイラルに陥らないように、意識して食欲をセーブ! 消化のよいものを選び、よく噛んで食べるようにしましょう。

■おわりに

是非、これらを参考にクチビルの状態をセルフチェック! 体の不調のサインを見逃さないようにしてくださいね。

(YUE/ハウコレ) 参考:「顔をみれば病気がわかる」猪越恭也著 (株式会社 草思社)

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