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驚愕!脂肪燃焼、シワ減少…知られざる「リンゴ」のビューティーパワー3つ

  • 2015.12.25
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「リンゴが赤くなると医者が青くなる」「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ヨーロッパでは古くからそんなことわざがありますが、リンゴに含まれるポリフェノールには驚くべき美容効果があることご存知ですか?

今回は、栄養学のエキスパートである筆者が、今が旬のりんごに含まれる“知って得する3つの美容効果”とそのための食べ方をご紹介します。

 

■1:肌を若返らせる

“エピカテキン”とは緑茶などに含まれるポリフェノール。カテキンの前駆体で加熱によってカテキンに変化するポリフェノールです。

ストレスなどが原因で体内で過剰に発生した活性酸素を分解、除去する抗酸化作用を持つため“血管の若返り”を促してくれます。お肌の老化は紫外線の刺激だけでなく、血管年齢と肌年齢は比例しているため、少しでも血管年齢を若く保つことは欠かせません。

しかも、エピカテキンは、筋肉の増大を促がし基礎代謝を上げ、脂肪の燃焼を促進する働きまであります。

 

■2:目のシワが減る!?

ブルーベリーに含まれるポリフェノールとして広く知られる“アントシアニン”ですが、実はりんごの赤い皮の部分にも多く含まれているのです。

スマホ老眼が急増する昨今、目の酷使によるかすみや眼精疲労に効果があるとされています。かすんだ目で何かを見ようと目を細める習慣がつくと、目尻や眉間にシワが……なんてことまで防いでくれるかもしれませんね。

 

■3:脂肪を吸収させない

“プロシアジニン”というポリフェノールは、赤いリンゴではなく“青いりんご”に多く含まれます。強い抗酸化力を持つのはもちろん、食前にプロシアジニンを摂ると脂肪の吸収を抑えてくれるという嬉しい効果まであるのです。

食事などで摂取された脂肪は、胆汁酸によって吸収しやすい状態に変えられ、小腸で吸収され全身に運ばれます。しかし、食前にプロシアジニンを多く含む青いリンゴを食べておくと、プロシアジニンが胆汁酸に吸着することで、後から入ってきた脂肪は胆汁酸の影響を受けることが出来なくなり吸収されずに体外へ排泄されるのです!

 

アンチエイジングにダイエットにと女性にとっては嬉しい効果ばかりのりんご。ただし、いずれのポリフェノールも果肉よりも皮に多く含まれているので“皮ごと”美味しく頂くのが理想的です。

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ bogdanhoda / shutterstock

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