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送るタイミングはいつ? 「喪中はがき」と「寒中見舞い」の違い&ルール

  • 2015.12.24
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【ママらからのご相談】

3歳の娘のママです。12月半ばに、夫の祖父が亡くなりました。すぐに喪中はがきを送ろうとしたところ、夫から「今から出したら迷惑になるから、あとから出すんだよ」と言われました。そういうものなのでしょうか。

●A. 年賀状の受付が始まってからのご不幸の場合、年明けに寒中見舞いでのごあいさつが望ましいとされています。

矢山ユースケ@育休中です。

まずはお悔やみ申しあげますとともに、ご主人様ならびにご家族の皆様のご心中お察しいたします。

ご主人様が「あとから出す」とおっしゃっていたのは、おそらく、寒中見舞いのことでしょう。寒中見舞いとは、喪中はがきを出すタイミング以降に不幸が発生した場合に送る挨拶状のこと です。

●喪中はがきと寒中見舞い

日本郵政のサイトによると、喪中はがきとは『家族や親戚が亡くなった場合に、故人の生前の厚誼に感謝し、1年間は喪に服し年賀状を控えることを知らせする年賀欠礼の挨拶状』のことで、送る時期については、『先方が年賀状を準備する12月上旬には届くようにしましょう』と解説されています。

とはいえ、ご相談者様のように、12月中旬以降にご不幸が訪れる場合もあります。その場合は喪中はがきではなく、寒中見舞いを送ります。

寒中見舞いは年内ではなく、年明けの1月7日以降に投函(とうかん)します 。

●SNSで喪中報告のパターンも? 先輩ママの対応例3つ

おおまかな喪中はがきと寒中見舞いのルールは以上となりますが、同じようなご経験をされた先輩ママたちが実際にはどのように対応したのか、お伺いしてみました。

●(1)急いで喪中はがきを出す

『私の祖母が亡くなったのは12月12日でしたが、とにかく急いで喪中はがきを出しました。両家の親類を含めても、もともと何枚も出さないので』(33歳・1児のママ)

●(2)メールなどで事前に喪中の連絡をする

『12月20日過ぎの出来事でしたので、いつも年賀状をいただいている方には、取り急ぎメールでご連絡して、年明けに改めて寒中見舞いで正式にご連絡しました』(30歳・2児のママ)

●(3)SNSで喪中であると表明する

『私はもともと年賀状を出さない人だから、SNSで報告して、それでおしまいでした。旦那は会社関係の人宛に何枚か出してたかも』(24歳・1児のママ)

「年賀状は出しません」と宣言する人もいるこのご時世、伝達の方法としてメールやSNSを用いることを、頭ごなしに「間違いだ」とは言い切れないでしょう。

ただ、メールやSNSでの連絡の場合、お相手の方との関係性によっては、 寒中見舞いを別途お送りしたほうがよいかもしれません 。

●職場や取引先については?

個人間のやり取りに関しては、ある程度、どのような手段を選んでも構わないとは思いますが、ビジネスに関しては別問題 です。

昨今では“年賀状・暑中見舞い禁止”の企業もあると聞きますが、その会社ごとの慣例があるかもしれませんので、上司や先輩にお尋ねするとよいでしょう。

【参考リンク】

・喪中はがき・寒中見舞いはがき | 郵便局総合印刷サービス(https://print.shop.post.japanpost.jp/mochu/)

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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