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スナック菓子がやめられない理由とは?

  • 2015.12.22
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スナック菓子の袋を開けたらつい最後まで食べてしまって…と、後悔することってありませんか?

(c)Halfpoint - Fotolia.com

実は「止められない」のは、理由があったのです。

■食べ過ぎてしまう理由とは?

スナック菓子を食べ過ぎてしまうのは、お菓子に濃縮・精製された食用油や砂糖・塩を使っているのが、主な原因と言われています。

この原因については、ネズミを使った実験でも確認ができます。

ネズミに普通のえさをあげたときは、おなかがいっぱいになったところで食欲がおさまります。

しかし逆に濃縮・精製された食用油や砂糖を入れたエサを食べさせたときは、おなかがいっぱいになっても、エサを食べ続けてしまったのだそう。

濃縮・精製された食用油や砂糖・塩を使ったものを食べ続けているときの脳は、「もっと欲しい」という指令を出しています。

人間の歴史の中で、肥満に悩むことができるようになったのは、つい最近。それまでは、脂肪や脂質は生きていくために、せっせととらなくてはならないものでした。

そのため、人間は基本的に脂肪や脂質、砂糖を使ったものは「おいしい」と感じるようにできています。

砂糖や脂肪を多くとるために加工し「おいしいところだけ」を食べるような工夫をしてきてしまったのです。

スナック菓子はその代表。塩分・糖分・脂肪分を、高濃度・高純度にして作っています。

スナック菓子を食べないようにするには、買わないのが一番! ですが、何かのご褒美に食べるくらいはOKということにしましょう。

でも、一袋全部! は避けたいですよね。

■スナック菓子を食べすぎないためには?

スナック菓子の袋を開けるときは、指先がかろうじて二本入るくらいの大きさに開くことです。

手首まで入ってしまうような開け方だと、袋の中に手を入れて、無意識にたくさん食べてしまいます。

ゆっくり食べるうちに罪悪感がうまれ、食べることが面倒になり、食べることの抑制につながります。

さらに、開封後は袋にしっかりガムテープを貼っておくのも効果的。

買ってから「しまった! また買ってしまった!」というときには、すぐ開け口にガムテープをはり、輪ゴムでぐるぐる巻きにしましょう。

スナック菓子を食べるときは、無意識に食べるのではなく、食べているという実感や満足感をしっかり感じるようにしましょう。

例えば、ご飯やみそ汁なら、お箸を使ったり、熱いものを手に持つので、食べることを脳がしっかり認識します。

しかし、スナック菓子は、お菓子そのものをじっくり見つめながら食べている人は少ないです。

この「無意識」が食べ過ぎの原因の一つになっています。

お菓子が食べたくなったら、スナック菓子ではなく、高価なチョコレートなどの高級菓子を買いましょう。

高級菓子なら大量に食べることは少なくなり、おいしい物を食べたという実感がわくため、スナック菓子に手がのびにくくなります。

どうしてもスナック菓子が食べたい! ときは友達と一緒に食べるようにしましょう。

これだと一人で一袋、は無理ですよね。

スナック菓子を食べ過ぎないためには、

1.買わない

2.買ってしまったら、開け口をガムテープでしっかり巻き、開けづらくする。

3.スナック菓子よりおいしい物を食べる

4.友達と分け合って食べる

この4つのポイントに注目してみましょう。

仕事帰りに、ついスナック菓子を手に取ってた方はぜひ試してみてください!

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