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「実年齢-13歳=カラダ年齢」のライターが教える!「玉ねぎ」若返りメソッドって?

  • 2015.12.22
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女性にとってはあまり関係ないと思われていた男性ホルモン“テストステロン”。

実は、女性にとっても“若返り”や“引き締まったボディ”に必要だったり、気持ちにまで変化をもたらすホルモンなんです。

今回は、実年齢49歳にして身体年齢36歳。アンチエイジングセミナーも手掛ける筆者が、噂のホルモン“テストステロン”についてご紹介したいと思います。

 

■テストステロンは「男性ホルモン」

“テストステロン”、“ジヒドロテストステロン”、“デヒドロエピアンドロステロン”、“アンドロステロン”、“アンドロステンジオン”……。聞いたことがあるものもあるかもしれませんが、実はコレ全部男性ホルモンなのです。

テストステロンもそのひとつ、つまり男性ホルモンです。とはいえ、量は少ないものの女性にも卵巣や副腎から分泌されています。分泌量は男性の5~10%ですが、女性の身体だけでなく心にもさまざまな影響を与えています。

 

■テストステロンを増やす「メリット・デメリット」

テストステロンの働きとしてまずあげられるのが、代謝を上げて筋肉を増加させること。筋肉が増えればさらに基礎代謝が上がり身体年齢は若返ります。

さらに、血管や神経の保護作用があることも分かっています。それだけでなく、テストステロンは脳の情動を司るため、思考がポジティブになったり、行動力、自信、リーダーシップが高まったりと“精神的な影響”も大きいことも分かっています。

しかし、そこはやはり女性。テストステロンが増えすぎてしまうとこんなリスクも。皮脂の分泌を促進により、肌がオイリーになったり、体毛が濃くなったり、声が低くなったり……そう、男性化する恐れがあるのです! やはり、エストロゲン(女性ホルモン)とのバランスが重要なポイントとなります。

 

■理想的なテストステロン分泌のためのヒント3つ

(1)筋トレ

何もハードな筋トレをする必要はありません。1kg程度のダンベルなどを持って、背筋の動きを意識しながらゆっくり腕を開いたり閉じたりしてみましょう。または、太ももの筋肉を意識してスロースクワットをしてもよいでしょう。どちらも10回を3セットほどすれば十分です。

(2)ガッツポーズ!

アメリカの社会心理学者エイミー・カディ氏が行った実験によると、両手を上げたガッツポーズや仁王立ちなど体を開いて自分を大きく見せるポーズを2分間するだけで、テストステロンの分泌が20%もアップし、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌が25%も減少したんだとか。

その一方で、体育座りや肩・背中を丸めるいわゆる猫背の姿勢を2分間すると、テストステロンの分泌が10%減少し、コルチゾールの分泌が15%増加したそうです。

落ち込んだときは仁王立ち、「肩ひじ張って頑張り過ぎてるかな?」と思ったときは体育座りをするなど、上手くコントロールするといいかもしれません。ただし体育座りは“奴隷座り”ともいわれ、長時間やり過ぎると気力がなくなるともいわれているので注意が必要です。

(3)「玉ねぎ」を食べる!

テストステロンを増加させるためには、“オルニチン”や“アルギニン”といったアミノ酸を摂取しましょうといわれています。しかし実は、アミノ酸だけではテストステロンはつくられません。代謝に必要な“ビタミンやミネラル”も摂取しないとテストステロンの増加にはつながらないのです。

やはり、バランスの良い食生活が重要だと言えるでしょう。

レバーは他の筋肉部分の10倍~100倍もの栄養素が含まれているので、上手く活用するのもオススメです。その他、玉ねぎに含まれる“含硫アミノ酸”はテストステロンの分泌を促すともいわれてます。

しかし、含硫アミノ酸は切って時間が経つと酵素の働きで分解されてしまいますし、長時間の加熱でも失われてしまうので、玉ねぎは切ってすぐ使う方がいいでしょう。

 

何にせよ、適度な運動とバランスの良い食事は基本中の基本。わかっていてもできないのでは、わかっていないのと同じこと。年末年始の慌ただしさでゲッソリ老け込まないためにも、ぜひ心かげてみてくださいね。

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ Alina Kholopova / shutterstock

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