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みるみる変わる!美容師が教える「ツヤ髪」を叶える洗い方4ステップ♡

  • 2015.12.15
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皆さんが毎日しているシャンプー。実は、シャンプーで何より重要なのは髪ではなく“頭皮”を洗うことなんです。

そして、コンディショナーやトリートメントの違いもよく分からないまま使っている……という方も少なくないはず。

そこで今回は美容師である筆者が、ツヤ髪を実現する“正しいシャンプーの仕方”をご紹介します。

 

■そもそも「シャンプーの基本」って?

シャンプーをするときのお湯の適正温度は体温に近い36〜38度とされています。それより熱過ぎるとキューティクルが開いて膨らんでしまうんです。また、水圧は壁や床にシャワーを当ててしぶきがたくさん飛ぶ強さだと刺激が強過ぎます。

また、実はシャンプー剤を付ける前の予洗いで80%の汚れが落ちるといわれています。髪の内側つまり頭皮にまでしっかりお湯が行き渡るように手を使い水を浸透させ、シャンプー剤を付けている時間よりも長めに予洗いすることを心がけましょう。

 

■「美容師が実践する」シャンプーの4ステップ

(1)シャンプー剤の付け方

推奨の適量を手に取り、手の平で馴染ませてから頭皮へ付け、水分と空気と優しく合わせていくイメージでしっかりと泡立てます。整髪料が付いている場合は、軽く泡立てたら1度流し、2度洗いすることをオススメします。

(2)洗うときの“手の使い方”

指先の爪で洗うと頭皮に傷がついてしまいます。また、指の指紋の真ん中当たりの“指腹”で洗うと髪が擦れて抜けたり切れたりしてしまいます。

なので指先と指腹の真ん中の部分“指頭”を使いましょう。力も入りバランス良く洗えます。

(3)洗い方

十分に泡立った状態で、髪ではなく頭皮を下から上に上げるように頭皮を動かしながら洗っていきます。ゴシゴシ洗うのではなく、大きく手を使いながらマッサージをするイメージです。

(4)すすぎ方

すすぎも洗いと同様に指頭を使ってマッサージするようにお湯を行き渡らせていきます。予洗いと同じ時間をかけて優しくしっかりとすすぎましょう。

すすぎ残しがあるとフケや痒みの原因になるだけではなく、毛穴を詰まらせ髪の発育の妨げになる場合もあります。

目安としては、予洗い3.5:洗い3:すすぎ3.5の配分で時間を使うといいでしょう。

 

■「トリートメント」と「コンディショナー」には違いがあります

(1)トリートメントorコンディショナーどっちをつければいいの?

特に耳下より髪の長い方は付けることをオススメします。頭皮からでる汗や皮脂は自然の化粧水として髪にうるおいを与えてくれます。しかし、それは頭皮から10〜15cmくらいまでしか浸透しないので、それ以上髪の毛が長い方は手助けが必要になります。

トリートメントとコンディショナーは用途に合わせて選びましょう。トリートメントは、保湿効果やハリ・コシ効果などの内部補修メインの栄養成分を豊富に補えるものである一方、コンディショナーは基本的にコーティング剤です。

つまり、“トリートメントは内から外まで”“コンディショナーは外のみ”といった感じです。

(2)優しく「タオルドライ」をしたらすぐに乾かしましょう

お風呂からあがったらタオルで軽く押えるように水分を取ります。ゴシゴシガシガシはNG! 優しくが基本です。そして“スグに”ドライヤーで乾かしましょう。濡れた状態の髪は非常にデリケートで痛みやすいだけではなく、濡れたままにしておくと雑菌がわいてニオイの原因になってしまいます……。

 

いかがでしたか? 素敵なヘアスタイルを手に入れるためにもベース作りは大切。正しいシャンプーの仕方を実践してをしてツヤツヤの美しい髪を手に入れましょう!

【著者略歴】

※ 板橋充・・・美容師。SENDAI中央理容美容専門学校を卒業後、都内1店舗を経てCLASICO入社。現在、サロン代表兼ディレクターを務める。様々な講習活動やアーティストやモデルなどのヘアメイクも数多く手掛け、一般誌・業界誌・WEBへのヘアスタイル記載も多数。ブログインスタグラムなどでも情報を発信しており、多方面で活躍中。メインのサロンワークでは、5秒でするべき髪型がわかるという独自のカット理論には定評があり、ファンも多い。

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