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妊活に悩む妻。答えを出すのは簡単じゃない

  • 2023.6.10
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著者である海原こうめさんのブログ読者さんの妊活体験談を元にしたこの漫画は妊活に悩む夫婦のリアルな姿を描いています。妊活の話し合いをしようと頑張る妻と「また今度…」と話をはぐらかす夫。妻は次第にそんな夫に疲れ、妊活の話をすることすら諦めてしまいます。そんな時「人工授精受けてみない?」と夫から提案が。突然の話に驚きと怒りに震える妻が理由を聞きますが、夫の口から出てきたのは呆れる理由でした…。

「人工授精も悪くない」と言う夫

友達が人工授精で妊活を始めたことを聞き「人工授精も悪くない」と笑顔で話す夫を見て、驚きと怒りが抑えられない様子の妻。夫からする友達もやっているのなら自分たちもと思ったのかもしれませんが、妻からするといい気はしませんよね。

「夫婦生活でギスギスするよりもずっといいと思う」という友達の発言も何だかモヤモヤするものがありますよね…。人工授精をして子どもができれば解決するのでしょうか?子どもができた後の夫婦の関係まで考えているのか疑問が残ります。

夫の発言にモヤモヤした

以前、自分が人工授精の話をした時には全く反応がなかったくせに友達の話は素直に受け入れた夫に対しモヤモヤとした感情を抱いた妻。そもそも子どものことや妊活のことを避けてきたのは夫なのに、今さらそんな簡単に人工授精の話をしてくるのも妻からすると許せない気持ちになったでしょうね。

ずっと夫の「今度」を待ち続けた妻からすると何もかもが今さらに思えたのかもしれません。これまで幾度もチャンスがあったはずなのに、夫はなぜそのチャンスをないがしろにしてきてしまったのか…残念ですよね。

今も答えが出せない

自分の気持ちも夫の気持ちもわからなくなってしまった妻は夫との離婚が頭をよぎることも。しかし、一方で不妊治療をしなければ後悔するのではという気持ちもあり、今も決断できずにいるそうです。

子どもをどうするかというのは夫婦でしっかり話し合うべき問題ですよね。話し合って出した結論であれば、きっと夫婦で乗り越えていくことができるはず。しかし、この漫画の夫婦の場合はそもそもの話し合いができておらず、そうしているうちに自分の気持ちすらもわからなくなってしまったようです。

どんな選択にも不安や後悔はつきものだと思います。自分が一番に望むことは何なのか、どんな未来を思い描くのか。夫婦でざっくばらんに話してみることで見えてくることがあるかもしれません。妊活にはリミットがあり、子どもは産んで終わりではなく育てる義務があります。妊活にだけ目を向けるのではなく、その先まで考えたうえで夫婦にとってベストな決断ができるといいですよね。

著者:こびと

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