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「日本初の天気予報」はどんな内容だったのか

  • 2023.6.8
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月1日放送分のテーマは「気象記念日」です。

※画像はイメージです

1875年(明治8年)6月1日、現在の東京都港区赤坂に、日本初の気象台である「東京気象台」(現在の気象庁)が設置されました。それを記念して、のちに定められたのが「気象記念日」です。

東京気象台の誕生とともに気象観測が始まりますが、実際に天気予報が発表されるようになったのは、9年後の1884年6月1日からでした。

日本初の天気予報は、「全国的に変わりやすい天気になるでしょう。風の向きが定まらず、雨が降るところも多くなりそうです」……という内容でした。当時の天気予報は「全国一律」であり、現在のように地域ごとではなかったそうです。

天気予報は「朝6時」「午後2時」「夜9時」の1日3回発表され、内容は現在の東京23区、一部地域の「交番」に貼り出されていました。

その後、1888年4月から新聞に天気予報が載るようになります。「24時間先までの予報」が出されるようになると、天気予報は全国へ広まっていきました。

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