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小さくても栄養価は絶大♪スプラウトの魅力

  • 2015.12.11
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キッチンの片隅で簡単に育てることができるスプラウト。
脇役になりがちな食材ですが、栄養価と効能は大変優れています。彩り・食感・辛み成分など、さまざまなスプラウトを楽しんでみましょう。

スプラウトとは?

穀物・豆・野菜の種子の発芽したばかりの新芽を総称してスプラウトと呼びます。新芽のため、ビタミン・ミネラルなどが凝縮されて栄養価がとても高く、低カロリーの食材として利用されています。

 

スプラウトの種類

カイワレ大根

日本で古くから親しまれている代表的な大根の新芽です。アリルイソチオシアネートと呼ばれる辛み成分が特徴で、抗菌作用や、消化を助けて食欲増進の効果があります。他に、β-カロテン・ビタミンKを多く含みます。β-カロテンは皮膚や粘膜の健康を助け、抗酸化作用、老化予防などに役立ちます。ビタミンKは血液凝固や骨の形成を助けます。

ブロッコリースプラウト

今注目されているスルフォラファンという成分が含まれています。その量はなんと!成長したブロッコリーの20倍以上。スルフォラファンには強力な抗酸化作用があり、老化防止やシミ・そばかすの予防・花粉症対策などに役立ちます。辛みが少なくシャキシャキした食感なので、サラダのトッピングやスープ、サンドイッチなどの具材におすすめです。

豆苗(とうみょう)

えんどう豆の若い芽です。主に中華料理に使われ、甘みがほんのりありシャキシャキした食感が楽しめます。β-カロテンがほうれん草よりも豊富なのが特徴。その他もビタミンB群やビタミンC、野菜には珍しくタンパク質が多く含まれます。

アルファルファ

β-カロテン・ビタミンK・食物繊維を豊富に含んでいます。食物繊維は腸内環境を整えて便秘を改善します。アルファルファは、サンドイッチの具材やお肉料理のトッピングとして欧米で親しまれています。日本では「糸もやし」と呼ばれて店頭に並んでいます。

レッドキャベツスプラウト

ビタミン様物質(ビタミンに似た働きをする有機化合物)のビタミンUを多く含みます。ビタミンUは、別名キャベジンと呼ばれ胃腸薬にも利用されています。胃腸の粘膜を健康に保ち、胃潰瘍の予防に役立ちます。
味は、甘みのあるキャベツに似た味わい。茎の色が紫色を帯びて美しいので、サラダやスープ、ざるそばのトッピングにすると、料理の彩りが引き立ちます。

 

栄養がぎっしりつまったスプラウトは調理が簡単で、色々な食材にぴったり。美容や健康に役立つヘルシー食材として、栄養・食感・彩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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