1. トップ
  2. レシピ
  3. 味も見た目もお肉なのに材料は野菜だけ!きれいになれるヴィーガン料理

味も見た目もお肉なのに材料は野菜だけ!きれいになれるヴィーガン料理

  • 2015.12.10
  • 2262 views

大阪・四ツ橋にある「パプリカ食堂 ヴィーガン」は、「たべて、のんで、きれいになる。」をコンセプトにした野菜料理のカフェ。肉・魚介類や乳製品を一切使わず、調味料までオーガニックを使用した料理は、手間隙かけて丁寧に作られたものばかり。ほっこり落ち着ける空間で、体に優しい料理を楽しみませんか?

心安らぐアンティーク家具に囲まれて

地下鉄四ツ橋線・四ツ橋駅から北へ徒歩2分ほど行くと、白い外観が目を引く「パプリカ食堂 ヴィーガン」はあります。オープンテラスのウッドデッキを抜けると、暖かみのあるライトとヨーロッパのアンティーク家具に囲まれた、心なごむ空間が広がっています。

テーブルやイス、棚などのアンティーク家具はすべて、オーナーが一つ一つ選んできた一点ものばかり。どの家具も風合いや色調、形までもが微妙に違っていていますが、オーナーが気に入ったものなので、同じ雰囲気が漂い、不思議と統一感があります。

それらのアンティーク家具と店内に植えられているグリーンの観葉植物が、お店全体の雰囲気と調和し、ほっと一息つける安らぎの空間を演出していますよ。

"ヴィーガン"も安心して食べられる、オーナーの想いが詰まった手料理

数年前、オーナーは体を壊したのをきっかけに食事の大切さを強く感じ、食生活を見直すようになりました。そして、肉・魚介類はもちろん卵や乳製品も全く口にしない"ヴィーガン"にたどりついたのだそう。最初は健康を考えて始めたヴィーガン生活でしたが、お腹の調子や倦怠感がなくなるなどの体調面だけでなく、髪や肌がきれいになったり、いくらたくさん食べても太らないなど、美容面での効果も大きかったのだそう。 元々外食が好きだったオーナーは、"ヴィーガン"が心置きなく食事ができるお店を作りたいと一念発起。ヴィーガンやマクロビオティック、ローフード(酵素栄養学)について独学で勉強し、こちらのお店を始めることにしました。

すべて100%植物性の食材にこだわった「もどき料理」

オーガニックの食材を使って作られる料理はすべて、調味料ひとつにしても苦労して考えられた手作りのものばかり。例えば、マヨネーズは豆乳と菜種油に酢を少しずつ加えながら火を通し、とろみが出てから片栗粉で固まらせて、仕上げに豆乳でとくという手の込みよう。完成するまでに5時間もかかるのだとか。

人気の「日替わりAランチ」は、スープ・サラダ・ミニデリ・有機玄米・メインディッシュがワンプレートになった人気メニュー。この日のメインディッシュの"カキフライもどき"は、豆乳をペーストに青のりを加えて磯の香りを表現。しいたけと、カキのヒラヒラした部分を表すために舞茸で挟み、冷凍して固めてから揚げます。香り、見た目、食感すべてが、まるで本物のカキフライのような出来映えです。 ほかにも、こちらにあるメインデッシュのハンバーグやからあげなどすべて、大豆や野菜で作られている「もどき料理」。どれも100%植物性だとは思えない、ジューシーでしっかりとした味わいです。

食後は、豆乳と甘酒であっさりとした味わいの「豆乳ソフトクリーム」(390円)や、トッピングやソースまで手作りの「パプリカ食堂ヴィーガンパフェ」(890円)など、こだわりのデザートも楽しめます。

徹底して味も見た目もこだわったヴィーガン料理の数々。食後はお腹も心も満たされ、お肉やスイーツを我慢したという感覚がありません。「おいしいものを食べてきれいになる」、そんな理想を叶えてくれるカフェで休日にリフレッシュしませんか?

の記事をもっとみる