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ユニークな建物で茶道のように楽しむ台湾茶 #蔵前 #fromafar倉庫01 #おしゃれ #カフェ Vol.8

  • 2015.12.9
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2015年9月、蔵前と浅草の間にひっそりとオープンした「from afar 倉庫01」は、カフェとギャラリーのお店。

店内では中国茶と台湾茶、コーヒーに焼き菓子、トーストなどの軽食が楽しめ、陶器やガラスの食器も並びます。

写真を学ぶ大学の同級生だった3人で経営されていて、店頭に立つのは陳 程(チン テイ)さんと毛 宣惠(マオ シュエンホェイ)さん、チャーミングな20代のおふたりです。

陳 程(チン テイ)さんと毛 宣惠(マオ シュエンホェイ)さん

もとは木材倉庫だった場所に仲間の力を借りて、床や壁にペンキを塗り、化粧室やテーブルまでも手作り、完成度の高さにおどろきます。

テイさんの前職が茶葉の輸出入業だった経験をいかして、中国茶、台湾茶などにも力を入れています。

従来台湾は、小さな器にお茶をいれますが、日本の茶道のように器を愛で、お茶を見て、ワインのように香りを嗅ぐ、そして飲み味わう、4つの過程を楽しんでもらいたいそう。

そのために現在、日本の作家にオリジナルの器をオーダー中、少しずつそろう予定です。

定番の台湾茶、文山包種茶の他にも季節変わりのお茶、ほうじ茶ラテ、ウーロン茶ラテ、健康ラテなど、飲んだことがないメニューに興味がわきます。

濃い目の紅茶になめらかなミルクを入れた香港ミルクティーは、深い味わいでとてもおいしいです。

香港ではポピュラーなものだそうですが、この味を再現するのに茶葉探しが大変だったそう。有田焼きの器は、テイさんのコレクションです。

ペリカンのシュガーバタートーストに台湾の季節の果物を使った手作りジャムを2種類選びます。

グァバ、マンゴーライム、パッションとパイン、レッドプラムとラズベリー、ラズベリーとライムなど珍しいものばかりで、香りが高く濃く、亜熱帯の味です。

バナナのパウンドケーキ

出会えたらラッキーな手作りプリン

人気の濃厚チーズケーキ

壁面のレイアウトはマオさんによるもの。彼女の撮った写真や集めていたポストカードが貼られたシンボリックですてきなコーナーです。

お花のアレンジも抜群にセンスがよく、参考にしたいところがたくさん。

来年には店半分を白いのれんで区切り、オリジナルの器などを販売展示、時にはワークショップを開催、奥がカフェスペースになります。

じつはこの記事に使用した写真はすべて、テイさんとマオさんが撮った写真。雰囲気がありとてもすてきです。

「お店の場所をここを決めたきっかけは、中から見た外の景色がおもしろかったから。窓が大きいからスクリーンのような感じで、前を通る人を見るのも楽しい」と語るおふたりは、「たくさんのものを見て、自分のものにする」ということを大切にしているのだとか。

ご近所さんも親切で、とても居心地がよいそうです。

「日本の作家の器も台湾で紹介して、日本と台湾の架け橋になりたい」と、奮闘しながら熱く夢を語る姿勢に圧倒され、背筋が伸びる思いでした。

from afar 倉庫01

tel.非公開

東京都墨田区東駒形1-1-9

11:00~19:00

月休

(vingt-deux)

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