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肯定ワードで跳ね返せ!? 「友達からの悪口」に負けない子どもの育て方

  • 2015.12.7
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【ママからのご相談】

小学1年生の男の子を持つ母親です。息子が打たれ弱くて悩んでいます。「○○ちゃん、○○くん(息子)の手が汚いからイヤだってさ」などと、お友達にネガティブな発言をされたとき、立ち直るのに1日以上かかります。 もっと、あっさりすっきりかわせる思考能力を身につけさせたいのですが。アドバイスをください。

●A. 否定的な言葉を上手にかわすコツを教えてあげましょう!

はじめまして。こんにちは。藤じゅんです。

デリケートな心を持ったお子さんに対してはお母さんが見本を見せながら、メンタル面を強くして、自信を持たせてあげてみることが良いかもしれないですね。

●まずは否定的な言葉を肯定してみましょう

では、ご相談内容にあった例を取り上げてみますね。

「手が汚いからイヤだってさ」と言われた場合を考えましょう。「そう。汚いから、今手を洗ってくるね! それから遊ぼう!」というように、まず、お友達から投げかけられた否定的な発言を心にキャッチして、それから投げ返すイメージです。その繰り返しで、へこたれない心が身につくかもしれません。

何回も何回もお母さんからお子さんに、かわし方のヒントを教えてあげたり、お母さん自身が何か否定的な発言を受けたときの対応をお子さんに見せることで、お子さん自身もイメージしやすいですね。

●子どもはストレートな言葉のやりとりをしています

大人が他人からイヤミを言われ、それに対抗するようなイメージとは違います。子ども同士の会話は大人同士の会話よりストレートで単刀直入ではありますが、見方を変えると、そこには大人が思うほど深い意味が含まれていないことが多いようです。現に、さっきけんかしていたお友達と気が付くと5分後には仲良く遊んでいた……なんてことはよくあることです。大人同士のケンカでは考えにくいことではないでしょうか?

そして、否定的な発言に対して、子どもは大人が考えるよりもっと、ストレートにかわせるような気がします。

このかわし方を身につけることは、一種の訓練に似ているかもしれません。しかし、この方法を身につけると、お子さんが逆境に立ち向かう力を生みだすことによい影響を与えてくれるような気もおきてきませんか?

子どものころに身についたことは、大人になっても意外と覚えているものです。ましてや、大好きなお母さんからの教えは一生残るはずです。

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心理カウンセラーの植西聰氏は著書の中で悩める人々に“ポジティブに物事をとらえること”で悩みから解放されることを勧めてくれています。

子どもも同じことですよね。小さいころから、お母さんとともにポジティブに考えて過ごしていくと……きっと、ちょっとのことでへこたれない大人に成長することでしょう。どうぞ、ご参考になさってみてくださいね。

【参考文献】

・『もう悩まないヒケツ』植西聰・著

●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

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