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恋愛は焦らなくてOK! 30歳成人説に見る「正しい恋愛作法」

  • 2015.12.5
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30歳を迎えたことのある女子は、よく「あたしが想像していた30歳って、もっとオトナだと思っていたけれど、あたしは30歳になっても子どもみたいだった」と言います。
子どものころに思い描いていた「30歳の像」と、いまのじぶんのギャップに驚いているということです。

■精神的な成人年齢は20歳ではなく30歳だ

いろんな本やドラマでも、「30歳って、思っていたよりも子ども」であり「精神的な成人年齢は20歳ではなく30歳だ」という言い方が出てきます。
20代って、じぶんがなにが得意でなにが苦手なのか、よくわかっていなかったりするでしょう。あるいは、どんな仕事に向いているのか、うまくつかめなかったりするでしょう。だから、どうしても「じぶん探し」をしてしまうということになります。
じぶん探しなんて愚かなことをしなくとも、いまのあなたが「ホントのじぶん」であると言っている識者もいますが、じぶんがどんな仕事に向いていて、どんなふうに生きていけばいいのかが分かっていないひとに「じぶんを探すな」と言っても、無理というものです。じぶんを探している当の本人だって、なにも好きこのんでじぶんを探しているわけでもないでしょう。
向いている仕事や、どう生きていいのかが分からないと、ひとは生きていても不快感があるので、やむにやまれず探しているということだろうと思います。

■あたしも、ばばあになった?

30代になると、多くの女子は「あたしも、ばばあになった」と、ばばあに失礼なことを感じるかと思いますが、一方で「30代になったら精神的に楽になってよかった」と言っている女子もいます。なぜ楽になったのか?
たとえば、じぶんから心を開けるようになった、と言っている女子がいます。
20代のころは、ぱっと見て合わなさそうと思ったら、心を閉ざしていたけれど、30代になったら、そういう性格が鳴りを潜めて、どんなひとに対してもじぶんから心を開けるようになったということです。

■それはなぜなのか?

それはなぜなのか? と訊くと、他人のことを思いやれるようになったからだと、言った女子がいました。
つまり、20代は、じぶんに向いている仕事が分からず、恋愛の仕方もよく分からず、小さな失敗や、地味に心が傷つくことが多かった。じぶんのことを好きになれなくて、じぶん探しをしていた。
でも、30代になると、なんとなく、じぶんと社会とが折り合うちょうどいいポイントが見つかって、ちょっと安心して、視野を広く持つことができて、相手のことを思いやれるようになったとのことです。

■分かったふうな口をきくひとのことは怪しいと思ったほうがいい

10代や20代のうちは、じぶんにどんな仕事が向いているのか、分からなくて当たり前です。一部のトップアスリートのように、若いことが武器になるひと以外は、みんな「分からない」ものですし、分かったふうな口をきくひとのことは怪しいと思ったほうがいい。
恋愛だっておなじです。若くして運命の彼氏に出会えたら、それは神様がくれたラッキーであって、一般的には、いろんな男子とロクでもないことをしつつ、やがてじぶんを知って、じぶんが納得できるような恋をするようになります。その年齢が「おおむね」30歳くらいだということでしょう。
焦ることなく、正しく歳を重ねてゆくと「いい恋愛」ができるということです。分かったふうな口をきくひとの言葉を妄信したくなるときだってあるかと思いますが、直感で怪しいと思えば、そういうひとには近寄らないことです。
「本当のこと」は、いつも時間をかけてじっくりと地味に痛い思いをしたのちに、ある日突然あなたの前に現れます。(ひとみしょう/ライター)
(ハウコレ編集部)

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