厳選派？ フルライン派？ 美容好きさんのトラベルポーチ&旅コスメ拝見！

大型連休を前にして、久々の旅行に心躍らせている人も多いはず。泊まりがけのお出かけに欠かせないのが、滞在先で使うコスメの数々。そこで、マキアでもおなじみの美容マニアの宇垣美里さん、瀬戸麻実さん、友利新さん、笹本玲奈さんのトラベルポーチをチェック。1つで何役もこなすマルチアイテムから、旅先ならではのスペシャルコスメなど、それぞれのこだわりが詰まった個性豊かな旅の必需品を、ぜひ参考にして！

【とことん厳選＆軽量化タイプ】

フリーアナウンサー・俳優 宇垣美里さん

1991年生まれ、兵庫県出身。2019年3月にTBSを退社、4月よりオスカープロモーションに所属。テレビ、ラジオ、雑誌、CM出演のほか、女優業や執筆活動も行うなど幅広く活躍中。自他ともに認めるコスメ好きで、著書に『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』（小学館）も。

2～3日のまとまった休みが取れれば、すぐに旅に出てしまうという宇垣さん。コロナ前は、年2回は海外にも飛んでいたそうで、旅先に合わせた荷物の取捨選択もお手のもの。「思い立ったら最低限の荷物をまとめて、身軽に旅立ちます。パッキングも手馴れている方ですね。最近行ったのは、国内だと京都や奄美大島、石垣島など。滞在先でのんびりというよりは、時間のある限り歩き回るタイプで、我ながら“体力オバケ”だなと感じることも（笑）。なるべく効率的に動きたいので、特に重たくなりがちなスキンケアアイテムは、少なく・軽くが信条です！」

テスターも賢く活用して、とにかく身軽に！

コスメポーチ／コクーニスト

「ポーチはフック付きの吊るせるタイプを愛用。洗面所でも場所を取らず、ささっとしまえる点もいいんです。旅用サイズのコスメがちょうど入る高さも理想的。ピンやパウチなどを収納できるポケットも豊富で、これはもう手放せないですね！」

01クレ・ド・ポー ボーテ エマルションアンタンシヴn 02クレ・ド・ポー ボーテ エマルションプロテクトゥリスn 03アヴェダ ボタニカル リペア シャンプー 04アヴェダ ボタニカル リペア マスク リッチ 05センサイ トータルリップトリートメント 06ドクターブロナー マジックソープ LAVENDER 07クレ・ド・ポー ボーテ ローションイドロA 08レカルカ DREX エッセンス S 09ルナソル テンダーハグ バームオイルクレンジング 10アナ スイ ザ アイラッシュ セラム 11ランコム ジェニフィック アドバンスト アイセラム ライトパール アイ アンド ラッシュ 12マペペ 前髪クリップ 13エリップス ヘアビタミン ピンク 14バイユア スージンググリーン アクアセラムマスク 15クナイプ バスミルク イチジクミルクの香り 16ラ ロッシュ ポゼ トレリアン ダーマアレルゴ クリーム 17イグニス イオ トーンアップ ボディミルク 18シャネル オー ミセラー 19オバジC 酵素洗顔パウダー 20アスレティア コアバランス オイル 21センサイ AS クリーム

「お試し用やコフレに入っていた少し容量が小さめのものを、ここぞとばかりに旅先へ。そのため、普段とラインナップが少し変わりますが、化粧水と乳液の２つは、日々愛用しているクレ・ド・ポー ボーテのもの（01・02）を必ず持参します。環境が変わる旅先だからこそ、肌づくりの土台となる基本ケアは同じものを使って安心したいんです。乾燥が気になるホテルでは、プラスアルファの保湿アイテムも重要。目まわりの皮膚が薄いので目元用美容液（11）と、ハリ感を上げてくれる幹細胞エッセンス（08）を足していきます。ボディミルクは、イグニス イオのもの（17）を。肌を明るく見せてくれるし、ボディものでこの小ぶり感はなかなかないので、まさに旅向きですね。ほかに、疲れをリセットするためのシートマスク（14）と入浴剤（15）も必ずポーチに。バイユアのマスクは、肌に水分がたぷたぷに入っていく感じがとっても気持ちよくてオススメ！ オバジの洗顔パウダー（19）、髪の紫外線対策や保湿に役立つエリップスのヘアビタミン（13）も、個包装で持ち運びにピッタリです」

メイク道具は減らさずフルラインをキープ

ヴァリアント・ルージュ／アルティザイン&アーティスト

「コスメポーチはヘアメイクさんにおすすめされて購入したもの。たっぷりの収納力に加え、自立するのでコスメを出し入れしやすいのが何より便利」

01ローラ メルシエ フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション 1N1 02スック リタッチ プレスト パウダー 102 03コフレドール アイブロウキーパー 03 04シャネル ルージュ アリュール インク 238 タンタシオン 05ローラ メルシエ キャビアスティック アイカラー R2・R4 06チャスティ マスカラコーム 07トーン フェイストリートメント スティック 08シャネル ル ブラン BR12 09モダス トウキョウ ジェイカール 10エレガンス カールラッシュ フィクサー 11メイベリン スカイハイ 01 12デジャヴュ アイブロウカラー 101 13RMK インフィニット シングル アイズ 12・EX-03 14資生堂 アイラッシュカーラー 213 15アディクション ザ アイシャドウ スパークル 004SP 16ルナソル グロウブラッシュ EX02 17セルヴォーク ムード パレット 02 18シャネル ボーム エサンシエル ドラジェ 19クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールルミヌ 20スック プロテクティング デイ クリーム 21キャンメイク クリーミータッチライナー 07 22アンドビー リキッドアイライナー BR 23スリー サブトーンディファイニング アイペンシル 03 24シャネル スティロ スルスィル ウォータープルーフ アイブロウ ペンシル 816

「メイクはその日の気分で雰囲気を変えたいので、スキンケアとは違い、アイテム数を減らすことなく持参します。旅に連れていくファンデーションは、薄付きでもカバー力のあるローラ メルシエのクッション（01）が定番。ラインナップの中でオンの日と大きく異なるのは、非日常感を楽しめるパールやラメ入りのコスメを多く選ぶこと。上品なツヤが出るシャネルのグロウスティック（18）や、細かなラメ入りのアディクションのアイシャドウ（15）などで華やかに仕上げます。何度も化粧直しをしたくないので、落ちにくいシャネルのルージュ アリュール インク（04）や、軽くはたくだけで脂浮きを抑え、崩れにくくしてくれるスックのパウダー（02）も便利！」

1、2泊のときはテスターでミニマムを極める！

「そこそこ肌が強い方なので、長期の旅行でなければ、テスターコスメで乗り切ってしまうことも。こういうお試し品がまだまだたくさんあるけれど、いつもはジムに行くときなどに使うくらいなので、溜まっていく一方。短い旅行は、いつもと違うものにトライするいい機会だとも思っています。極限まで荷物を減らしたいときは、ボディクリームやハンドクリームなども、一回分のパウチになっているものなどを活用」

暑い夏旅の必須アイテムはこちら！

01ハウスオブローゼ ミントリープ クール ボディシート 02ライオン 休足時間 03花王 めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 04レカルカ フレグランスUVスプレー 05花王 ビオレ 冷タオル 無香性 06ハーリップ トゥ ビューティ ミラクル サンバーム デュオ 07アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク N 08アイオペ UVシールド サンスティック 09アルビオン エクシア ブライトニング イマキュレート セラム 10エトヴォス ミネラルUVパウダー

「旅先でも一分一秒を惜しみ、精力的に活動するタイプ。先日友人と京都に出かけたときは、一度も休憩を取らず、一日でなんと15000歩も歩き、さすがにやりすぎたかなと思ったほど（笑）。そのため、夏は熱中症回避グッズとして冷たいボディシート（01）と冷やしタオル（05）を常備。夜は足のむくみを取るシート（02）とホットアイマスク（03）で、その日の疲れを癒します。日焼け止めは、海辺でも頼れるアネッサ（07）を。大好きなマーベルコラボでパッケージも可愛いんです♡ 加えて日中は、ピタッと肌にくっつく質感のスティック（08）と、髪の毛にも使えるスプレー（04）を使い、小まめに塗り直しするよう心がけています。デコルテなどにきらりとツヤを足したいときは、ハーリップトゥのバーム（06）も重宝。スペシャルケアとして、ブライトニングセラム（09）を、旅行前日から帰ってきた次の日までしっかりと肌に入れ、日焼けのダメージを和らげるようにしています」

温泉旅行はすっぴんでも安心なアイテムを持参

01ビーソフテン クリーム0.3％ 02アスレティア スキンプロテクション UVジェル 30 03バイユア セラムフィット シャイニング トーンアップクリーム

「湯上がりにはなるべくすっぴんでいたいから、メイクなしで素肌をきれいに見せてくれるアイテムが頼りに！ もともとアトピー肌なので、乾燥ケアのお守りとして皮膚科で処方してもらったビーソフテン（01）を必ず持ち歩いています。日焼け止めは、リゾートとは違い、のびがよく、サラッと仕上がるジェルタイプ（02）をセレクト。香りがいいし、肌に負担がかからない軽さも好きですね。すっぴんでも自信が持てるトーンアップ下地は、ツヤが出て明るくきれいに見せてくれるバイユアのもの（03）が最近のお気に入りです」

美容家 瀬戸麻実さん

1982年生まれ、大阪府出身。化粧品会社マネージャーなどを経て、美容家に。豊富な知識と抜群のトーク力を生かした講演や配信を行っている。並行して美容学校講師や、コスメやポーチのプロデュース等を手がけるなど、多岐に渡って活躍。名言だらけの『めくるたびに自分が好きになる♡マミ様式 毎日ごきげんカレンダー』（SDP）が好評発売中。

大阪在住で、講演や講義、撮影等で全国を飛び回っている“マミ様”こと瀬戸麻実さん。昨年は一年間で実に94回も新幹線に乗車したそうで、家のベッドで寝られる日は年の半数くらいしかないとか。「働き盛りで、ここ数年は旅に行く時間がなかなか取れていませんが、出張で各地に行くのが半分旅行代わり。大阪人なので何事も効率重視で、荷物はできるだけコンパクトにまとめたい方。1、2泊だったらショルダーバッグひとつで出かけてしまうことも。だからといって、荷物を減らすためにスキンケアのアイテム数を削るということはしません。なぜなら、40代は肌も身体もゆらぐ時期。ホルモン量の減少による不調を感じて、漢方の先生のところに行ったところ、『変化が体に一番よくない』とアドバイスを受けたので、出張先でも、肌のお手入れや、食、生活習慣などのルーティンをなるべく変えないよう心がけているんです。そのため、滞在先でも“いつも通り”のケアができるよう、家で使っているすべてのラインナップをミニボトルに詰め替え、少量ずつ持って行くようにしています」

軽くて丈夫、中身も見えるジップつき密閉袋が最強！

「中に何が入っているか一目瞭然で、万が一フタが開き中身が飛び出してしまっても袋からはもれないので安心。何より軽いので、もうここ4、5年は、このスタイルでスキンケアコスメを持ち歩いています。中のミニボトルは無印良品のもの。ペンで直接中身の名称を書きこんでわかりやすく！」

01センサイ SP クレンジングオイル s 02舌スクレーパー 03ヒロインメイク スピーディーマスカラリムーバー

「宿についたら、まずはマスカラリムーバー（03）でまつ毛を、そのあとクレンジングオイル（01）で顔全体のメイクをオフ。ホテル滞在では特に乾燥くすみが出やすいので、洗顔はスクラブ入りのキールズ DS クリアリーブライト エクスフォリエーティング クレンザーを使っています。そのあとに、SHISEIDO オイデルミンの化粧液、SHISEIDO フューチャーソリューションのソフナーを。ビタミンCはいろいろ使っていますが、今回はシシのハイ ジャンプ30を選びました。ここまでで水分やビタミンをしっかり肌に入れたら、シスレーの美容液、ゲランのアイセラム、雪肌精のクリーム エクセレントでフタをして終了！ 年々肌のカサつきを感じているため、保湿はしっかり。ちなみに、ミニボトルの中身は、自宅でケアするついでに小まめに補充するようにしています。こうすれば、出張前に慌てたり、出先で『中身がない！』なんてことにもならないのでオススメ」

“マミ様ポーチ”に一軍アイテムがぎっしり！

アルティザン&アーティストとコラボしたマミ様プロデュースのMESET Multi Pouchは、バッグインバッグとして使うのにもちょうどいいサイズ感。「表地は光沢のあるパールピンクのレオパード柄、ライナーは鮮やかなショッキングピンクで、メイクタイムのテンションが上がります。横長で、発売したばかりの“マミ様ブラシ”もすっぽり」

01エレガンス エタンセル アルモニーアイズ 02 02ローラ メルシエ フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング トーンアップ クッション ライトローズ 03フロス 04目薬 05ディオール アディクト リップ グロウ オイル 015 06イハダ アレルスクリーンジェル EX 07ベルガモットのエッセンシャルオイル 08ノニオ マウススプレー クリアハーブミント 09セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー 07 10セルヴォーク ムード パレット 01 11ローラ メルシエ シークレット ブラーリング パウダー フォー アンダー アイズ 12ローラ メルシエ ブラッシュ カラー インフュージョン 06 13シュウ ウエムラ クシ ブロー M オークブラウン 14SHISEIDO メーキャップ マスカラベース インク 15ダイアンパーフェクトビューティー MAEGAMIスティック ハード 16メイクアップフォーエバー ルージュアーティスト ベルベットヌード 17RMK アイディファイニング ペンシル 04 18ディーアップ パーフェクトエクステンション マスカラ for カール ルビーブラウン 19ボビイブラウン ロングウェア クリーム シャドウ スティック 51 20メイクアップフォーエバー アクアレジスト ブロウフィラー 20 21クレ・ド・ポー ボーテ コレクチュールヴィサージュ n 22耳栓 23無印良品 クレンジング綿棒 24マミ様ブラシ

「イベントなどに出るときは、黒いアイラインなど、目元をくっきり目立たせるアイテムを使いますが、普段のメイクは少しナチュラルな雰囲気に仕上げたいので、ベージュやバーガンディなどのやわらかい色を使います。ピンクやベージュ系のメイクは、化粧崩れしてもバレにくいところがいいんです。この中で、マルチな役割を担って、省スペースに役立ってくれるのが、セルヴォークのムード パレット（10）。コンシーラーにもなるし、チークにもなるし、アイカラーとしても使える万能選手です。また、ローラ メルシエのパウダー（11）も、ハイライト効果を兼ねたフェイスパウダーなので、これひとつで2役してくれて助かる！」

見た目も華やかなUV対策アイテムが好き♡

01エミリオ・プッチのポンチョ 02扇子 03バーバリーのサングラス 04スキルズ ミニバンド 05マニプリの晴雨兼用傘 06ビタホリックC 07アネッサ デイセラム

「先日、久々にお休みをいただいたので、日帰りで沖縄へ。朝10時に到着したら、免税店へ直行し、2時間だけ買い物。午後には大阪に戻り、夜ライブ配信を行いました。これならご近所のアウトレットでよかったんじゃ…？と思ってしまうくらい忙しかったです（笑）。リゾート地に行くときは、やっぱり紫外線対策が最優先。お気に入りのポンチョ（01）や日傘（05）で日差しを遮りつつ、美容マニア大野真理子さまプロデュースのビタミンCサプリ（06）で内側からもケアします。扇子には、クリスチャン ルブタンの香水をひと吹きして、使うたびに好きな香りに包まれるように。アネッサのデイセラム（07）は、美容液としても使えて一石二鳥。旅先でもすき間時間を使ってトレーニングしたいので、ミニバンド（04）も常に携帯しています」

心と体を解きほぐす、ゆったり時間のマストグッズ

01アサヒグループ食品 エビオス 02AirPods Pro 03オンアンドドゥー マルチ トリートメント オイル 04メディキュット 寝ながらメディキュット フワッとキュッと パジャマレギンス 05足指セパレーター

「色々なサプリメントを試しましたが、今一番自分に合っていると思うのが、このエビオス。トレーニング後だけでなく、日ごろからアミノ酸を多くとるよう心がけているのですが、エビオスを飲むようになってから胃腸の調子が整い、お通じがよくなって、肌もクリアになった感じがします。1日30錠も飲むので、家には大きなボトルのものを買っていますが、出張のときは空港で売っているパウチタイプが便利。マルチオイル（03）は、マッサージする際にも、ヘアケアにも万能に活躍します。出張先でもランニングして、スーパー銭湯で2、3時間リラックスし、夜は部屋でくつろぐことを大切にしているので、寝具も重要。3泊以上になるときはいつもの枕を持って行きますし、着圧パジャマ（04）も自宅で使っているものを持参。いつもとできるだけ同じ環境を作り、いい睡眠をとって、疲れを翌日に残さないようにするのが、ゆらぐお年頃の鉄則です！」

【普段のアイテムをそのまま持参タイプ】

内科・皮膚科医 友利新先生

沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。内科勤務を経て、皮膚科へ転科。現在は医師という立場から美容と健康を追求し、診療にあたる傍ら、メディアでの情報発信も精力的に行っている。この春より梅花女子大学客員教授。3人の子どもの母でもある。

皮膚のスペシャリストとして、学会や番組出演などで地方に出張することが多い友利先生。プライベートでは、宮古島観光大使を務め、つい先日も子どもたちを連れて帰省したりと、年に数回は家族旅行を楽しんでいるといいます。「荷物を少なくするために、いつもとは別に旅専用のポーチを作るという方もいると思いますが、私の場合はアイテムを削ったり、軽量化せず、日々使っているコスメをボトルごとそのまま持って行くようにしています。それは、いつものルーティンを変えたくないから。旅先でもあまり肌がゆらいだりはしない方ですが、やはり変化は刺激となるので、通常のお手入れ法をキープするのがベスト。スキンケアだけでなく、ヘアケア、メイクアップコスメにいたるまで、すべて日常の愛用品を持参し、いつも通りの手順で使うようにしています」

朝と夜それぞれのスキンケアをボトルごと！

ポーチはマキア2019年11月号の付録だったデイジーリンのバニティを愛用。「高さがあるので、ボトル類を立てたまま入れられる点が優秀。また、ラウンド型なのでバッグにも入れやすく、とても重宝しています！ あまりに使いやすいので、同じものを再販してほしいくらい（笑）」

01エスト インテンシブ ボディセラム 02リサージ エクストラクリーミィソープ 03ディオール スノー エッセンス オブ ライト マイクロ ローション 04シスレー エコロジカル コムパウンド アドバンスト 05ドクターケイ ABC-Gリペアセラム・06コントロールエッセンス 07ドクターシーラボ VC100ミルクピールプログラム1 08コスメデコルテ リポソーム アドバンスト アイセラム 09アムリターラ マイラン ボタニカル歯ブラシ 10Nオーガニック エンリッチ&コンセントレート マスク 11ファンケル ブライトニング マスク 12エンビロン C-クエンスセラム ４プラス 13パーフェクショネール クレンジングフォーム 14アムリターラ トータル バランス オーガニック トゥースペースト 15メイソンピアソン ハンディブリッスル

「スキンケアは、朝晩で使うものが少し変わります。朝のケアの目的は、水分と油分のバランスを整え、メイク乗りがよく崩れにくい肌をつくること。まずはリサージのソープ（02）で洗顔後、紫外線が当たったときに炎症を抑えてくれる成分の入ったＮオーガニックのシートマスク（10）を。起き抜けの気分を上げてくれるポジティブな香りもお気に入りです。そのあと、私の混合肌の油分コントロールにマストなディオール スノーの化粧水（03）をなじませたら、ビタミンを2種類（05・06）しっかり入れていきます。日差しを浴びる前に、ビタミンＣに加えて、その抗酸化作用をサポートしてくれるビタミンＡもプラスするのがポイント。日焼け止め効果や、余分な皮脂を抑えてくれる効果もあるので、特に夏場はCとAを朝に併用するといいですよ。ドクターケイのセラムは、ベタつかず、メイクに響かない点も優秀！ 最後にシスレーの乳液（04）とアイセラム（08）でフタをして終わりです。一方、夜は汚れをしっかり落とし、日中浴びた紫外線ケアが中心。石井美保さん監修のクレンジング（13）やシーラボのピーリング（07）でザラつきを落としたら、化粧水とビタミンCエッセンスの工程は朝と同じ。大きく異なるのは、そのあとに美容効果がとても高いエンビロンのビタミンA配合ジェル（12）を重ねていく点。起きたときの肌の質感がこれを使うと使わないでは大きく違いますが、ちょっぴりベタつくので、夜寝る前に使うのがおすすめ」

今どきセミマット肌をつくるこだわりラインナップ

こちらもバニティにコスメがぎっしり。下地からブラシ、スポンジにいたるまで、毎日使うアイテムがこの中に。ペンシルやスティックタイプのものも多いため、アイテム数の割にすっきりした印象。

01ナーズ ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N 02スナイデル ビューティ アイデザイナー EX03 03クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ ルミヌ オークル10 04ボビイ ブラウン ブライトニング ブラッシュ 03 05ポーラ ディエム クルール カラーブレンドアイブローマルチパレット 06コーセー メイク キープ パウダー 07ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー 0N・1N 08コーセー メイクキープミスト EXC 09ハーリップ トゥ ビューティ ミラクル サンバーム デュオ 10クレイスパ ヘアカラーマスカラ 11シャネル スティロ ユー ウォータープルーフ N 943・72 12カネボウ アイブロウシェイドペンシル EP1 13ケイト 3DアイブロウカラーN オリーブブラウン 14リアルテクニクス ミラクルコンプレクションスポンジ 15ヴィセ リシェ レッドトリック アイコンシーラー 16ラネージュ リップ スリーピング マスク ベリー 17ディオール アディクト リップスティック 652 18ロムアンド デュイフル ウォーター ティント 08 19ハリウッドアイズ ホットアイラッシュカーラー 20ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア・21ローズ 22ローラ メルシエ ティンティド モイスチャライザー ブラッシュ 23ローラ メルシエ ペタルソフト リップスティック クレヨン 320 24ウォンジョンヨ メタルシャワーペンシル 02 25フェンティビューティ バイ リアーナ マッチスティックス コントゥア スキンスティック アンバー 26ウズ モテラッシュ クリアブルー 27キッカ フラッシュブラッシュ パウダーブラシ 28シュウ ウエムラ ブラシ

「夏メイクは、いかに崩れないようにするかが大事。まずは脂浮きしやすいTゾーンにクリア下地（20）を乗せ、他の部分には肌の色に近いローズの下地（21）をのばしていきます。ファンデーションは、優秀過ぎるクレ・ド・ポー ボーテのタンクッション（03）を大信頼。絶妙にツヤのあるマット感で、これひとつで今っぽい肌が作れます。顔を立体的に見せるのに役立つのが、後輩が教えてくれたフェンティビューティのスティック状のシェーディング（25）と、大人もイタくない涙袋がつくれるパール入りペンシル（24）。チーク（22）は浮きすぎないよう、ディオールのコンシーラー（07）と混ぜて使います。マスクの中のメイク崩れを防ぐには、メイクキープパウダー（06）が便利。小鼻の脇にさっとひとはけ塗るだけで、時間が経っても鼻まわりのメイクがはげにくくなります。また、リップの前にティント（18）を仕込んでおくと、マスクを外したときに味気ない顔になりません。メイクを終えたら、仕上げにメイクキープスプレー（08）も必ず！」

内側からのケアも旅には大切

01マイトレックス リバイブ ミニ 02エスト リキッドサプリメント＋ 03山田養蜂場 プロポリスリッチスプレー 04リブアクティブ ドクターズサプリ ビタミンA＋C,E

「首や肩がこりやすく、飛行機や新幹線に乗ると、その痛みから具合が悪くなってしまうことも。そのため、常にマッサージガン（01）を持ち歩き、気づいたら当てるようにしています。ハンディサイズで持っていても手が疲れにくいところもいいんです。歩き疲れた脚のむくみや疲れ取りにも役立ちます。出張先では会食なども多いので、いつもはあまりとらないサプリメント（04）で栄養を補うように。講演会などで交感神経優位になり、入眠しにくいときもあるので、エストのドリンクサプリ（02）を服用して、血流をよくすることもあります。プロポリススプレー（03）は感染症予防やのどの調子が悪いときのために、必ずポーチの中に」

ヘアケアはいつものもののミニサイズを

01モイ オイル レディアブソリュート 02バイタリズム スカルプシャンプー・03同スカルプコンディショナー・04同ボディソープ ※3本組トラベルセット

「私の勤務しているクリニックが監修したバイタリズムのヘアケア類（02・03）を、ここ10年くらい愛用しています。ちょうど開発中だったころに一人目を妊娠中だったのですが、地肌の乾燥に特化したこのシャンプーのおかげで、あまり抜け毛に悩まされることもなく、ここまで健康なヘアを保つことができています。朝のスタイリングは、モイのマルチオイル（01）を活用。乾燥が気になるときのケアにも使えますし、本当に万能なので、旅先に持って行くのに適任です」

俳優 笹本玲奈さん

1985年生まれ、千葉県出身。1998年ミュージカル『ピーターパン』の5代目主演でデビュー。その後数々の作品で主要な役を担い、2007年に菊田一夫演劇賞、2008年に読売演劇大賞優秀女優賞及び杉村春子賞を受賞。8月より舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にてハーマイオニー・グレンジャー役で出演予定。一児の母でもある。

地方公演なども多く、長いときは半月ほどホテル滞在することもあるという笹本さん。長期滞在となると、コスメはもちろん、寝具などもすべて使い慣れたものを持ち込み、自分にベストな環境をつくって肌や体調を整えるといいます。「現地で足りないものがあると不安になってしまうため、あれやこれやとついつい荷物が増えてしまって。キャリーだと運びきれない量になるので、事前に送ってしまうことが多いですね。家族で海外に行くときも、あまりに私の荷物が多く、重量オーバーになってしまうことも（笑）。特にいつも以上にアイテムが増えるのは、紫外線や乾燥対策のためのスキンケア系。肌が薄く白いため、赤くなりがちと思われますが、すぐに黒くなってしまうため、日焼け止めや鎮静コスメに加え、皮膚科で処方される飲み薬などもプラス。また、乾燥対策のシートマスクは、機内用も含めて何十枚も持参します。さらに、最近抜け毛が気になるので、ヘアケアグッズはかなり多め。旅先でも頭皮ケアをサボらないようにしています！」

とにかく乾燥対策に重点を置いたスキンケア

ポーチは友人からプレゼントされたネーム入り。01ミーファ フレグランスUVスプレー シェリーサボン 02ドゥ・ラ・メール ザ･モイスチャライジング ソフト クリーム 03ロート製薬 ヘリオホワイトR 04マツキヨ ウイルス除去 ウエットティシュー 05スキンアクア トーンアップUVエッセンス ラベンダー 06ヴィクトリアシークレット ボディローション ココナッツグラニタ 07アルージェ モイスチャーフォーム 08コスメデコルテ イドラクラリティ マイクロエッセンス クレンジングエマルジョン 09CNP化粧品 ミューツェナーアンプルミスト

「家族でハワイに行きたいなと考えていて、このラインナップはそういった日差しの強い場所に行くときを想定。日焼けはしたくないのですが、リゾートでは帽子や日傘をなるべく使いたくないという矛盾した私流のこだわりがあり、その分日焼け止めを頻繁に塗り直すことで対策しています。特に気になる顔は、朝はメイク前にUV下地をしっかり塗ったら、その後30分ごとにスプレータイプ（01）を吹き付けてケア。このUVスプレーは、使い勝手もいいし、香りもすごくよくて、本当に優秀！ あまりに便利過ぎて、昨年一年間で5本も使い切ってしまったほどです。ボディの日焼け止めは、トーンアップできるタイプ（05）をチョイス。水分が多いのでのびがよく、塗ったあとに肌がみずみずしくうるおう感じが気に入っています。皮膚が薄く、ひどい乾燥肌なので、基本的にアイテム選びは保湿に特化したものが多め。思い立ったらすぐに使えるミスト状化粧水（09）やボディローション（06）などもボトルごとポーチに入れて連れて行きます」

ノベルティでもらったディオールのポーチは、厚みがあるので、取扱注意のガラスボトルなどを入れるのにも重宝。01タカミスキンピールR 02リサージ アイメイクアップリムーバー 03ディオール カプチュール トータル セル ENGY スーパー セラム 04ミス ディオール ブルーミング ブーケ 05ミス ディオール ハンド ジェル 06アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル ペーパーマスク N 07ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク 08京都のプレミアムルルルン舞妓肌マスク

「旅先でも、舞台後も、肌を調子よく保つために心がけているのは、できるだけ早くメイクを落とすこと。そして、肌に入念に水分を入れていくことの2点。まずはメイクを（02）と上のネーム入りポーチの（07）で落としたら、スキンピール（01）で角質をオフ。すかさずスプレー化粧水（上のネーム入りポーチの09）を導入代わりにひと吹きしてから、シートマスク（06～08）でたっぷり保湿します。普段は週2回くらいしか使いませんが、公演先や旅先では朝晩必ずシートマスクをすることで、カサつきやゆらぎを防ぐように。ディオールのセラム（03）は、使わないと毛穴が開いてくる感じがするので、もう数年継続して使用中。以前はあまりアンチエイジングを意識しませんでしたが、加齢による肌の衰えを感じるので、ハリ感を上げるクリーム（上のネーム入りポーチの02）を使ってしっかりとフタをすることも忘れずに」

リゾートでは輝きのある開放的なメイクを！

01ヒンス ニューデップスアイシャドウパレット 05 02エムアイエムシー モイスチュアシルク 03ドゥ・ラ・メール ザ・リップ バーム 04イヴ・サンローラン・ボーテ アンクル ド ポー ルクッションN 25 05OPI インフィニット シャイン ISL-L87 マラガ ワイン 06ジルスチュアート ミラー 07ナーズ ブラッシュ 4013N 08ナーズ ハードワイヤードアイシャドー 5339・09同 5338 10シャネル オンブル エサンシエル 99 11資生堂 アイラッシュカーラー 213 12ディオール スノー UVシールド トーンアップ 50+ 13熊野筆のブラシ 14シャネル スティロ スルスィル ウォータープルーフ 804 15シャネル ルージュ ココ フラッシュ 90 16シャネル ルージュ ココ ボーム 918 17ディオール アディクト リップスティック 1947 ミスディオール 18ディディオン リキッド グリッター 03 19シュウ ウエムラ ルージュ アンリミテッド ラッカーシャイン ジンジャー フラッシュ 20近江兄弟社 メンターム薬用スティック 21クレ・ド・ポー ボーテ コレクチュールエクラプールレジュー LO 22ナーズ ベルベットマットリップペンシル 23ルミアグラス スキルレスライナー 02 24ケイト レアフィットジェルペンシルN BR-1 25キスミー ヒロインメイク マイクロマスカラ アドバンストフィルム 01 26ルナソル トリートメントマスカラベースＮ 27スナイデル ビューティ カールアップ マスカラ EX01

「舞台のお仕事のときは、いつもセルフメイク。映像のときも、できる限り自分でメイクをするようにしています。そのため、これくらいの量のアイテムを常にポーチの中に。オフの旅行のときも、もちろん同じものを持って行きます。基本のケア後に、まずは肌をトーンアップしてくれるディオール スノーの日焼け止め（12）をのばし、その上からクッションファンデ（04）を薄く重ねます。こめかみのあたりの血管の浮きが気になるときは、コンシーラーをプラスすることもあります。そのあと、空気中のほこりなどから肌を守ってくれるパウダー（02）で、顔全体をカバー。お粉をはたくと、すごくマットになったり乾燥感が出てしまいがちですが、このパウダーはしっかり肌に付くのに、絶妙なツヤ感も出て優秀！ 舞台メイクのときも役立っています。リゾート特有のコスメといえば、パールやラメ入りのチークやアイカラー。特にヒンスのパレット（01）は、普段あまり挑戦できないきらびやかな目元を演出してくれるので、最近の旅ポーチにはマスト」

頭皮のコリをほぐすグッズが充実！

01アレクサンドル ドゥ パリ ヘアクリップ 02プルゥト マルチオイル 03ウテナ マトメージュ まとめ髪スティック スーパーホールド 04エトヴォス リラクシングマッサージブラシ 05アッカカッパ ニューマティック ブリストル ヘアブラシ no・951 06ナンバースリーヒュウケア スカルプセラム 07エレクトロン デンキバリブラシ

「とにかく頭皮がこりやすく、それが頭痛や肩こりに繋がってしまうのが悩み。抜け毛も多いため、頭のケアグッズは欠かせません。浴室内ではシャンプーしながらマッサージブラシ（04）で頭皮をよくほぐし、タオルドライ後に美容院の頭皮美容液（06）で保湿。毛先のケアやスタイリングには、しっとりとツヤが出るオイル（02）を使っています。そして、なにより頼りにしているのがデンキバリブラシ（07）。少し考え事をするとすぐに頭が痛くなってしまうので、さっと取り出せるところに入れて、稽古中なども頭に当てるように。常にほぐしていないと頭皮がカチコチになってしまうため、稽古中にマッサージブラシ（04）との二刀流をしていることもあるほどです（笑）。また、君島十和子さん式にブラシ（05）で髪を下から上に向かってブラッシングするのも有効。アレクサンドル ドゥ パリのクリップ（01）は昔から大好きで、パリに行くたびに買い集めているもの。丈夫で壊れにくく、私の多い髪もしっかりとまるし、なにより着けることで気分がアガるとびきりの可愛さがお気に入りです！」

※紹介しているものはすべて私物です。現在販売していない製品もございますので、ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。

撮影／山下忠之 取材・文／栗田瑞穂 構成／福島美歩（MAQUIA ONLINE）