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手作りグッズで対策! 子どもの「おもらし&嘔吐」の処理方法

  • 2015.12.3
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【ママからのご相談】

子どもがついにオムツを卒業したのですが、オネショなどが心配です。布団はあまり乾かないので、簡単に洗うことができません。どうにか汚れを簡単に処理できる方法はないでしょうか?

●A. 汚れキレイにする道具&方法さえ知っていれば大丈夫です!

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

秋も深まりこれから冬へと向かう季節。汚れ物の多さも元気によく育っている証拠! 戦う準備をしておけば、きっとママの味方になってくれるはず。

それでは、育児中の困った汚れの処理方法をご紹介します。

●子どもの“おもらし”と戦う3点セット

・雑巾(水分吸収用。床をふきます)

・クエン酸スプレー(黄ばみやにおいの緩和に役立ちます)

・ウンチ取り用のぼろ布類(古布やおしりふき。そのままトイレに流せるおしりふきやトイレットペーパーも便利です)

【作り方】

水200ccにクエン酸(ドラッグストアなどにあります)小さじ1をとかします。これをスプレー容器に入れておきましょう。ない場合は酢水を用意します。穀物酢1:水1の割合です(お酢の匂いが多少残りますが効果は同じです)。

この3つを常備しておきましょう。1つにまとめ、いざというとき出動させます。オシッコのときは雑巾ですぐに拭き取り、クエン酸スプレーでもう一度きれいなもので拭き取ります。ウンチのときは、トイレットペーパーなどで拭き取り、水ぶき、クエン酸スプレー、水ぶきです。

●布団へのおもらし

a……最初におねしょ布団の裏にタオルをひき、水でぬらし固く絞ったタオルで、オシッコの水分を上からたたき出しぬぐいます。ある程度の水分がなくなるまで続けましょう

b……クエン酸スプレーをおねしょの部分にスプレーします

c……乾いたタオルでスプレーしたところをもう一度たたき、拭います

d……最後は天日に干して乾かします

●すぐに対処できないとき

汚れた部分に重曹をたっぷり振りかけておきましょう。手で塊をとり、掃除機で残りの重曹を吸い取ります。あとは上記のとおりです。外に干せない場合は布団乾燥機やエアコンの力も借りましょう。

敷布団、おねしょシーツ、バスタオルの順にひく、それでもダメなら防水できるピクニックシートを敷くなどその子に合わせた対策もぜひ実践してみてくださいね。

布団クリーニングもありますので、対処できないときは利用するのもひとつの方法です。

●吐しゃ物対処の3点セット

嘔吐(おうと)のときに用意しておきたいのは、

・使い捨て手袋

・消毒用アルコール

・布用除菌スプレー

の3点です。処理するときは感染防止に必ず手袋を。

●じゅうたんに吐いてしまった場合

吐しゃ物、水分をぼろ布や雑巾、ペーパーなどで拭き取ります。拭き取ったものは感染を防ぐため必ず袋に入れ縛って外に捨てましょう。汚れを取り除ききれいになったあと、重曹を振りかけておきます。乾いたら掃除機で吸い込み、中性洗剤で叩き洗い。最後に、除菌消臭スプレーをかけておきます。

●畳の場合

畳の場合は、重曹を吸い込んだあと、固く絞った雑巾で何度も拭きとり、最後に消毒用アルコールでもう一度吹いておきます。

吐しゃ物で汚れた服も、汚れを拭き取ります。拭き取ったものも、前述どおり菌やウィルスが飛び散らないように処理を。すぐに洗濯してしまいましょう。洗濯するとき、漂白剤を入れておくとなお安心です。

●ノロウィルス感染の吐しゃ物の場合

ノロウィルスに感染した場合、消毒用アルコールや除菌スプレーではなく、次亜塩素酸ナトリウム溶液(塩素濃度200ppm)で消毒しましょう。次亜塩素酸ナトリウムは、台所にある漂白剤や哺乳瓶消毒液を希釈して作ります。漂白剤なら*水5リットルに対し、キャップ5杯。哺乳瓶消毒液であれば*溶液20mLに対し水980mLの割合で作ることができます。

病気も粗相も成長の証。頑張っていきましょう。

【参考リンク】

・次亜塩素酸ナトリウムを含む花王の塩素系漂白剤について教えて | 花王株式会社(http://www.kao.com/jp/soudan/topics/topics_083.html)

●ライター/*SARASA*(ママライター)

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