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あなたはウェス・アンダーソンが描いた、どのヒロインになってみる?【PART1】

  • 2015.12.1
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Photo: InDigital

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モード界にも多くのファンを持ち、影響を与えている映画監督のウェス・アンダーソン。彼の魅力はカラフル&キッチュな独自の世界観だ。そんなユーモアあふれる彼の映画にインスパイアされたスタイルが秋冬コレクションに続々と登場。今季はウェス・アンダーソンの作品に出てくるヒロインたちを参考に、少しレトロ&ノスタルジックなスタイリングで決めてみて。

グッチ マーゴ・テネンバウムのようにリュクス&ラフを兼ね備える。

まるでウェス・アンダーソンの映画を観ているかのようなキッチュなコレクションを発表したGUCCI(グッチ)。リュクス感あふれるファーコートをラフに羽織り、ファー付きスリッパを履く姿はまるで映画「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のマーゴ・テネンバウムズのよう。リュクス&ラフといったミスマッチなスタイリングで、今季らしいレトロなスタイルを着こなしてみて。

2001年 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』

ウェス・アンダーソンの映画の中で1、2を争うほど多くのファンを持つ、映画「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」。元"天才ファミリー"として、注目を浴びていたテネンバウム家。それぞれの個性がぶつかり合い、家族崩壊してから20年後、主演のジーン・ハックマンが務める父親のロイヤル・テネンバウムが家族再構成の計画を企むというコメディタッチの映画だ。画像に写っているのはテネンバウム家の3人兄弟の二人、マーゴとリッチー。Gwyneth Paltrow and Luke Wilson, 2001 : THE ROYAL TENENBAUMS, Gwyneth Paltrow, Luke Wilson, 2001. (c) Buena Vista Pictures/Courtesy Everett Collection

ラコステ リッチー・テネンバウムのようにラグジュアリー感漂う、冬のスポーティスタイルに。

「ウィンターテニス」をテーマに掲げ、冬のスポーティスタイルを提案したLACOSTE(ラコステ)。デザイナーのフェリペ・バティスタはボルジョアとストリートを融合させたコレクションだと語っている。その中でも最も注目したいのが、この上下スウェットのルック。映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』を観た人にはリッチー・テネンバウムがすぐ頭に浮かんだはず。着心地抜群のスウェットのセットアップの上からリュクスなファーコートを羽織り、頭にはヘッドバンドを一見ミスマッチのようでそうじゃない、独特な今季らしいスポーティスタイルを生み出した。

2012年 『ムーンライズ・キングダム』

アメリカのニューイングランド沖に浮かぶ小さな島に住んでいる12歳の少年少女が恋に落ち、駆け落ちを試みた。そんな二人に振り回される大人たちをユーモラスに演出し、1960年代のレトロなヴィジュアルで描かれているのが映画「ムーンライズ・キングダム」。12歳の純愛ストーリーをウェスカラーに染め、少し皮肉でチャーミングにしたストーリーだ。画像はヒロインの少女、スージー・ビショップ。Kara Hayward, 2012 : MOONRISE KINGDOM, Kara Hayward, 2012. ゥFocus Features/Courtesy Everett Collection

ミュウミュウ スージー・ビショップのように、ミニドレスで元気いっぱいなレトロガールに。

秋冬のMIU MIU(ミュウミュウ)は、レトロでガーリーなシルエットをフレッシュな配色で仕上げた。黄色みがかかったブラウンのミニドレスを着たモデルから思い浮かんだのが、映画「ムーンライズ・キングダム」のヒロイン、スージ・ビショップ。カラフルで可憐な小物が、さらにキュートなムードを盛り上げる。今季はミニドレスで脚を見せて、ヘルシールックを着こなしてみて。

参照元:VOGUE JAPAN

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