わが子の手術。親子それぞれの受け止め方『娘が「そけいヘルニア」で手術した話』

わが子の手術を経験した人はどのくらいいるのでしょうか。誰もが同じように終わるまでの間、不安で堪らなかったことでしょう。また、目を覚ました瞬間の安堵感は想像の域を超えるものかもしれません。今回ご紹介する作品はそんな、我が子の手術を経験した丸田マノ(まるたまの母)(@marutama_mama)さんがインスタグラムで掲載した連載漫画です。親子で乗り越える様子が丁寧に描かれている『娘が「そけいヘルニア」で手術した話』をご紹介します。どうぞご覧ください。

謎の「ぽっこり」はそけいヘルニア？

丸田マノ(まるたまの母)さんはある日、長女まるちゃんの下腹部に謎の「ぽっこり」があることに気が付きます。数か月たち、それがおなかに力を入れたときに現れる症状だと気づき調べると「そけいヘルニア」の可能性があることを知ります。

後日受診した病院で「そけいヘルニア」であると診断され、すぐに手術の日程を決めることになります…。丸田マノ(まるたまの母)さんは不安を隠すことができません…。

いよいよ手術。親子それぞれの乗り越え方

まるちゃんの手術に対する受け止め方がとても印象的ですね。病名や手術を知らないなりに、不安や恐怖と葛藤する姿は子どもながらの理解力に脱帽します。きっと大人が思っているよりずっと子どもは繊細で、感受性が豊かなのでしょう。

手術当日、丸田マノ(まるたまの母)さんは笑顔で見送りますが、その心情を考えるととても冷静ではいられないでしょう…。手術室へと運ばれるわが子を見送る丸田マノ(まるたまの母)さん。きっと不安で押しつぶされそうだったのではないでしょうか。

親子それぞれ、手術という一大事に向き合っていく姿がとても印象的ですね。わが子が手術を受ける可能性は誰にでもあります。そのとき丸田マノ(まるたまの母)さんとまるちゃんの姿はとても参考なりますね。

手術を終えたわが子の姿に胸がつまる…

丸田マノ(まるたまの母)さんは、麻酔で寝ているまるちゃんの姿にショックを受けたといいます。実際にわが子のすすり泣く姿をみたらきっと胸が張り裂けるような思いになるでしょう…。

一番怖いと思った瞬間にそばにいれなかった悔いや、麻酔から目覚めてくれるかという不安。さまざまなネガティブな感情を丸田マノ(まるたまの母)さんは耐え抜きました。

誰でもわが子の異変や手術には不安を覚えたり、自分を責めたりしてしまうでしょう。異変を感じたら早期の受診を心がけましょう。そしてどうか、わが子を信じ、自分を責めすぎたりしないでください、わが子の笑顔は皆さんの笑顔があってこそなのですから。

著者：ゆずプー