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もしや乳がん? 「胸のしこり」に気づいたらチェックすべき病気3つ

  • 2015.11.27
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【ママからのご相談】

先日、入浴中に体を洗っていると、胸にしこりのようなものがあることに気づきました。「もしかしたら乳がんかも……」と思いつつ、まだ病院には行っていません。がん以外にも他の病気はあるのでしょうか?

●A. 胸のしこりの原因は、がん以外にもあります。しかし、まずは乳腺外来へ行きましょう。

こんにちは、ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。

胸にしこりがあると、かなり気になってしまいますよね。最近では、北斗晶さんのことでも話題になりましたし、検診にいく女性が増えているようです。筆者自身も良性のしこりが数年ほど前からあります。

今回は、婦人科の先生に話を聞いてきましたのでご紹介いたします。

●“胸のしこり”で考えられる病気3つ

●(1)乳がん

まず胸のしこりで思い当たるのは“乳がん”ですよね。

最近では、食習慣の変化や出産・授乳経験が少ないことなどが関係してか、20〜30代でも見られるようになっています。予防にはこまめに自分で触診することと、年1回の検診が大切です。

先生いわく、乳がんのポイントとしては、

・乳房にしこりがある(かたく動かない)

・乳頭より血や分泌物がある(授乳中は除く)

・左右の乳房の大きさが極端に違う、またはどちらかがひきつっている

・家族や親戚に乳がんになった人がいる

・出産、授乳経験がない

・ホルモン補充療法を受けたことがある

などだそうです。上記に当てはまる人は、病院でただちに検査、検診に行くのが良いでしょう。

●(2)乳腺症

乳房に痛みを伴い、固いしこりができる病気です。先生によると、生理前後で痛みが変化するのが特徴のようです。生理的変化の一部ということで病気として扱われないこともあるそうですが、症状ががんと似ていることもあるため、当てはまる場合はすぐに病院へ行きましょう。

●(3)乳腺線維腺腫

思春期〜20代の比較的若い世代にできるのが乳腺線維腺腫です。筆者のしこりはこれにあたり、いわゆる良性のしこりです。触るとコロコロと動き、痛みも何も伴わないのが特徴です。

悪性に変わることはまずないとのことですが、極端に大きくなる場合などは手術で取ってしまう方が良いそうです。

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胸のしこりといっても、一概に「乳がんかも!」と恐れる必要はありません。しかし、自己判断は危険ですので、しこりが見つかった場合はすぐに乳腺科などがある病院で診てもらうようにしましょう。そして、大きなしこりができるまでに、年に1回は必ず健康診断を受けるようにしましょう。

●ライター/momo(ママライター、元モデル)

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