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アカデミー賞受賞作品で振り返る!ディズニーアニメーションの歴史

  • 2023.3.9
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2023年3月12日(米国時間)に開催される第95回アカデミー賞。

その第95回アカデミー賞で、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、ディズニープラスで独占配信中の『私ときどきレッサーパンダ』を含め合計22のノミネートを獲得しています。

今回は、アカデミー賞にちなみ、アカデミー賞アニメーション部門を盛り上げてきたディズニー作品をその受賞歴とともに振り返ります☆

 

ディズニープラス「アカデミー賞受賞作品」

 

 

映画の祭典アカデミー賞。

2023年3月12日(米国時間)に開催される第95回アカデミー賞で、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、映画芸術科学アカデミーから合計22のノミネートを獲得。

また長編アニメ映画賞には、ディズニープラスで独占配信中の『私ときどきレッサーパンダ』がノミネートされています。

アニメに限らず、実写、CGなど撮影技術の進化にあわせ、時代を超えて愛され続ける物語を送り続けているウォルト・ディズニー・カンパニー。

今回は、そのアニメーションの歴史をアカデミー賞の受賞歴にあわせて振り返ります☆

 

短編アニメーション『花と木』

 

 

受賞:アカデミー賞 短編アニメ映画賞

 

短編アニメ賞は、1932年の第5回アカデミー賞から始まりました。

その第5回アカデミー賞ではシリー・シンフォニーシリーズ『花と木』が受賞。

『花と木』は、3色式テクニカラーによる世界初のカラー映画でした。

春になり、花やキノコ、森の木々は活気づく。

そんな中で美しい木の男女は互いに恋をして、音楽を森の生き物や花たちと美しい音楽を奏でていきます。

そこに現れる醜い枯れ木とのストーリー。

美しい音楽と、いま見ても色鮮やかなカラー映像が魅力の作品です。

翌1933年、第6回アカデミー賞では『三匹の子ぶた』が短編アニメ賞を受賞しています。

 

長編アニメーション『白雪姫』

 

 

受賞:アカデミー賞 特別賞

 

1937年に公開された、世界初の長編アニメーション映画として知られる『白雪姫』

初めてのディズニープリンセスを生み出した往年の名作です。

また『白雪姫』には『いつか王子様が』『ハイ・ホー』をはじめとした名曲が数多く登場。

 

 

まさにアニメーションの歴史を新たに作り出した作品となっています。

そんな『白雪姫』は、映画芸術と科学への貢献が評価され、第11回アカデミー賞で特別賞(現在の名誉賞)を受賞しています☆

 

『メリー・ポピンズ』

 

 

受賞:アカデミー賞 作曲賞、編集賞、視覚効果賞、歌曲賞、主演女優賞

 

1964年に公開された『メリー・ポピンズ』は、P・L・トラヴァースの著書「メアリー・ポピンズ」シリーズを基にした実写アニメーション映画です。

アカデミー賞では、作品賞を含む最多13部門にノミネートされ、編集賞、作曲賞、視覚効果賞、『チム・チム・チェリー』の歌曲賞、

 

 

ジュリー・アンドリュースさんの主演女優賞の5部門を受賞。

アニメと実写の融合という技術の進化が高く評価されました。

そして2018年に54年ぶりの続編となる『メリー・ポピンズ リターンズ』も公開され、Disney+(ディズニープラス)で同じく配信中です。

 

『ティン・トイ』

 

 

受賞:アカデミー賞 短編アニメ映画賞

 

1988年に公開されたピクサー・アニメーション・スタジオの『ティン・トイ(Tin Toy)』

『ティン・トイ』は、第61回短編アニメ映画賞を受賞した作品です。

後の長編映画『トイ・ストーリー』の原型となった作品としても知られています。

第59回アカデミー賞で、CG映画としては初めてアカデミー賞にノミネートされた『ルクソーJr』に続き、CGによるアニメ映画の可能性が示されました。

 

『リトル・マーメイド』

 

 

受賞:アカデミー賞 作曲賞・歌曲賞

 

1989年に公開された、ディズニーアニメーション映画『リトル・マーメイド』

世界中で愛され続ける、マーメイドのディズニープリンセス「アリエル」が主人公のミュージカル・ファンタジーです。

 

 

主題歌『アンダー・ザ・シー』が第62回アカデミー歌曲賞を受賞し、また巨匠アラン・メンケンさんがアカデミー作曲賞を受賞。

第64回『美女と野獣』、第65回『アラジン』、第67回『ライオン・キング』、第68回『ポカホンタス』に続く、歌曲賞、作曲賞の受賞となります。

そして2023年6月9日には、実写『リトル・マーメイド』も公開予定です。

 

『ファインディング・ニモ』

 

 

受賞:アカデミー賞 長編アニメ映画賞

 

2003年に公開されたディズニー&ピクサー映画『ファインディング・ニモ』

カクレクマノミの「マーリン」が、ナンヨウハギの「ドリー」と一緒に、人間に捕まってしまった息子の「ニモ」を捜す旅に出るフルCGの長編アニメ作品です。

 

 

アカデミー賞長編アニメ映画賞は、『モンスターズ・インク』がノミネートされた第74回からスタートし、第76回目で『ファインディング・ニモ』がアカデミー賞長編アニメ映画賞を初受賞しました。

これ以降、翌2004年の『Mr.インクレディブル』など数多くの長編アニメ映画賞受賞に続いていきます。

 

第95回アカデミー賞 長編アニメ映画賞ノミネート『私ときどきレッサーパンダ』

 

 

2023年3月12日に発表される第95回アカデミー賞長編アニメ映画賞には、ディズニープラスで独占配信中の『私ときどきレッサーパンダ』がノミネート。

『Bao』でアジア系女性で初めて第91回アカデミー短編アニメ映画賞を受賞したドミー・シーさんが監督を務めています。

伝統を重んじる家庭に生まれ、両親を敬い、親の期待に応えようと頑張るティーンエイジャーの少女メイが、ある日突然レッサーパンダに変身する体になってしまうストーリーです。

 

 

ディズニー&ピクサー作品が長編アニメ映画賞にノミネートされるのは6年連続、受賞すれば、12本目の作品となります。

ウォルト・ディズニー・カンパニー配給作品として、第92回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞作品『トイ・ストーリー4』から4年連続受賞となるか注目です☆

 

アニメーション作品に対する世界最古の映画賞といわれるアカデミー賞。

時代を超えて愛され続ける物語は、撮影技術の進化にあわせ評価されてきました。

今回紹介した作品をはじめ、アカデミー賞を受賞したディズニー、ディズニー&ピクサー作品はDisney+(ディズニープラス)で配信中です☆

©Disney

©Disney/Pixar

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