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コム デ ギャルソン・コム デ ギャルソン 2016年春夏コレクション - 軽量感が導く朗らかな春

  • 2015.11.23
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コム デ ギャルソン・コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS COMME des GARÇONS)の2016年春夏コレクションが発表された。

コレクションは、ジャケットまたはコートスタイルから始まる。黒やネイビーといった落ち着いた色選びで、クラシックな雰囲気を醸し出しているが、よく見ると遊び心が散りばめられている。

ジャケットは、バックスタイルにキャザーを配したり、ショート丈に設定したりして、少女性を追求。ラペル部分は、立ち上がるほどに立体的に、またセーラーカラーのようにビックサイズに…とユニークな仕掛けをしているものが多く、花やリボンなどの刺繍、ベルベットリボンなどを自由な発想で組み合わせて、デコレーションを施している。合わせたのは、アシンメトリーにカッティングしたパンツやギャザーを寄せたエプロン型スカート、布地を2枚重ねたパンツなど、肌と服地との間に距離を持たせ“揺れる”ように設計されたボトムス。

素材は、春夏シーズンらしく薄く軽いものがメイン。驚くほどに薄手のポリエステルや肌が透けてしまうエステルベルベットなどを使用している。そんな軽量な生地は、何枚も重ね合わせてフリルにし、袖口や襟元に華やぎを添えている。

ラストにかけては麻が主役に。脇下や首元にカッティングを施し(ときに折り込んで)袖や襟を作りだした、大胆なシルエットのワンピースが目を引く。ジャケットには、ホワイトレザーの花パッチを飾って。裁ちっぱなしの裾やシワ加工が、刹那的なムードを届けてくれた。重厚感のあるスタートダッシュであったが、コレクションの終わりは優しく穏やかであった。