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愛情注いで健康管理! 夫に喜ばれる“お弁当作り”のコツ

  • 2015.11.20
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【ママからのご相談】

夫にお弁当を持たせようと思っています。昼食代を少しでも安く済ませたいと思うからなのですが、夫がいい顔をしません。協力してほしいのですが、わかってもらうにはどうすればいいですか。

●A. 食べやすくして、おかずの数や見た目にも気づかってあげましょう。

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているフリーライターの桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

私も結婚してからずっと夫に頼まれてお弁当を作っています。でも、毎日のお弁当づくりのおかげで、料理のレパートリーが増えただけでなく、工夫の仕方や夫の健康管理もできるようになりました。

相談者様は“節約のため”と思っていらっしゃるようですが、意外にお弁当を持たせることで愛情表現ができたり、ご主人の健康管理ができるようにもなるのです。最初はご主人も嫌がるかもしれませんが、ふたを開けるときの楽しみを知ったらやめられなくなりますよ!

●食べやすさ&おかずの数を意識!

ふたを開けたときの楽しみは、おかずの数や見た目、食べやすさにあると思います。ですから、その点は工夫が必要です。ピックを使って食べやすくするとか、野菜を多めに使って彩りを出すというのも大事な点です。

彩りは、色で分けるとわかりやすいと思いますので、下記を参考にしてみてください。

・赤:にんじん・トマト・パプリカ(赤)・鮭

・黄:たまご・カボチャ・とうもろこし・パプリカ(黄)

・緑:ほうれん草・アスパラ・ブロッコリー・パセリ

・茶:しいたけ・ちくわ・肉

・黒:のり・黒ごま・ひじき

おかずの数は、お弁当箱の大きさにもよりますが、3~5種類程度入っていると、うれしく感じるようです。でも、朝からそんなに作っているヒマはないのが現状ですので、夕食用に作ったおかずを少しお弁当用に取っておくといいでしょう。また、そのままじゃ飽きがくると思った場合はそのおかずをアレンジしてもいいですよね。

・かぼちゃの煮付け→肉巻きかぼちゃ

・ゆでブロッコリー→ココットやサラダ

・ポテトサラダ→コロッケ

こんな感じにすると、夕食の残りだということがバレないだけでなく、かなりの確率で喜んでもらえます。

私は、おかずメニューや下ごしらえを夜のうちにしてしまいます。そうすれば、朝はご飯を詰めて、あとは肉やたまごを焼いて詰めるだけで済みます。朝の忙しいときにメニューに悩まなくなり、段取りがスムーズにいきます。

●栄養面にも気を配って

お昼ご飯は、午後の仕事の活力となる大事な食事です。だからこそ、おいしくて栄養のあるお弁当が必要です。

使う野菜の数を多くしたり、肉中心のお弁当でも生野菜をプラスしたりするだけでかなり違ってきます。それから、ひじきの煮付けや煮物、きんぴらごぼうなどのちょっとあると助かるおかずは、できるだけたくさん作るようにして、市販の冷凍食品などを使わないようにするのも大切です。

お弁当の作り始めは、どうしてもそういったものに頼りがちになってしまうと思います。でも、栄養のことを考えて1~2品だけに留め、後は手作りするようにしましょう。

あるときから、私はお弁当に冷凍食品を使っていません。というのも、私が出産のため家を空けていたとき、夫が市販のおかずや冷凍食品を食べていたようで、その年の健康診断が驚くべき結果でした。血圧・肝臓・脂質など引っかかったことがない項目に問題アリ。それで食生活が大きく関わっていたと感じ、冷凍食品などを使わないようにしてきたのです。今は引っかかるものがかなり減り、体調も良くなっています。

●変わり種お弁当もアリ

時には、そぼろを作って三色弁当にしたり、丼もの(カツ丼や親子丼)にしたりすると喜ばれます。焼きそばなどの麺類でもいいですね。汁気が多いともれ出てくる可能性が高くなりますので、煮詰めてもいいですし、タレを別の小さめなパックに入れれば食べるときにかけることができて便利です。

変わり種のお弁当を持たせると、作る側も楽ですし食べる側も違った楽しみを味わうことができますので喜ばれます。

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お弁当作りは大変だと思います。でも、その分ご主人の健康管理もできますし、金銭的な節約にも料理を上達させることもできるので、とてもいいことだと思います。基本は楽しんで作ることです。

最初にどんなお弁当を持たせることになるかをプレゼンしてもいいですよね。実際に持っていくことになるお弁当を自宅で見せれば、納得してくれやすくなると思います。ご相談ありがとうございました。

【参考リンク】

・食事療法のすすめ方 | 東京都病院経営本部(http://www.byouin.metro.tokyo.jp/eiyou/)

●ライター/桜井涼(フリーライター)

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