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生理用品のストレスを軽減。最大12時間装着できる国産使い捨て月経ディスク「MOLARA」

  • 2023.2.7
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女性の社会活躍支援に繋がるフェムテック製品を企画・製造販売するMONA companyは、使い捨てタイプの月経ディスク「MOLARA(モララ)」を2月10日(金)10時より自社通販サイトにて販売する。

同製品は、医薬品医療機器総合機構PMDA届出済みの一般医療機器であり、2023年1月末時点では初となる国産の使い捨て月経ディスクだ。

最大12時間の装着が可能

同製品は、エラストマーとポリエチレンによる2素材でできた生理用品。約65mmのリングに薄いフィルムがカップ状にくっついており、リングを恥骨に引っ掛けて固定し、フィルム部分で経血を受け止める。

同製品の吸収量は59ml。タンポンの5ml~9ml、月経カップの15ml~50mlに比べて多い。また、トイレなどで上体を倒しグッといきむと経血だけが押し出される“オートダンプ”が可能なため、量の多い日にも最大12時間の装着ができる。ただし、オートダンプには個人差があり、製品の付帯機能ではないとのこと。

不快感軽減、衛生的などの特徴も

同製品は、膣内よりも奥の子宮口に挿入するため、ムレやかゆみ、臭いを軽減でき、装着中の不快を感じづらいという。5gと軽いため持ち運びにも便利だ。

また、使用後は、経血だけをトイレなどに流し、本体は自治体の指示に沿ってゴミとして処分が可能。月経カップのように煮沸消毒などは不要で、手間がかからず衛生的だ。

さらに、膣内を塞がないため、性行為も可能とされている。インターネット調査によると生理中でも性行為をしたい女性は一定数存在するようで、同社代表・向井桃子氏は、そういった場面でも同製品は活躍すると考えている。しかし、感染症や妊娠のリスクが軽減されるものではないので注意を。

単品購入と定期便で展開、2月中旬よりAmazonでも

国産にこだわった同製品は、生理用品の市場がほぼ確立された業界において、生産を受けてくれる工場がなかなか見つからなかったという。営業活動開始から1年半が経った2021年にようやく工場が決まり、2022年10月に生産体制が整い、今回の販売開始に至る。

価格は、9個入りで6,435円(税込)。購入方法は単品購入と定期便の2つを選択でき、クレジット決済、Amazon Pay、NP後払いでの決済が可能だ。また、2月中旬よりAmazonでも取り扱い開始する。

日本にはまだ存在しない「月経ディスク」を作る

「新たな選択肢が人生を豊かにする」というミッションを掲げる同社。2児の母である向井氏は、2人目の出産時に病院から貰った大きなナプキンの不快感、初めて使用したオーガニックナプキンの使用感をきっかけに、体に良いものを追求しようと、海外の生理用品を取り寄せはじめた。

そこで、日本にはまだ存在しない「月経ディスク」に出会い、輸入が厳しいと気づいた向井氏は「自分が作るしかない」と決断。「月経ディスクで人生が豊かになる、きっかけになれば嬉しい」という思いのもと、挑戦を続けていく。

同製品は、初回予約ですでに500セットの注文があり、まずは5月に月間1,000セット(利用者数1,000人)の販売数を目標としている。

同製品が、生理用品の装着感や交換のストレスから解放してくれそうだ。

■月経ディスク「MOLARA」 個数:9個入り(1箱、1日2個使用した場合4.5日分) 価格:6,435円(税込) 医療機器番号:医療機器届出番号 23B3X10029000001 通販サイト:https://monacompany.jp/shop/ 「MOLARA」の使い方ガイド(YouTube):https://youtu.be/D7sQmYt8DnE

(Higuchi)

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