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ムダ遣いの可能性高し!? 育児ママが選ぶ「いらなかったベビーグッズ」集

  • 2015.11.18
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【ママからのご相談】

妊娠7か月、第1子出産を控えて、出産準備にベビーグッズをそろえようと考えています。赤ちゃんとの生活は初めてなので、育児雑誌だけでは本当に必要なものが見極められません。中には、「本当に必要なのかな?」と首をかしげてしまうグッズもあるような……。

あまり金銭的に裕福とは言えない状況ですので、できるだけ必要ないものは買いたくない反面、初めての出産に浮かれてついつい無駄遣いしてしまいそうな自分もいます。実際に子育てを始めてみて、必要なかったものってありますか?

●A. 出産準備は10万円が当たり前!? イラナイものに何万円もかけたくない!

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

かわいい赤ちゃんの誕生が楽しみですね。悩みながらも出産準備を楽しんでいたころを思い出し、ホクホクした気分になりました。必要ないものは買いたくないけど、赤ちゃんの誕生に喜ばずにはいられないママの気持ち、とてもよくわかります。

妊娠・出産情報サイト『コンビタウン』が出産前後のママたちに行ったアンケート調査では、出産準備にかかった金額の第1位が『5万~10万円(35%)』、次いで『5万円未満(22%)』『10万~15万円(19%)』だったとか。安いと感じるか高いと感じるかはご家庭によるでしょうが、「いらないものは買いたくない!」という思いはどのママにも共通しているはず。誰だって、使わないものに何万円もかけたくはないでしょう。

お子様にこれから先かかるお金も考慮すれば、スタート地点で無駄遣いのないよう、賢いママの第一歩を踏み出したいもの。今回は、現在育児中のママに聞いた“必要なかったベビーグッズ”についてまとめました。出産準備の参考にご一読ください。

●無駄遣いしたくない! 育児中のママが選ぶ“いらなかったベビーグッズ”とは?

●ベビーベッド・赤ちゃん布団

『私含めて、まわりにはベビーベッドを使わなかったママは多い。添い乳で寝落ちしてしまうことも多いし、赤ちゃんは結局ママと同じベッドで眠る。つかまり立ちができるようになった今、掃除機をかけるときにベビーベッドの中にいてもらうことはよくある。使用方法は違うけど、わが家のベビーベッドは最近になってようやく役立っています』(20代・第1子育児中のママ)

●ベビーバス・お風呂の温度計

『おふろグッズはほとんど必要なかった。ベビーバスはパパが湯船で洗ってくれたので使わなかった。温度計も、手を当てれば冷たいか熱いかくらいわかるので不要に。ベビーチェアも使わなかった。バスルームもあまり広くないし、かといって誰かにお下がりであげるのも気持ち悪いので、早々に処分してしまった』(30代・幼稚園児2人のママ)

●ミトン

『新生児用の肌着を買ったとき、同じ売り場にあった手袋(ミトン)も購入した。赤ちゃんが自分の爪で顔なんかを引っかかないようにするモノだろうけど、見事なまでに出番がないまま、赤ちゃんの時期を終えた。赤ちゃんって、よく自分の拳を口に入れてるし、つけてもべちゃべちゃになってたと思う。冬生まれだったし、ぬれた場所から冷たくなりそうで……』(30代・小学生を育児中のママ)

●哺乳瓶

『出産前には思いもしなかったけど、哺乳瓶は全く使わなかった。“赤ちゃん=哺乳瓶”なイメージがあったから、出産準備で真っ先に買ったのにな〜。母乳がよく出たから、本当に無駄な買い物だった。ついでに、外出先でミルクを作れるように水筒まで用意してた。今は、その水筒に旦那がコーヒー入れて出勤してます』(30代・2歳児育児中のママ)

●大量の新生児用オムツ

『「赤ちゃんが生まれる! いっぱい買わなきゃ!」と、張り切って大量に用意していた新生児用オムツ。確かに消耗品だけど、早々にサイズオーバーしてしまい使いきれなかった。当たり前だけど赤ちゃんって成長するから、そのスピードを観察しながら買い足すようにしなきゃと学んだ』(20代・小学生を育児中のママ)

●オムツ用のゴミ箱

『カートリッジの買い替えも面倒だし、結構大きくて部屋に置くと存在感もスゴイ。結局、フタつきのゴミ箱をベランダに置くようにしてみると、そっちの方が匂いや存在感に苛まれず快適だった』(30代・保育園児育児中のママ)

●ベビー枕

『中央がドーナツ型に凹んだ丸いベビー枕。よく吐き戻して汚すので、洗っている間はタオルを折り曲げたもので代用。洗い終わってベビー枕に戻すとまた吐いてタオルに交換。これを繰り返すうちに、使わなくなった。

どうせ寝返りを打たない間は固定しなくても動かないし、寝返りを覚えたら枕を放り投げて寝るようになる。使わないうちになくなって、なくなったことにもしばらく気付かないくらい使わなかった』(20代・第1子育児中のママ)

●クーファン・バウンサー

『わが家の場合、クーファンを使ったのは2か月くらいまで。わざわざ買ったから使った感じだった。なくても良かったと感じる』(30代・保育園児育児中のママ)

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いかがでしょうか? ママの生活スタイルや赤ちゃんのタイプによっては、哺乳瓶やオムツなど一見必需品に思えるものまで使わなかったケースもあるようです。

ちなみに私の経験では、マザーズバッグをほとんど使いませんでした。赤ちゃん(ベビーカー)+ベビーバッグとなると、結構な大荷物状態。普段のお出かけを思い返して、必要ないものは容赦なくバッグから消去していくと、結局いつものバッグに収まってしまったからです。

●ポイントは、“必要になってから買う”こと

もちろん、ここで紹介したベビーグッズについて、「わが家では大活躍したよ!」という方も大勢いらっしゃるでしょう。本当に使うか使わないかは、赤ちゃんとの生活をスタートしてみたいことには判断しにくいと思います。

買った後の後悔を回避するためには、以下のような対策があります。

・出産前の準備では、必要最低限のもの(肌着やカバーオール、オムツ・おしりふきなど)だけそろえる。

・ベビーバスやベビーベットなど、購入を迷うものはレンタルを利用する。

その上で、“必要になってから買う”ように心がけてください。

好みに合ったデザインや、アイデアに富んだアイテム……。赤ちゃんの誕生を待つ間、ベビーグッズを眺めるだけでママは心が躍ります。しかし、まだ生まれていない段階では、本当に使うか否かを判別できません。

当たり前のことのように感じるアドバイスですが、使うかどうかわからない段階では、まだ買わなくてもいいのではないでしょうか。出産前の準備では、“なければ困るもの”を。“あると便利なもの”は、出産後に購入しても遅くはないはずです。

【参考リンク】

・出産準備・費用に関するアンケートの結果を大公開! | コンビタウン(http://www.combibaby.com/commu/kaiketsu/ninshin/enquete/15.html)

●ライター/木村華子(ママライター)

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