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どっぷり浸ってもOK 恋人との別れを“経験”に変える方法

  • 2015.11.18
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こんにちは、恋愛作家の片瀬です。

結婚を考えていた男性との別れは、とてもつらいものです。「前のことは忘れて、すてきな人をみつけよう!」という気持ちには、とてもなれませんよね。

© contrastwerkstatt - Fotolia.com

それもそのはずです。自分の想いを突然拒絶されたのですから、そう簡単に気持ちを切りかえることは難しいもの。また、別れによって恋愛に対する自信が失われてしまうため、新たな一歩を踏みだす気持ちになれないのも、仕方のないことです。

では、そのまま浸っているのが良いのでしょうか? それは、当然ながら、ちがいます。

上手に失恋の傷をいやし、自分の新しい恋の肥やしにする。そして“経験”という大きな肥料があなたをすてきなパートナーへと導くものとなるはずです。

今回は、最高のパートナーに出会うための「大切な恋の傷の解消方法」をお話ししたいと思います。

■失恋は禁断症状と同じ

失恋して、相手のことを思って苦しい気持ちになったり、彼をつなぎとめるための方法を必死になって考えたり……。それはもう気持ちがグチャグチャで、1秒でも早くこの気持ちからサヨナラしたいと感じていることでしょう。

これは、一種の禁断症状が出ているのではないかと思うのです。自分にとってシアワセの象徴だった彼を失ったわけですから、心がパニックになってしまうのも仕方ありません。このパニックを止めるためにとってしまいがちな行動が、彼にしつこく連絡をすることです。

これは復縁という観点からも、決してほめられる行動ではありません。苦しいかもしれませんが、グッとこらえてください。いまは彼がいないことで出ている“彼ロス”の禁断症状マックス状態なのです。

■どっぷり浸るのはOK

では、この禁断症状を抑えるために大切なことはなんでしょうか?

まずは、自分を甘えさせてどっぷり寂しさや悲しみに浸ることです。少しでも前向きになろうと、いまの気持ちを無視して元気にふるまうのではなく、最初の1週間は彼との思い出に浸ればいいのです。悲しみのお風呂に思いっきり浸かりましょう。

ただし、ここでルールがあります。それは、長くても1週間でアクティブになること! なぜかというと、1週間をすぎたころから、悲しみのなかにいることが心地よくなってしまうような錯覚を起こしてしまうからです。

そして、その悲しみを手放すことがこわくなり、新しい恋愛から遠ざかってしまいます。ですから、まずは浸る! でも、最長1週間です!!

■アクティブになる!

友だちとオールでカラオケ→OK!

傷心旅行→OK!

ひとりで新しい本を読む→OK!

このように、動いてください。ただし、このときはまだ「新しい恋」に走るのはオススメしません。まだまだ心の傷は残っているので、友だちやモノに頼ってアクティブな自分になってください。

でも、どうしてアクティブになることが必要なのでしょうか。それは「彼を忘れる」ことを実感するためなのです。1分でも忘れた瞬間がある、これが大きな1歩です。

「また思い出しちゃった……」と嘆くのではなく「いままで忘れていた!」とよろこんでいいことなのです。彼を忘れる時間が少しずつ長くなっていることが実感できれば、もうしめたもの。

「彼じゃなければ」ではなく「恋人いないのが寂しいな~」という気持ちに変わっていくことでしょう。

ポイントは、あなたが「楽しい!」と思うことをすることです。寝るときに寂しくなってもいいんです。そのときは「友だちといるときは全然思いださなかったな。私ってすごい!」とほめてあげてくださいね。

自分の失恋としっかりと向きあった後にする恋は、これまで以上にすてきなものになっていることまちがいなしですよ。

(片瀬 萩乃)

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