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【東京都千代田区】築96年の邸宅kudan houseにて、若佐慎一個展「魚行水濁鳥飛毛落」開催

  • 2023.2.3
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東京都の九段にある築96年の邸宅をリノベーションした会員制のビジネスイノベーション拠点「kudan house(九段ハウス)」にて、2月10日(金)~16日(木)の期間、美術作家 若佐慎一(わかさしんいち)氏の個展「魚行水濁鳥飛毛落(うおゆけばみずにごりとりとべばけおつ)」が開催される。

歴史的建造物の空間に絵画・彫刻を展示

「kudan house」では、100年近く、都市の中で人々が時を紡ぎ、人、自然、生物が調和する空間に息づく歴史や文化、精神を受け継ぎ、さまざまな人たちが集う場所として、現代における場の価値を再編集し、新たな展開を進めている。

日頃は、ビジネスリーダー層を対象にエコシステムの醸成を目的したビジネスサロンの開催や会員企業の研修会、新商品発表会の場として利用されているが、今回、美術作家 若佐慎一氏の新作を中心とする約30点の絵画・彫刻を展示する。

美術作家 若佐慎一氏について

若佐慎一氏は1982年広島生まれ。大学で日本の伝統画法を学び、龍や鳳凰、獅子や⻁など、幻獣を題材とする大和絵に現代性を加えた作品を発表してきた。

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Sculptural Paintingシリーズ《キラメキあげるよ森の〇〇様》檜にアクリル絵具、金箔、2023[/caption]

現在は、多彩でPOPな現代アートから華美な装飾を排除した民藝にも通じる木彫まで、絵画と彫刻を往来しながら表現の幅を広げている。

[caption id="attachment_838017" align="aligncenter" width="346"]

《山神様のお使い》カリモク家具の端材に漆、金箔、2023[/caption]

今回の個展では、日本に古くからある表現手法を踏襲しつつ、新たな試みとして彫刻と絵画の間ともいえる「Sculptural Painting」シリーズと、群像としての肖像彫刻を発表する。

なお、タイトルの「魚行水濁鳥飛毛落」は禅語。「魚が泳げば水は濁り鳥が羽ばたけば羽が落ちるように、人の行動、芸術の活動も痕跡として未来へ繋いでいくもの」という考えから、同展覧会のタイトルに採用された。

同展は入場無料だが、事前予約制となっているので、下記予約専用サイトからの予約を忘れずに。また、作品購入も可能だ。

アートワークショップも開催

さらに、2月15日(水)には、若佐氏のナビゲートの元、オリジナルアート制作を通じて自分自身を見つめ直すアートワークショップが開催される。

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完成したオリジナルアート作品[/caption]

時間は19:00~21:00(受付18:45)で、定員は10名、費用は18,000円(税込)となっている。費用は材料費込みで、ワンドリンクとアペリティフがつく。また、作品は後日着払いにて発送される。詳細はイベントページにて確認しよう。

■魚行水濁鳥飛毛落 会期:2月10日(金)~16日(木) *会期中無休 時間:12:00~19:00 会場:東京都千代田区九段北1-15-9 kudan house 入場:無料 *下記予約サイトより事前予約が必要 予約専用サイト:https://select-type.com/rsv/?id=zOist3SzXIE&c_id=268432&w_flg=1 アートワークショップ イベント詳細:https://wakasashinichi.peatix.com

(オガワユウコ)

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