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吉岡里帆、小芝風花、清原果耶…朝ドラ「あさが来た」に出演した女優たち

  • 2023.2.3
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左から吉岡里帆、小芝風花、清原果耶 ※ザテレビジョン撮影
左から吉岡里帆、小芝風花、清原果耶 ※ザテレビジョン撮影

【写真】「あさが来た」で主演を務めた波瑠

2015年度下半期に放送されたNHK連続テレビ小説「あさが来た」。朝ドラとして今世紀最高の全話平均視聴率23.5%をマークした同作は、明治・大正期に活躍した実業家で教育者の広岡浅子の生涯をモデルにした一代記だ。

主演の波瑠の他にも…吉岡里帆ら女優陣が出演した「あさが来た」

浅子をモチーフにしたヒロイン・あさを演じた女優・波瑠の出世作としても知られているが、波瑠以外にも、今をときめく人気女優がブレイク前夜に多数出演している。そこで今回は、そんな「あさが来た」の後に、スターダムへと駆け上がった3名の女優を紹介していく。

吉岡里帆、丸眼鏡がトレードマークの女学生を演じる

吉岡は、千代が通う女学校の寄宿舎で同室となる丸眼鏡がトレードマークの女学生・田村宜を演じた。出会った当初は千代と不仲だったものの、徐々に打ち解けていき、最終的には親友と言える間柄になる。また、「これからは女性が社会進出する時代」との考えから勉学に励む彼女は、女性実業家として活躍するあさに強い憧れを抱き、あさと知り合ってからはその秘書として働くようになる。

今では押しも押されぬ人気の吉岡だが、実は苦労人。本格的に女優を志すようになった大学時代は、京都で学生演劇の舞台に立ちつつ、夜行バスで東京の養成所へ通う日々を送っていた。

その後、女優として活動する中で「あさが来た」のヒロインオーディションに挑戦。ヒロイン役には落選したものの、後日、宜役のオファーを受けたという。

あさの“ひとり娘”を演じた小芝風花

小芝が演じたのは、あさとその夫・白岡新次郎(玉木宏)のひとり娘・白岡千代。千代は、男勝りで行動力のある母・あさとは正反対の室内遊びとおしゃれが好きな女の子らしい少女。思春期を迎える頃には、性格の違いや自身が求める「普通のお母ちゃん」像とは正反対の、実業家として忙しく働くあさに対し、度々反抗的な態度を取るようになる。

小芝は、2011年に開催された女優・武井咲の姉妹キャラクターを一般公募する「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得し芸能界入り。そんな小芝は、「あさが来た」であさへの愛憎入り混じる難しい役どころである千代を見事に演じ切り、女優として演技の幅を広げた。

その演技力は多方面から高く評価され、2021年7月期の連続ドラマ「彼女はキレイだった」では、第109回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演女優賞を獲得している。近年では女優業のほか、バラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の名物企画「グルメチキンレース ゴチになります!」の新メンバーに選ばれたことも記憶に新しい。

女優デビュー作だった清原果耶

2014年に開催された「アミューズオーディションフェス2014」で、応募者3万2214人の中からグランプリを獲得して芸能界入りした清原。彼女にとって「あさが来た」は記念すべき女優デビュー作だった。

役柄は、あさと姉のはつのお付きとして働く女中のふゆ。物語の中であさとはつを支える存在として活躍するふゆだが、あさの嫁ぎ先である大阪の両替屋・加野屋で働くうちに、新次郎に恋心を抱くようになる。

当時13歳だった清原は、同作において別の役のオーディションで落選するも、NHKスタッフから「女優になるべくしてなる方」などと評され、ふゆ役を託されたという。

「あさが来た」以降も、清原は朝ドラに出演し続け、2019年度前期の「なつぞら」では広瀬すず演じるヒロインの生き別れの妹、2021年度前期の朝ドラ「おかえりモネ」では、ついにヒロインに抜擢されている。

このように、今振り返ってみると「あさが来た」は、現在は主役キャスト級の女優陣が脇を固める非常に豪華な作品と言えるだろう。小芝や吉岡、清原のシーンに注目して同作を見返してみても面白いのではないだろうか。

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