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生きているミュージアム「ニフレル」がオープン♪ 話題の新スポットをひと足先にご紹介

  • 2015.11.18
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大阪の人気水族館、海遊館が初のプロデュースを手がけけた「NIFREL(ニフレル)」が、2015年11月19日、EXPOCITY(エキスポシティ)にグランドオープン。“生きているミュージアム”と名づけられた館内は、水族館、動物園、美術館、すべてのジャンルを越えた新しいタイプの体験型施設です。その全貌をご紹介します!

コンセプトは「感性にふれる」。五感を刺激する7つのゾーンが広がっています

大阪・吹田市の万博記念公園に隣接する形でオープンした、エキスポシティ。万博公園駅を降りてすぐの場所にあり、その入口部分に建つのが「ニフレル」です。大阪の人気施設、海遊館が新しいスタイルのミュージアムを目指して作り上げました。館内は「いろ」「わざ」「すがた」「WONDER MOMENTS」「みずべ」「うごき」「つながり」の7つのゾーンに分かれ、各ゾーンは「キュレーター」と呼ばれるスタッフが生き物や楽しみ方を案内してくれます。

生き物の性格や習性がわかる「生き物五七五」が面白い!

「ニフレル」には魚をはじめ、爬虫類や両生類など水生生物のほか、哺乳類、鳥類まで約150種2000の生き物が展示されています。水槽には生き物の名前が掲示されていますが、なかには生き物の特徴や習性、性格を表した「生き物五七五」が紹介されているものも。見た目だけでは分からない、その生き物の特徴が分かる内容になっていて、より親近感がわいてきますよ。

生き物たちとの距離が近く、触れることもできます

生き物を間近に感じてもらおうと、「ニフレル」の水槽にはさまざまな工夫がされています。目線の高さで生き物の習性を観察できる巨大プールのような水槽や、小さな生き物用のコンパクトサイズの水槽までさまざま。手を入れると魚が寄ってきてくれる水槽もありますよ。

映像、音楽、空間が融合したインスタレーションが魅了します

生き物のゾーン以外にも「ニフレル」には、「WONDER MOMENTS(ワンダーモーメンツ)」と呼ばれるアート体験ができるコーナーもあります。アーティスト松尾高弘氏が作り出す音と光、映像がシンクロするインスタレーションの世界は、水や宇宙などさまざまな光のモチーフが宙に浮かぶ球体に映し出され、そこに立つ人をも包みこむ神秘的な空間。約5分間、別世界へと連れて行ってくれます。

生き物を眺めながら食事ができるレストラン。動物がモチーフのメニューも

ホワイトタイガーやワニなどがいるフロアの一角にはピクニックカフェ「EAT EAT EAT」があり、動物たちと同じ空間で食事を楽しむことができます。サンドイッチやサラダ、ハンバーガーのほか、ワニの形をしたライスと野菜がのった「ワニカレー」(1000円)など生き物をモチーフにしたメニューも。生き物にかかせない水を新しい形で体験できる「食べる水」は、ニフレルのために考案したここだけの限定品なので、ぜひ食べてみてくださいね。

生き物たちが自由に遊び、くつろぐ空間におじゃまします

「うごきにふれる」と題されたゾーンは、さまざまな動物たちが自由に遊んでいる空間です。ワオキツネザルやオニオオハシ、カピパラなど多彩な生き物が餌を食べたり、寝ていたり、茂みに隠れていたりと、生き物たちの動きをすぐそばで感じることができます。翼を広げると2メートルにもなるモモイロペリカンは、翼を動かしただけで風が巻き起こるほど。ケープペンギンはすばやく泳ぐ様子が通路になった水槽から観察できます。タイミングがよければ、近くで写真を撮ったりもできますよ。

ミュージアムショップは生き物をモチーフにしたグッズが満載

「ニフレル」のミュージアムショップは、オリジナルのアイテムが中心で、特に女性好みの日常に使える商品が充実しています。「ニフレル」にいる生き物たちのぬいぐるみや、イラストがかわいいトートバッグやポーチ、Tシャツなど、ここでしか買えない限定アイテムがたくさんあります。

水族館でも美術館でもない新しい空間が広がっています

生き物の動く様子をしっかり観察できるよう、透明感のあるきれいな水を作るろ過技術を用いるなど、海遊館だからこそできるノウハウが活かされた「ニフレル」。さまざまな生き物を一緒に展示するなど、リアルな生き物の生態を間近で見られる空間は、子どもはもちろん、大人も十分楽しめます。紹介した以外にも見どころがたくさんあるので、ぜひその目で確かめてみてくださいね。

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