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「お願いだから泣いて」産声をあげてない赤ちゃん|真冬の車内出産、自分で赤ちゃんを取り上げた話

  • 2023.2.1

車内で赤ちゃんを取り上げたものの、まだ産声をあげていないことに気づいた優花さんと夫。赤ちゃんを泣かせようと、祈るような気持ちで必死に赤ちゃんの体をさすりますが…。さらに新たな問題に直面することになります。『真冬の車内出産、自分で赤ちゃんを取り上げた話』をごらんください。

2人目がスピード出産だったことから、早めの連絡を医師に念押しされていた優花さん。陣痛が始まってから想像以上のスピードでお産が進み、病院へ着く前に生まれてしまいました。車内で取り上げた赤ちゃんは無傷だったものの、まだ産声をあげていません。

必死に赤ちゃんの体をさすり、ようやく聞けた赤ちゃんの泣き声にホッと胸を撫で下ろした優花さん。救急車も到着し、ようやく光が見えてきたかのように思えました。

経産婦の出産は進行が早いことも。早めに病院に連絡を

病院に連絡する目安となる陣痛の間隔は、初産婦で10分間隔、経産婦なら規則的に陣痛がくるようになったときといわれています。経産婦の場合、陣痛開始から出産までの時間が前回の出産の半分程度になるといわれているため、より早めに病院に連絡をする必要があります。

今回の漫画は3人目の出産のケースです。主人公の女性は前駆陣痛と陣痛の区別がつかず、結果として病院につくまで間に合わず車内出産となりました。

前駆陣痛と陣痛の違いは本人にはわからないこともあります。亀田マタニティ・レディースクリニックのホームページには以下のような記載があります。

前駆陣痛か陣痛かは、始まりの段階では分からないことが多いです。経過を見て強くなれば陣痛で、弱くなれば前駆陣痛という判断になります。自分では判断が難しいので、不安であればクリニックに連絡してください。

前駆陣痛か陣痛か区別がつかないときは、病院に連絡して指示をあおぎましょう。今回の漫画のように、思いがけず病院での出産に間に合わない事態は、本来ならば避けたいところ。大切な赤ちゃんを安全に迎えたいですね。

著者:NAKAMA

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