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草なぎ剛“亨”に張られた罠と急展開、“ワナワナ”しっ放しで3週連続世界トレンド1位<罠の戦争>

  • 2023.1.31
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亨(草なぎ剛)を気にかける鷹野(小澤征悦) (C)カンテレ
亨(草なぎ剛)を気にかける鷹野(小澤征悦) (C)カンテレ

【写真】佇まいが凛々しい草なぎ剛“亨”

草なぎ剛が主演を務めるドラマ「罠の戦争」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系) の第3話が1月30日に放送された。息子への後悔をにじませつつ憎き相手と直接対決する亨(草なぎ)。今週も“ワナワナ”する展開でTwitterの世界トレンド1位になる反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

亨が犬飼と直接対決へ

本作は、草なぎが主演を務めてきた「銭の戦争」(2015年)、「嘘の戦争」(2017年)に続く、“戦争シリーズ”の第3弾。草なぎにとって6年ぶりのドラマ主演となる。

議員秘書の鷲津亨(草なぎ)は、ある日、息子・泰生(白鳥晴都)が重傷を負ったという知らせを受けるが、議員の“先生”からその事件のもみ消し指示を突き付けられる。仕事のために自分を殺し、我慢を重ねてきた亨の中で何かが大きく変わり始める――というストーリーだ。

亨の妻・可南子を井川遥、亨と同じ議員事務所で働く秘書見習い・蛯沢眞人を杉野遥亮、私設秘書・蛍原梨恵を小野花梨、亨が仕える代議士・犬飼孝介を本田博太郎が演じる。

第3話は、クビになった虻川(田口浩正)に変わって政策秘書に昇進した亨だが、次の総選挙が早まりそうだと知り、犬飼からすべてを奪うチャンスがきたと奮い立つ。蛯沢や蛍原の協力のもと、犬飼の政治生命を絶つ材料を集め始めた。

犬飼も反撃に…

虻川が残していた裏帳簿を通し、政策秘書官である犬飼の息子・俊介(玉城裕規)と犬飼自身の悪事をつかんだ。俊介は暴力沙汰を起こしてそのたびにお金でもみ消し、犬飼は国立大学の改修工事で建設会社に便宜を図った見返りを受け取っていた。

だが、犬飼は運転手の牛尾(矢柴俊博)を脅して亨が泰生の事件の犯人を探し続けていることを聞きだし、行動を起こした。所属する党の幹事長・鶴巻(岸部一徳)らがいる会合に亨をあえて同席させ、「恩を仇で返す、そういう人間なんですよ」とののしってクビを言い渡し、さらにはワイン丸1本分を頭からかける暴挙に出た。

他の議員が亨を秘書として雇うことがないように釘を刺し、職を奪おうとした犬飼。そこで鶴巻は「今なら私が間に入る」と亨に頭を下げるように提案し、犬飼も鶴巻には逆らえない。しかし、動かない亨に鶴巻の表情が曇った。

亨の「間違った人がいれば口に出せばいい。正しいと思うことすればいい」という言葉がきっかけで、息子は逆恨みを買って事件が引き起こされたのかもしれないという思い。これまで犬飼の間違いを見ぬふりして、自分も手を汚したことがあった亨の後悔は大きかった。

亨に議員の鷹野からまさかの提案

亨の手はずで犬飼と俊介の秘密は暴かれ、犬飼は責任をとらざるを得ない状況に。

「恩を仇で返す」とまだ恨み言を言う犬飼に、亨は亡き父が犬飼家の会社で働いていた末の過労死だったため、犬飼が自分と母を助けたことを知っていたが、それでも感謝していたのだと明かした。

しかし犬飼は助けたのではなく、いつでも切り捨てられる駒を手に入れたのだと告げた。そんなとき、犬飼は心筋梗塞で倒れ、病院に運ばれるとき「知りたいか、突き落とした犯人。俺も知らねぇんだよ、ば~か」と悪態をついた。

亨が仕掛けた一方で、亨に犬飼が仕掛けていた使い捨ての“駒”に過ぎないという罠。今回も“ワナワナ”する展開となったが、ラストではさらに驚きの展開が。

犬飼が回復しても選挙にはもう勝てないと読んだ鶴巻に、副幹事長を務める2世議員で亨の古くからの友人である鷹野聡史(小澤征悦)が亨のことを推薦。「今のあいつは爆弾です。息子の事件の犯人を見つけるためなら他の議員のあらさがしもやる」「どこに転がるか分からない爆弾よりは幹事長の手のひらで転がしておく方が安全では?」と告げた。

だが、亨には「権力振りかざすやつと闘いたいなら、お前も力を持て」と言った。

家庭環境からどっぷりと政治の世界を知ると思われる鷹野の真意はどちらなのか。亨に罠を仕掛けているのか。弱いものなりの闘い方をしてきた亨が力を手に入れるのか。草なぎをはじめとする俳優陣の演技のすごさと共に、スピード感ある展開に引き付けられる。タイトルが3週連続でTwitterの世界トレンド1位となるなか、「鷹野ってどっち側なんだ?」「怪しくなってきた」「鷹野は味方だと信じてる」といった声が上がった。

※「草なぎ剛」のなぎは、弓へんに前の旧字体その下に刀が正式表記

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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