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「おてんば」のルーツは諸説あり!日本語ではなくオランダ語?

  • 2023.1.30
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「おてんば」はオランダの言葉 AK / PIXTA(ピクスタ)
「おてんば」はオランダの言葉 AK / PIXTA(ピクスタ)

普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!

そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた現代でも、意外と知らないことって多いですよね。知って得するものからびっくり仰天する驚きのネタまで、幅広い雑学ネタを知っておけば、人との会話に困らないかも…?

文系理系じゃくくれない「大人の教養」から、厳選したおもしろ雑学をお届けします。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。

「おてんば」はオランダの言葉だった

恥じらいなくはしゃぎ回る若い女性のことを「おてんば」という。漢字では「御転婆」と書くが、「お婆さんが転ぶ」が由来ではない。

その語源には諸説あるが、最も有力なのは、江戸時代、政府の公用の役に使われた伝馬という馬が、自由奔放で元気がよかったことから「お伝馬」を由来にしたという説。ほかにも、女の子が早足に歩く足音を「テバテバ」と擬音化し、これに「オ」をつけたという説、オランダ語で手に負えないことを意味する「オンテンバール(Ontembaar)」が由来とする説もある。

「犬」は「ケンケン」から!? 鳴き声に由来する動物漢字

犬の鳴き声は日本では「ワンワン」だが、はるか昔の中国では「ケンケン」と聞こえていたらしい。そのため、犬という漢字の音読みは「ケン」になったそうだ。

「犬」は「ケンケン」から ホタル/PIXTA(ピクスタ)
「犬」は「ケンケン」から ホタル/PIXTA(ピクスタ)

同様に、ニワトリは「ケー」と鳴くことから「鶏(ケイ)」、キツネは「コン」と鳴くことから「狐(コ)」になった。また、「猫」という漢字は獣へんに「苗」と書くが、中国ではこの文字を、その鳴き声と同じ「ミャオ」と読む。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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