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お弁当作りは「フライパン」が大活躍! 3品同時調理で「焼く、揚げる、ゆでる、蒸す」はおまかせ

  • 2023.1.30
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春から始まるお弁当作りに、不安な人も多いのでは? そこで、自信がない人はフライパンを使いこなして! 今回は、お弁当作りに役立てて欲しい「フライパン」の使い方と「お弁当のキホン」をご紹介します。フライパンで時短料理、お弁当のキレイに見える詰め方とは?

フライパンのここがすごい!

1枚で4役もこなせる!

フライパンが優秀なところは、焼く、揚げる、ゆでる、蒸すという4役を1枚でこなせるところです。今回も、それらの調理法を組み合わせて、バリエーション豊かなお弁当に仕上げました。作る量が少ないため、揚げ物は油を少なめにして揚げ焼きに、蒸し物はアルミホイルに包んで蒸し焼きにするなど、ひと手間加えると、より効率よくできます。

同時に3品調理できる!

忙しい朝のお弁当づくりだからこそ、いろいろな道具があると、かえってバタバタしてしまうものです。そこで今回は、フライパン一枚で、同時(または時間差)調理できるレシピを考案。ポイントは下準備。火を使い始めたらあっという間なので、レシピ通りに下準備をしっかりしておきましょう。また、火加減は弱めの中火で調理するのがおすすめです。

お弁当作りは「フライパン」が大活躍! 3品同時調理で「焼く、揚げる、ゆでる、蒸す」はおまかせの画像1
ひじき煮も作る量が少ないので、フライパンを傾けて煮詰めると時短に
家にあるフライパンでOK!

お弁当づくりに使う調理道具は、どの家庭にも必ずひとつはあるフライパンのみ。フライパン一枚で、3つのおかずを作ります。フライパンの大きさは直径20~25cmほど。3つのおかずが並ぶため、少し大きめが使いやすいです。素材は、焦げつかないテフロンがおすすめですが、基本的には、家にあるフライパンならなんでも構いません。

お弁当のキホン

冷ましてから詰める
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ごはんやおかずは、必ず十分に冷めてから、お弁当箱に詰めましょう。熱いうちに詰めてふたをすると、湯気が水蒸気になってお弁当に落ち、傷んでしまう可能性があります。とくに梅雨時や暑い季節は要注意。夏場は保冷剤をお弁当箱の上にのせたり、梅干しなど酸味の強いものを入れたりするのもおすすめです。

きれいに見える詰め方
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お弁当が始まったばかりのころは、子どももママも「全部食べてピカピカ!」という達成感が嬉しいもの。そのため、ギュウギュウに詰めすぎず、ほどよい量を心掛けましょう。詰め方は、まずはごはんを詰め、そのあとにおかずを大きな順に詰めていきます。彩りや、すき間対策にミニトマトやフルーツがあると便利です。

乾麺は半分に折って
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子どものお弁当は食べやすいサイズ感が大切。スパゲッティなどの麺類は、そのままだと長すぎるので短くしましょう。ゆでてから包丁で切ったりはさみで切るのもいいけれど、ゆでる際に短くするとフライパンの大きさも気にせずゆでられます。また、ペンネやマカロニなどを使う場合は早ゆでタイプを使うのがおすすめです。

スプーンやフォークを使って
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例えばハンバーグを作る際、全体量が少ないため、手でこねるよりもフォークで混ぜたほうが効率よくできます。手を使わないことで傷みを予防するという効果も。そのほか、ボウルやヘラ、まな板なども、普段使うよりも小さいサイズのものがあると、全体的に小回りが利くので、小さいお弁当を作る際には便利です。

子どもに適したサイズを選んで
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お弁当づくりの楽しみは、お弁当箱選びから。プラスチックやステンレス、曲げわっぱなども小さいものがあるので、お子さんもママも気分が上がるような、とっておきのひとつを見つけましょう。ただし、ピカピカ完食を目指すならサイズ感は大切。大きすぎるものは避け、成長や食べる量に合った容量のものを選びましょう。

小さい抜き型は使える!
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子どもが喜んでくれるお弁当を作りたいけれど、キャラ弁は苦手……というママさんは多いのではないでしょうか? そこでおすすめなのが、抜き型。とくに、ソーセージを抜けるくらい小さいものは、ミニミニお弁当で使えて便利です。ゆで野菜やチーズなどを抜いて入れるだけで、かわいいお弁当に変身します。

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教えてくれたのは みないきぬこさん 料理家。枝元なほみさんのアシスタントを経て、独立。雑誌やテレビ、広告で活躍。著書に『はじめてのストウブ』(池田書店)ほか。

料理/みないきぬこ 撮影/岡森大輔 スタイリング/八木佳奈 イラスト/芳野 編集協力/結城歩(kodomoe2017年2月号掲載)※この記事は、2017年7月にウェブ掲載されたものを再編集しています

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