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“食べ方”を意識するだけでダイエットにも!? 管理栄養士が教える「NG食べ方」

  • 2023.1.28
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食事をするとき「野菜から食べると良い」という話を聞いたことはありませんか? 何を食べるかだけでなく、どのように食べるかを意識することで、健康やダイエットにつなげられることもあるでしょう。今回は、管理栄養士の筆者が食べるときに気を付けていることや、おすすめの食べ方について解説します。

野菜から食べると良い?

栄養バランスのいい食事やカロリーが低い食べ物など、どんなメニューを食べるか気を遣っている人は多いでしょう。しかし、“食べ方”も重要です。

たとえば、野菜から食べ始めることで血糖値の急激な上昇を抑えられるという説も。これは、近年「ベジファースト」と呼ばれる食べ方としても注目されています。

血糖値の急上昇を抑えるメリット

血糖値が急激に上昇すると、体脂肪が増えやすくなるといわれています。また、血糖値が急激に上がることで、糖尿病など生活習慣病のリスクが上がる可能性も(※1)。そのため、血糖値を急に上げないようにすることが、健康やダイエットにもつながるといえるでしょう。

食べるときに気を付けたい「NGポイント」

糖質や脂質が多いメニューを食べすぎる

野菜の種類によって、含まれる栄養価は異なります。野菜から食べるようにするなら、キャベツや白菜、ほうれん草などの「葉物野菜」を中心としたサラダやお浸し、海藻やきのこを使った小鉢などがおすすめです。みそ汁なども良いでしょう。

ただし、ジャガイモやかぼちゃなど糖質が多い野菜は摂りすぎないように注意しましょう。また、ドレッシングやマヨネーズをたっぷり使ったサラダは脂質が多いため、エネルギー過剰になってしまうことも。ダイエット中の方は、ノンオイルのドレッシングがおすすめです。

よく噛まずに急いで食べる

食べ方で最も気を付けたいのは「早食い」をしないこと。食物繊維(※2)が豊富な野菜や海藻・きのこなどをゆっくりよく噛んで食べることで、血糖値の急上昇を抑えやすくなるだけではなく、満腹感も得られて、食べすぎ防止にもつながるでしょう。

また、麺料理や丼ものなどを食べたいときもありますよね。その場合は野菜や海藻をトッピングしたり、副菜としてサラダを追加したりして、なるべく食物繊維を摂るように意識してみてください。

ぜひ、次の食事から試してみてくださいね。

【参考】
※1 厚生労働省.e-ヘルスネット インスリン
※2 厚生労働省.e-ヘルスネット 食物繊維の必要性と健康

©︎Five/d3sign/gettyimages
©︎jessie/PIXTA(ピクスタ)

文/管理栄養士・寺内麻美

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