「娘の成長に感動！」わが家の習慣を覚えていてくれたなんて

毎年冬になるとみかんを箱買いしているわが家。みかんを食べ終わると、皮をお風呂に入れてみかん風呂を楽しんでいました。今年もみんなでみかんを食べていたところ、5歳になる娘が「ママ、みかん風呂したい」とひと言。「まさか覚えていたなんて」。娘の成長にびっくりした体験談です。

娘からみかん風呂に入ろうと誘われる

来年で5歳になる娘は便秘がちですが、みかんを食べるとおなかの調子が良くなります。0歳のころから便秘だったため、冬になるとみかんを箱買いして娘に食べさせていました。娘が2歳のころから、食べ終わったみかんの皮をネットに詰め、みかん風呂に入らせていたのですが、今年は記憶に残っていたのか自分から「みかん風呂に入りたい」と言い出しました。

さらに娘は、「自分でみかん風呂の準備をする」と言うのです。「だからママも一緒にみかん風呂に入ろう」と。

娘の記憶にみかん風呂が定着してきていること、自分から準備をするという自発性に、少し驚きました。

本当にひとりで準備を始めた！

娘はみんなでみかんを食べたあと、みかんの皮を集め自分で小さくちぎり始めました。みかんの皮が足りないと思った娘は、周りの人にみかんを食べるようにすすめ、みかんの皮を収集。

ちぎったみかんの皮が山盛りになったところで、娘は「ネットが欲しい」とネットを催促してきます。ネットを出してあげると、娘はみかんの皮をネットに詰めて口をしっかりと結び、娘ひとりで手作りの入浴剤を完成させました。

こんなことがひとりでできるようにたんだ……。娘の成長を感じる出来事でした。

みかん風呂を見た感想はやっぱり5歳児だった

娘が作ったみかんの入浴剤を入れ、娘と一緒にお風呂に入りました。いつもと違い、お風呂の中はみかんのとてもいい香りでいっぱいです。娘はネットごとみかんの皮を潰し、浴槽の中のお湯はうっすらとみかん色になりました。

すると、娘はそのお湯を見て、なんと「おしっこみたい！」と言い放ちました！ 成長を感じた娘の行動でしたが、やはりまだまだ子どもだなと感じた瞬間でした。その後も娘は、みかんを食べると習慣のようにみかんの皮で入浴剤をつくって楽しんでいます。

みかんの皮を入浴剤にするという何気なくおこなっていた習慣ですが、娘の中にしっかりと根付いた習慣に育っていたことに気づかされた出来事でした。これからも娘と一緒に過ごし、いろいろな生活の知恵や習慣を娘に伝えていきたいと思います。そして娘が将来、母親になり、自分の子どもに私との生活で身につけた習慣を伝えていってくれたらと思います。

※月齢の低い赤ちゃんや肌の弱い方、アレルギーがある方などは、長時間の入浴で肌がヒリヒリすることがあるようです。何か異変を感じた際には、速やかに入浴をやめてヒリヒリする部分をシャワーで流し、様子を見て必要な場合は医療機関を受診してください。

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作画／Michika

監修／助産師 REIKO

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著者：佐藤かな

自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

ベビーカレンダー編集部 ／キッズライフ取材班