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ダイエットは「小さなゴールテープを切り続けるのが大事」女王が教える正しい腹筋とスクワット<最強の時間割>

  • 2023.1.24
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7連覇中のビキニフィットネス日本チャンピオン・安井友梨が宅トレを伝授 (C)TVer
7連覇中のビキニフィットネス日本チャンピオン・安井友梨が宅トレを伝授 (C)TVer

【写真】宅トレでつらそうな表情を見せる櫻坂46の武元唯衣と田村保乃

民放公式テレビ配信サービス・TVer初の完全オリジナル番組「最強の時間割〜若者に本気で伝えたい授業〜」が無料配信中だ。1月20日(金)に配信開始となったLesson7では、ビキニフィットネスアスリートの安井友梨が、正しいトレーニングの方法をラランドや櫻坂46の田村保乃と武元唯衣に伝授した。

トレーニング開始から10ヶ月で日本チャンピオンに

「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は、さまざまなジャンルのトップランナーが特別授業を実施し、ラランドのサーヤとニシダ、櫻坂46のメンバー、そして学生ゲストが参加。トップランナーたちの授業がアーカイブされることで、TVerに「最強の時間割」が完成するというコンセプトの番組だ。

昨年大ヒットしたドラマ「silent」のプロデューサー・村瀬健や、ショートショートの第一人者として知られている作家・田丸雅智など、各業界で活躍するゲスト講師たちが授業を通し、「かっこいい大人」になるためのヒントを若者に与えてきた本番組。これまでは座学が中心だったが、1月20日(金)より配信されたLesson7には、ビキニフィットネスアスリートの安井友梨が登場。実際に身体を動かしながら、肉体と精神の両方を鍛えるための授業が行われた。

そもそも、ビキニフィットネスとは何か。あまり聞きなれない言葉だが、鍛え上げた肉体美を競い合うボディビル競技の一つ。しかし、筋肉が大きければ大きいほど採点が高くなる通常のボディビル大会とは違い、つま先から頭のてっぺんまで全てが審査対象となる。例えば、髪や肌の艶、ヘアメイクなど、筋肉以外の要素も重要だそう。そのため、「大会に近づけば近づくほど、美しくなれる競技」と安井は語る。

安井がビキニフィットネスに出会ったのは、30歳のとき。太りやすい家系に生まれた安井は体重が70キロ台に突入したことに危機感を抱き、トレーニングを開始した。そして、わずか10ヶ月にしてビキニフィットネスの大会で日本チャンピオンとなり、現在7連覇中。普段は外資系の銀行で資産運用のアドバイザーを務めながら、日々トレーニングに励んでいる。

食べる物にも気をつけているため、外食することはほとんどない。どれだけ徹底しているかといえば、14年間今の会社で働いていて、誰ともランチに出かけたことがないほどだ。では、実際に何を食べているのか。安井は「1日6回、3時間おきにちょこちょこ食べるのがポイント」と言う。小分けにして食べることで、継続的に栄養が摂取できるのだそう。

7連覇中のビキニフィットネス日本チャンピオン・安井友梨が宅トレを伝授 (C)TVer
7連覇中のビキニフィットネス日本チャンピオン・安井友梨が宅トレを伝授 (C)TVer

日本チャンピオンが教える正しい腹筋とスクワット

次に、実践編として安井が筋トレの方法を伝授。普段から自分流でトレーニングをしているが、なかなか効果が出ないという人も多いのではないだろうか。安井曰く、その場合は少し基本を見直すだけで変化が現れるという。

まず、ビキニフィットネスの大会でも重要視される、細いウエストを作るための腹筋運動を教わる。より効果が出る方法を教えてもらうために、サーヤたちは最初に普段やっている腹筋を安井に見てもらうことに。最もベーシックなのが、サーヤやニシダが披露した寝転んだ状態から上体を起こす方法だ。間違ってはいないのだが、安井は「(身体を)倒すときに気が抜けている」と指摘する。特に重要なのが倒し始めの1秒で、ゆっくり丁寧に上体を倒せば、より腹筋に負荷がかかるという。

安井流の腹筋運動では、最初に床に寝転び、足を90度に曲げる。両手は横に伸ばした状態で固定。そこから左右に足をゆっくり倒していく。膝が床につくか、つかないかくらいのギリギリまで倒すのがポイント。注意点は足を左右に倒す時に、肩が上がらないようにすること。しっかりと固定することで二の腕も同時に鍛えられる。正しい方法でこれを1日10回セットで行うと、助骨が閉じてウエストがどんどん引き締まっていくそうだ。

さらに、一見簡単そうに思えるが、実は難しいスクワットについても、お尻のウォーミングアップから丁寧に解説。通常のスクワットの後、最後にはしゃがんだ状態から立ち上がりと同時にジャンプをするスクワットで仕上げ、一気に息が上がる激しい動きに追い込まれる生徒たち。顔を歪めながらも何とか10回やりきり、通常の何倍もの効果を実感した。ぜひ、配信で細かいポイントを確認しながら宅トレを実践してみてほしい。

「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」で宅トレに挑戦するラランドのサーヤとニシダ (C)TVer
「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」で宅トレに挑戦するラランドのサーヤとニシダ (C)TVer

毎日自分に問いかける「今日やれることを全部やったのか」

「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」に出演する櫻坂46の田村保乃 (C)TVer
「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」に出演する櫻坂46の田村保乃 (C)TVer

最後は安井が生徒たちからの質問に答えるお悩み相談の時間。ダイエットに興味がある大学生から「ぽっこりお腹を何とかしたい」というお悩みが早速飛び出す。なぜお腹がポッコリするかといえば、「姿勢が悪いから」と安井は言う。逆にいえば、姿勢を良くすれば、ぽっこりお腹が治るのだという。

「姿勢は胸の角度で決まる」と言う安井。大事なのは、しっかりと胸を開いた状態をキープすること。そのためには、先ほどのようなトレーニングでお腹や背中の筋肉を鍛える必要もあるが、普段から脇に力を入れ、胸の角度を上げるように意識するだけでも違うという。

普段からダイエットを意識しているが、すぐに心が挫けてしまうという櫻坂46・武元唯衣からは「折れないモチベーションの作り方」について質問が。安井も30歳になるまでは、「何キロ痩せたい」「体脂肪率を何%まで落としたい」といったように数字の目標にとらわれ、なかなかダイエットがうまくいかなかったそう。そんな安井を変えてくれたのが、ビキニフィットネスとの出会いだった。ビキニフィットネスの大会で優勝したいという痩せた後の具体的な目標ができた途端に、ダイエットが成功したそうだ。

「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」に出演する櫻坂46の武元唯衣 (C)TVer
「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」に出演する櫻坂46の武元唯衣 (C)TVer

ダイエットのためのダイエットは挫折につながる。そのため、普段から小さな目標を設定しておくのがいい。例えば、仕事で疲れてジムに行きたくない日は「とりあえずジムに行って、ストレッチだけやろう」と自分に言い聞かせる。そうして、「小さなゴールテープを切り続けるのが大事」だと安井は語った。

そんな安井が考える“かっこいい大人”とは、「今日を精一杯生きられる大人」。安井も毎日寝る前に「今日やれることを全部やったのか」と自分に問いかけ、「やった」と言い切れるように日々を生きているという。他人と比べるのではなく、昨日の自分よりも進化していることが大切。30歳を過ぎてからそのことに気づけたという安井は、最後に「20代でそれに気づけたらとんでもない人生が見えてくる。そのめくるめく人生を楽しんでほしい」とメッセージを送った。

■文/苫とり子

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