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節約だけに頼らない お金を生みだす力を身につけよう

  • 2015.11.16
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資格習得の勉強や留学、結婚資金など、目標を持ったときに必要となるのはお金です。人生を自由に選択できるかは、お金があるかどうかに左右されるといってもいいでしょう。

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大切なお金と上手に付きあっていくために、“自分とお金との関わり方”を、一度見つめなおしてみることをススメします。

■節約だけに頼らない

お金について真剣に考えはじめたとき、最初に取りくむのは、節約ではないでしょうか。通信費や習慣で寄ってしまうコンビニでの買い物代など「何となく使ってしまうムダな出費」を減らすことは、地味だけれど効果があります。

けれど、出費を減らすことだけに重点を置くと、食材の質を落とす、大好きなスイーツを我慢するなど「自分に必要な出費」まで削ってしまうことになりかねません。

生活からうるおいを失くし、我慢を続ける状態は、ダイエットのリバウンドのような結果を引きおこす可能性も。節約はお金を増やすためのメイン事項ではなく、あくまでサブであると認識することが大切です。

■収入源はひとつではない

そもそも、なぜ私たちが節約にこだわってしまうのか。それは、いまある収入のなかでお金を何とかしなければならないという思いこみがあるからです。

「決まった額の収入しかない」という思考は、不足に目が向いてしまいがち。この前提を「私にはお金を生みだす力(能力)がある」に変えてみましょう。

思考の転換をするだけで、具体的な行動をおこす気持ちがわいてきます。まずは自分のなかの前提を変えて、気楽にできることを実践しながら、お金を生みだす力を鍛えてみましょう。

■実際にかせぐ経験をしてみる

自営業経験者でないと、お給料以外で収入を得る経験をすることはあまりないと思います。自力でお金を生みだすという経験は、お金が「ある」ことを実感するには有効な方法です。

まずは、パソコンやスマホを使って自宅の不用品を売ってみてはどうでしょうか。「ヤフオク!」や「Amazon」などを出品者として利用してみるのがおススメです。中古家電や書籍などは意外と買い手がつきますし、ほかにもいろいろな物品が売買対象となります。

自分で商品を選んで出品し、発送処理をしてお金をもらう。出品をする際に必要な工程を経験することは、商売の基本を学び、お金をかせいだ実感を得るには、最適の手段です。もし自宅には売る物がないという場合には、同じくパソコンやスマホを使って何か仕事を請けおってみるといいでしょう。

たとえば、文字を使う仕事ならアンケート回答から翻訳まで、幅広く求人はあります。いつでも気軽にはじめられ、慣れてくると単価の高い仕事に移行することも可能ですから、試してみて損はないと思います。

お金に対する心の前提を「ない」から「ある」に変えることは、自分に自信がつくという効果をもたらします。心がまえが変わることで、会社員であれば仕事の業績が上がり、昇給するなどの波及効果も期待できそうです。

お金を生みだしながら、必要なものには気持ちよくお金を払い、できる節約は行う。目先の金額に一喜一憂するだけでない、バランスのよい上手なお金との付きあい方を実践していきましょう。

(さわあきこ)

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