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色気と華を封印、山崎育三郎「発達障害を持つ医師役」に挑む思い『リエゾン』独占インタビュー

  • 2023.1.19
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1月20日(金)より毎週金曜よる11:15~0:15(※一部地域で放送時間が異なります)放送のテレビ朝日系・金曜ナイトドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』。郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医が、生きづらさを抱える子どもとその家族に寄り添う姿を描きます。院長・佐山 卓(さやま・たく)を演じるのは、俳優・山崎育三郎さん。ミュージカルではプリンス役の印象が強い山崎さん。そんな山崎さんが色気や華を封印し、子どもの困りごとに向き合う医師役を熱演。ママリ編集部は『リエゾン-こどものこころ診療所-』で佐山を演じる思いについて、山崎育三郎さんにインタビューしました。(インタビュー第1回/全4回)

プリンスのイメージとは遠い「発達障害を持つ医師役」への思い

山崎育三郎さんが演じる児童精神科医・佐山 卓(以下、佐山)は、子どもたちの心を診療する医師。佐山自身も発達障害を抱えており、日課としている朝の体操一つをとってみても動きがぎこちなく、周囲からは風変わりに見える一面があります。

「動きがぎこちなくて風変わり」というと、華やかでスマートなイメージが強い山崎さんからは想像しにくい方もいるかもしれません。山崎さんは、そんな佐山役を演じることへの思いを次のように語っています。

佐山の心の中を想像して演じます

山崎さん「発達障害のある方を演じるからといって、僕は『それっぽく動く』という考え方はしていません。身体的な表現は心の中から出てくるものだから。佐山はどんな人物なのかをよく考えて、想像していますね。佐山の場合は、とても体が硬かったり、思い通りに体を動かすことが苦手だったり。

それと、撮影現場には実際に発達障害をお持ちの方が監修に入ってくださっていて、撮影中に何かあれば『自分ならそういう反応はしない』などアドバイスをくれています」

山崎さんは佐山について「今の自分だから挑める大切な役との出会い」と意欲をにじませています。持ち味ともいえる色気と華を封印した山崎さんの、新たな一面が見られそう。その姿を見られるのが楽しみですね。

山崎育三郎さん演じる「凸凹(でこぼこ)のある医師」に注目

『リエゾン-こどものこころ診療所-』では発達障害のことを「凸凹(でこぼこ)」と表現します。山崎さん演じる児童精神科医・佐山と研修医・遠野志保(演・松本穂香)が、凸凹のある子どもとその親に向き合う医療ヒューマンドラマです。

佐山は、総合病院を実家に持ちながら、叔母が営んでいた小さなクリニックを引き継ぐ医師。自身も発達障害があり、その苦悩を理解しているからこそ、子どもや家族とじっくり向き合いたいという強い思いを持っています。山崎育三郎さんが佐山卓という人物をどう演じるのか、注目です。

編集後記

ドラマの役衣装で取材に応じてくださった山崎育三郎さん。「よろしくお願いします」と登場された姿から、すでに色気と華が放たれていました。あまりの素敵さに取材陣もクラクラに…。

取材中は、ミュージカルや歌番組で耳にする華やかでつやのある歌声とは異なる、静かで優しい話し方が印象的でした。序盤、緊張する筆者にも優しく語り掛けるように話してくださる山崎さん。おかげで筆者も徐々に落ち着きを取り戻し、お話は演技面のことに。すると山崎さんは、ご自身の考える佐山について熱く解説してくださいました。その様子からは、演じることへの強い信念を感じました。

筆者も、山崎さんが熱演する佐山卓が見られる日がますます楽しみに。ドラマの放送開始が待ち遠しくなるインタビューでした。(ママリ編集部:宮澤)

著者:hattiki0421

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