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包丁デビューはいつ? 子どもに“料理のお手伝い”を頼むメリットとは

  • 2015.11.15
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【ママからのご相談】

息子が料理に興味を持って、よく手伝いをしたがります。私としてはとてもうれしいのですが、正直3歳児に何をどう手伝ってもらえば良いのか分かりません。他のママさんたちは、子どもにどうやって料理を手伝わせているのでしょうか。

●A. 子どもの年齢と能力に合ったお手伝いを頼みましょう!

こんにちは、どっふぃーです。ご相談ありがとうございます。

子どもが料理に興味を持ったとことは、いつもママがしっかりとキッチンに立って手料理を振る舞っているということ。大変素晴らしいと思います!

子どものお手伝いは、やってもらえるとうれしい反面、「汚すくらいなら自分でやりたい……」と感じてしまうこともあるでしょう。子どものお手伝いは、その年齢と能力に合ったことから始めてもらうのが肝心です。

●できることからお手伝いスタート!

『うちの下の息子は3歳になる前から料理に興味を持ち、手伝いたがりました。とはいえ、2歳児ですからできることも限られています。最初はイモやキャベツ、レタスといった野菜を水で洗うことからスタート。段々と器用になってきたら、レタスをちぎってもらったり、ゆでたイモをつぶしてもらったりして活躍してもらっています』(7歳と15歳の男の子のママ/30代)

料理を手伝ってもらいたい……と考えたとき、つい包丁で野菜を切るといった難しい作業を思い浮かべてしまいますよね。でも、年齢に合った作業をしてもらうのが一番! 安全にも配慮して行いたいものです。

●料理のお手伝いは、食育にもなります

『うちではいつも葉物をちぎってもらっています、最初はキャベツもレタスも全部“レタス”と覚えていた娘ですが、今では水菜やホウレンソウまで見分けが付くようになりました。刃物を使わずに、安全にできる葉物野菜の下処理は子どものお手伝いにオススメです! 野菜を覚えるから食育にもなってGOODです』(4歳の女の子のママ/40代)

野菜の名前を実際に見て触れて覚えていく……最高の食育になりますね。小さなお子さんのいらっしゃる方は、葉物野菜をちぎってサラダを作るお手伝いをさせてみてはいかがでしょうか。

●料理の大変さを知る良い機会に!

『ウチの子は毎日それなりにお手伝いしてくれています。そんな娘の夏休みの自由研究のテーマは、「ポテトサラダを作ろう!」で、一人で料理をすることに。イモを洗ってゆでてつぶして……人参、コーン、キュウリもそれぞれ調理して、なんと完成まで2時間もかかりました。もどかしく手を加えたくなりましたが、「一人で頑張らせることも必要!」と心を鬼にして危険がないかどうかだけ見守っていました。料理をもっと手伝ってもらうには、実際に一人でやってみて、どれだけ料理が大変かと理解してもらってからの方がスムーズなような気がしますね」(10歳の女の子のママ/40代)

●大きくなったら包丁デビューをさせよう!

小学生になったら、トントン切ってみたいという気持ちが芽生える子もいます。そんな子には、親が側で見守りながら、切りやすい食材をカットしてもらいましょう。

『娘の包丁デビューは小学校2年生。子ども用の包丁を買って来て、ソーセージを切ることから始めました。添える手の形を教えて、最初はゆっくり一緒にやったのを覚えています』(13歳の女の子のママ/40代女性)

ソーセージやハムといった加工済みの比較的柔らかい製品であれば、力を入れなくても切りやすくてオススメです。

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いかがでしたか? ぜひ、お子さんの料理お手伝いを楽しんで頼んでくださいね!

●ライター/どっふぃー(船舶料理士)

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