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福士蒼汰“有功”を無理矢理大奥入りさせようとする斉藤由貴“春日局” トレンド入りも納得の恐ろしさ<大奥>

  • 2023.1.18
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「大奥」第2回より (C)NHK
「大奥」第2回より (C)NHK

【写真】美僧ぶりがハマっている有功役の福士蒼汰

ドラマ10「大奥」(毎週火曜夜10:00-45、NHK総合)の第2回が1月17日に放送され、“男女逆転大奥”誕生の謎が明かされる「3代 徳川家光 × 万里小路有功編」が開幕した。僧侶であった有功(福士蒼汰)を還俗させて大奥入りさせようとする春日局(斉藤由貴)が恐ろしく気迫があり、Twitterでも「#大奥リアタイ」とともに「斉藤由貴」がトレンド入りを果たした。(以下ネタバレがあります)

「大奥」概要

「大奥」第2回より (C)NHK
「大奥」第2回より (C)NHK

よしながふみの同名コミックを森下佳子の脚本でドラマ化した作品。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸のパラレルワールドを舞台に、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を描く。

「大奥」あらすじ

江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「赤面(あかづら)疱瘡(ほうそう)」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病であった。対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。

江戸城でも3代将軍・家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていくのであった。

春日局は有功に大奥入りを強いる

「大奥」第2回より (C)NHK
「大奥」第2回より (C)NHK

謎の奇病「赤面疱瘡」が流行り始めた頃、3代将軍・徳川家光が死亡。家光の乳母である春日局は、将軍の死を隠そうと企てる。

その6年後、美しき僧・万里小路有功は、継目祝いで訪れた江戸城で、春日局から無理やり還俗を迫られ大奥入りをすることに。有功がそこで出会った将軍・家光(堀田真由)は、なんと少女であった。

人を殺めてでも家光の死を隠そうとする春日局の気迫がすごかった! 有功を還俗させて大奥入りすることを強いる際も、他の僧を殺生して有功の逃げ道を無くす春日局。淡々としながらも力強く有功を追い詰めていくようすが怖くて身の毛がよだつほど。

有功が還俗する原作でのくだりはドラマでは割愛されている部分もあったが、春日局を演じる斉藤は原作に勝るとも劣らない迫力と恐ろしさが感じられた。Twitterでも「#大奥リアタイ」とともに「斉藤由貴」がトレンド入りを果たした。

◆構成・文=牧島史佳

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