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「いつも幸せそうな人」と「クヨクヨ悩む人」、その違いは○○コントロールにあった

  • 2015.11.15
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あなたは、「あんなことするつもりじゃなかったのに、ついつい感情的になってしまった」「嫌なことがあるとすぐに気分が落ち込んでしまう」という経験はありませんか?

これはすべて“自分の感情をコントロールできていない”ことが原因なのです。自分の気持ちに流されず気分の切り替えができるようになれば、毎日を楽しく過ごしていくことができます。

そこで、今回は心理カウンセラーの筆者が、人生を豊かにするための“感情をコントロールする方法”をご紹介します。

 

■人の行動は「感情」に左右されている

“イライラした気持ちで野菜を刻んでいたら手を切ってしまった”、“朝、時間がなくてあわてているときに駅のホームで人とぶつかって睨まれてしまった”ということもあるかもしれません。逆に心を込めて丁寧に取り組んでいたら、思いがけないラッキーなことが起こったという経験はありませんか。

このように、わたしたちを取り巻く事象の結果の背景には、その人の感情が絡んでいることが往々にしてあるのです。

多くの人は子どもの頃から思考の重要性を学ぶことはあっても、“感情”の重要性はあまり学んでこなかったのではないでしょうか。多くの人を悩ませているうつ病でさえも、“感情のコントロール”をして日常の出来事を少しずつ肯定していくことで回復傾向に向かうことは少なくありません。

では、どうしたら感情をコントロールして心豊かに生活することができるのでしょうか。

 

■マイナスの感情は「自分が」選んでいる

自分の感情を全く意識していないと、いつの間にか強い“マイナスの感情”に支配されてしまうことがあります。

この場合、「他人や出来事が自分をこんな気持ちにさせた」と無意識に人のせいにしていることがほとんどです。しかし、それは“嫌な感情を自分で選び取っている”ともいえるのです。まずは自分自身を俯瞰するクセをつけることからはじめましょう。

 

■自分は「何にワクワクするのか」知ることが大切

感情をコントロールするためには、自分の気持ちが前向きになるのは“どのようなときなのか”を把握することが大切です。とはいえ、“心地いい”、“楽しい”と感じるきっかけは人それぞれ。長い人生の中で、自分でひとつずつ見つけてストックしていくしかありません。

そしてこれは普遍的なものではなく、年齢を重ねるにつれ変化していくものです。例えば、テニスに夢中になっていた学生時代は、新品のテニスのラケットや有名テニスプレーヤーの話で気分が盛り上がったけど、今では美味しいお酒を飲んだときが最高に楽しいという方もいるはず。

ですから日々の生活の中で、どんなものに触れたときに自分のこころがワクワクと反応しているか意識しながら自分の気分転換法を増やしていってください。

 

いかがでしたか? 何か大きな問題を抱えて孤独でやりきれなくなったときも、気持ちを切り替えられる方法を知っていればあなたを救ってくれます。今日から少しずつ意識してみてくださいね。

【著者略歴】

※ 波登かおり・・・チャージアップ代表・心理カウンセラー 1999年資格取得後事務所設立。後に波登カウンセリング学院・有限会社チャージアップ設立。2004年『チャージ療法』『チャージング』を発案、商標登録。『自己肯定観、人間関係プログラム』を確立。後にカウンセラー養成や派遣業務を経て、現在は個人事業として活動中。講演・執筆を通し「自分の元気の作り方」を提案している。講演は民間企業を始め、経済産業省、国土交通省、全国の商工会、大学や保育園など。著書に『ココロ磨き』ポプラ社、『1分間元気チャージ』幻冬舎。

【画像】

※ Doreen Salcher / Shutterstock

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