1. トップ
  2. 恋愛
  3. 1月9日〜1月15日 魚座の運勢【ブルータス週間占い】

1月9日〜1月15日 魚座の運勢【ブルータス週間占い】

  • 2023.1.9
  • 753 views
ブルータス週間占い|魚座

今週の空模様

「『政策』という観念は、他者に自分たちの意向を強要する国家や統治機構の存在を前提とする。それは特権階級によってでっち上げられたもので、『人びとが自らの問題を解決する』という本来の政治とは相容れない。」──『くらしのアナキズム』松村圭一郎

今週、一番注目の天体運行は、13日に火星が順行に戻ることです。ただし、逆行から順行に戻るとき、「ステーション(留)」と呼ばれる状態になります。

山伏が火渡りするときは足早に進み、立ち止まることはありません。しかし、「火星のステーション」は、熾火の上で立ち止まっているかのようなイメージなのです。

ステーションの期間は13日をピークに前後3日間(9日〜16日)と、今週はまるっとステーション状態にはまっています。

この「火星のステーション」に対するアスペクト(他の天体が火星と作る角度)が重要になってきます。基本的に、土星と火星はマレフィセント(凶)の性質を持ち合わせており、金星と木星はベネフィット(吉)の性質があるとされています。

マレフィセント(凶)な天体と他の天体との凶角度が起きる場合のイメージは、世界を揺るがす災いや事件。ベネフィット(吉)な天体と他の天体との吉角度の場合、大きな転機、歴史的な発見、新技術の開発成功などがイメージできます。

また、このステーションする場所には、占星術上で大きな影響をもたらすといわれているロイヤルスター(王家の星)であるアルデバラン(恒星)がいます。

アルデバランが関わるとき、「誠実さや高潔さがあれば、天の助けを得ることができ、競り勝つ力が手に入る」といわれています。

今週は火星と金星(愛・喜び・幸運)が調和的に繋がっており、良い方向へと進む兆しが輝き、目隠しが外れたような爽快感があるかもしれません。

火星と金星のもたらす灯を目印に、苦境から抜けていこうと希望が持てそうです。(闇を照らす灯台のライトかもしれません)。

11日に、火星と月とが激しい角度になりますが、小競り合い、もしくは小規模の混乱に収まってくれそうです。

14日には、火星のいる双子座と月のいる天秤座、金星のいる水瓶座で「風(大気)のグランドトライン」という調和的な聖なる三角形が浮かび上がります。

強い思い込みからの解放の「鍵」があらわれ、扉を開けてくれそうです。難問でひしめき合う社会に良い風を通すことができるかもしれません。

魚座の星模様

素敵なおうち

今週、ステーションになる火星と金星が仲良く繋がる影響で、家族や仲間の存在を強く感じるかもしれません。

支えられることもあれば、煩わしいこともあるのが家族や仲間ですが、誠実に(ときにぶつかり合いを恐れずに)対応をすることで、自分にとって居心地の良い役割や場所が見えてくるかもしれません。

今まで理解し合うことができなかったことが通じていくような喜びもイメージできます。己の内側の強さを認めることが大切です。自分の居場所は自分でつくることができます。

また、木星(成長・拡大)が牡羊座エリアを他の天体とはコンタクトを取らずに単独状態で運行しています。魚座にとっては「所有、財源の部屋」を意味する場所に大きく輝くラッキースターが運行していることになります。

2年ほど前から打ち込んできたことが「結実」していくようなことがありそうです。努力の成果が出てくるタイミング。

週前半の動きでは、山羊座エリアを運行する太陽と、牡牛座エリアの天王星(改革・刷新)が調和的に繋がります。仲間との楽しい語らいや、交流。友人に自分から連絡をしてみても良いでしょう。

週後半は、太陽と、魚座エリアを運行中の海王星(夢と融解力)とが調和的なコンタクトを取ります。未来を考えることで気持ちが整い、安心感をもって過ごせそうです。

profile

七嶋ナオ(占星術師)

ななしま・なお/太陽星座は双子座、月星座は乙女座の占い師・アストログレートジャーニー研究家。山口真那果の名でも活動中。西洋占星術のほか、タロットやオラクルカードも扱う。Zoomでのオンライン鑑定も受け付け中。深い洞察を伴う星読みと、理知的な語りが魅力。

HP:https://miracle12witches.com/

元記事で読む
の記事をもっとみる