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会話は「TPO」ではなく「TPPO」がポイント。品格のある素敵な大人の言葉遣いとは?

  • 2023.1.2
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『素敵なあの人』編集部が「品格を磨く言葉遣い」を特集したムック『素敵なあの人特別編集 品格を磨く言葉遣い』(宝島社)が発売されている。

敬語は3回使えば慣れる

本書は、「品格を磨く言葉遣い」や「とっさの一言」が素敵になるためのポイントを、言葉のスペシャリストがレクチャーしてくれる1冊。

NHKの日本語番組にも出演する国語講師・吉田裕子さん監修の特集「まずは正しい日本語を使いましょう」によると、正しい日本語をTPOに合わせて使いこなせる人は、それだけで品格のある大人の女性として振る舞うことができるという。

しかし、今まで日常生活でラフに話してきた人にとって、いきなり丁寧な言葉遣いをするのは気恥ずかしいもの......。そこで大事なのは、まず、さりげなく、3回、言葉を使ってみること。たとえば、「元気だった?」を「お変わりありませんか」と言い換えてみる。そうして徐々に慣れていけば、やがてその言葉遣いが自分のものになっていく。

どうしても恥ずかしい場合は、ちょっとしたお礼のメッセージカードや手紙、メールといった書き言葉から始めてみるのも一つの手。たとえば、「また来てね!」を「お運びください ← 使ってみたかった(笑)」と言い換える。冗談交じりにでも使っていくことで、そのうち恥ずかしさや違和感はなくなっていくという。

会話は「TPO」ではなく「TPPO」

大人のマナーとしてしばしば挙げられる「TPO」(time=時・place=場所・occasion=場合)。しかし、本書によると、会話において大切なのは「TPO」ではなく「TPPO」なのだという。

「TPPO」とは、「TPO」に 「person=人」を加えた言葉。年齢、どのくらいの期間お付き合いがあるのか、仕事で知り合ったのか、プライベートの友人か、話す場所は......など、会話をする相手の立場と「TPO」を同時に考えてから言葉を口にすることは、品格ある大人への第一歩になるそうだ。

このほか、もう少し距離を縮めたい場合の敬語の崩し方、相手の表情が見えないメールでのやりとりの仕方など、会話の際のささいな悩みに答えてくれる内容となっている。自分の年齢に合った「素敵な言葉遣い」を身につけたい人に読んでほしい。

■まずは正しい日本語を使いましょう
監修/吉田裕子
正しい日本語とは?
敬語は言葉のドレスコード
尊敬語、謙譲語、丁寧語
日常会話の品格を磨く
「させていただきます病」から卒業しましょう

■品格が漂う言葉遣いを身につけましょう
監修/鹿島しのぶ
品格が漂う言葉遣いとは?
第一印象を決めるあいさつ
感謝の気持ちを伝える
相手を褒める表現
ショッピング・デリバリー・飲食店での会話
お願い・お詫び・お断りの会話
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冠婚葬祭での言葉遣い

■偉そうな物言いをしていませんか?
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