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サウナ・温泉で一日のんびり過ごせる♡都内の癒しスポット5選

  • 2022.12.29
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最近人気のサウナに行ってみたいけれど、どこに行けばよいかわからない…という方も多いのではないでしょうか。今回は、初めての方でも入りやすく、サウナ以外にも楽しめるポイントがある都内の施設を5つピックアップ。館内でゆっくりできるので、リラックスしたい休日のお出かけにもおすすめです。

<池袋>低温の塩サウナがある「タイムズ スパ・レスタ」

最初にご紹介するのは、池袋駅東口から徒歩約8分のところにある「タイムズ スパ・レスタ、以下レスタ)」。都心にありながらも、開放感のある露天風呂やラウンジ、カフェレストランを備えたスパ施設です。

浴室には庭の草花を眺めながらお湯に浸かれるジェットフォームバスや、ストレッチができるシェイプアップバスも。入浴後には、ボディ&フェイシャルトリートメントなどを受けられるメニューもあり、リゾートに来た気分でくつろげます。

女性の浴室にあるサウナは、クリアミストサウナ(塩サウナ)。一般的なサウナのおよそ半分の45℃の設定で、蒸気がやさしく体を包み、じわりと体が温まっていくのを感じられます。

温度が低めなので、まず湯船に浸かっておくのがおすすめ。サウナには、備え付けの塩を体に乗せるように塗って入るのも特徴です。その状態で汗をかくと、塩が毛穴の汚れや皮脂を取り除いてくれ、肌がつるつるに。さらに、レスタで用意されている塩には、施設内トリートメントサロンで使われている「PHYTOMER(フィトメール)」のミネラルを含んだ泥パックが配合されており、保湿効果も期待できます。

体が十分に温まったら、塩を洗い流してから水風呂へ。水が体にすーっと浸透していくような感覚を楽しめます。

女性にうれしいラウンジやパウダールームも

入浴後にくつろげるラウンジも充実しています。女性専用のリラックスラウンジは、柔らかなさくら色のLED照明に照らされた温かみのある空間。ゆったりとしたソファ席にはモニターがあり、映画やヒーリングプログラムを楽しめます。ほかにも読書をするなど、人目を気にせず思い思いに過ごすことができます。

パウダーコーナーには化粧水や乳液が揃っているので、手ぶらでも大丈夫。ヘアドライヤーは、人気のダイソンヘアドライヤーかパナソニックナノイードライヤーの2種から選ぶことができます。

●Times SPA RESTA(タイムズ スパ・レスタ)
住所:東京都豊島区東池袋4-25-9 タイムズステーション池袋10階~12階
TEL:03-5979-8924
営業時間:11:30~翌9:00(日曜、連休最終日は23:00まで)
定休日:不定休
料金(すべて税込):
一般利用 一般 2,850円/タイムズクラブ会員 2,350円
休日割増料(土・日・祝日・特定日)+400円
深夜割増料(0:00~5:00在館)500円/60分毎 最大2,500円
サウナ数:1
温度:クリアミストサウナ45℃、水風呂19℃
施設情報:食事〇 岩盤浴× リラクゼーション〇 雑誌・本〇
※リニューアル工事のため休館予定あり
期間:2023年1月16日(月)午前11時30分〜2月20日(月)9:00まで
掲載情報はリニューアル工事前のものです。工事後の情報については公式サイトをご確認ください。

<有明>塩サウナとドライサウナ両方がある「泉天空の湯」

続いては、温泉やサウナに加えて複数の岩盤浴も楽しめるスポット。ショッピングモールやホテルなどが集った「有明ガーデン」内の24時間営業の天然温泉・スパ施設「泉天空の湯」です。

浴室には、塩分濃度が高く保湿・保温性にも優れた露天風呂や、血行促進などに期待できるバブルバスなどを配備。岩盤浴とトリートメントも種類豊富に揃えられており、一度の入浴でさまざまな楽しみ方ができます。

こちらにあるスチーム塩サウナは約50℃。用意された塩を体に塗って入れば、汗とともに毛穴の皮脂や汚れなどを落とすことができます。サウナ内には1人用の椅子が並んでいて、隣の人と間隔をあけてゆったり座れるのもいいですね。

さらにこの12月から、ドライサウナと水風呂も新たに設置されました。高温のドライサウナと低温の塩サウナ、それぞれに入って感覚の違いを比べてみたり、そのときの体の調子に合わせて選ぶことができます。

特徴や効能が異なる岩盤浴もいろいろ

泉天空の湯 有明ガーデンには、内装や効能が異なった岩盤浴が5種類もあるのも魅力です。皮膚トラブルの予防効果が期待できる天然の岩塩を使用した「茜」(写真)や、トルマリンの遠赤外線効果で体が芯から温まる「藍」などがあります。
アロマスチームに包まれる「黄金」では、タオルやブロワー(送風機)で一人ひとりに熱波を届けてくれる「アウフグース」も定期的に行われており、気持ちのよい汗をかくことができます。

広いソファや仕切りのあるスペースでのんびりできるラウンジ

入浴後は複数あるラウンジで、のんびりしてはいかがでしょうか。おすすめは女性専用ラウンジ「マーメイドリビング」。ゆったり座れるソファやカーテンで仕切られた秘密基地のようなスペースもあるので、存分にリラックスできて居心地も満点。
お腹がすいてきたら「有明キッチン」へ。ホテルメイドの海鮮スープカレーをはじめ、定食や麺類、おつまみなど、豊富なメニューでお腹が満たされます。

●泉天空の湯 有明ガーデン
住所:東京都江東区有明2丁目1−7 モール&スパ5階
営業時間:24時間営業(入館受付 5:00〜翌1:00)
大浴場・サウナ利用可能時間 5:00〜翌1:30
※ほか、施設により利用可能時間が異なるので、詳細はサイトにてご確認ください
定休日:なし
料金(すべて税込):
大人(中学生以上) 平日2,200円(税込)、土・日・祝日2,800円
子ども(4歳~小学生)全日1,300円
深夜料金(1:00〜5:00に自動で課金)平日3,000円(税込)、土・日・祝日5,000円
岩盤浴 大人(中学生以上)全日800円(レンタル品:岩盤浴着・岩盤浴タオル含む)
※平日モーニング、レディースデー割引料金はサイトをご確認ください
サウナ数:2
温度:塩サウナ 60℃、ドライサウナ 80℃、水風呂 15℃
施設情報:食事〇 岩盤浴〇 リラクゼーション〇 雑誌・本ー

<神田>北欧のサウナ体験ができる「SaunaLab Kanda」

フィンランドのサウナ文化に興味がある方におすすめなのが、神保町駅から徒歩3分のところにある「SaunaLab Kanda(サウナラボ神田)」です。

北欧らしいナチュラルな内装は、まるでフィンランドのサウナそのもの。施設内には、桶の形をした「OKEサウナ」(通常男性向け)や、床が畳で池に見立てた水盤が張られている「IKEサウナ」(女性向け)などに分かれており、毎週水曜日には男女のサウナ室が交替。予約優先制なので混み過ぎることがなく、悠々と満喫できます。

OKE・IKEそれぞれに、木の温もりを感じるフィンランド式サウナ「フォレストサウナ」があります。温度は75℃とやや低めなので、暑すぎるのが苦手な方も入りやすいはず。木製の枕に寝そべったり、熱されたサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「セルフロウリュ」をしたりしながら、体をじっくりと温められます。

サウナの後には、マイナス25℃に設定された「アイスサウナ」に向かいましょう。フィンランドの冬の外気のような冷気に包まれ、水風呂とはまた違った感覚で体を冷ますことができます。

自然に癒される「ウィスキング」のトリートメント

SaunaLab Kandaでは、リトアニアやラトビアでは主流の専門の施術者・ウィスキングマイスターによる「SaunaRetreat(サウナリトリート)」を実施しています。
蒸気を絡めたウィスクで体を温めたり撫でたりすることで、血行促進や肌の調子を整えるプログラム。植物が体に触れることで、自然に囲まれたときのように五感が刺激され、心身がすっきりするのを感じられます。(完全予約制。毎月20日12:00より、次月分の予約開始)

サウナや北欧が好きな人と交流できる休憩スペース

途中で一休みしたくなったら、ポンチョを着てサウナ室の外にある山型の休憩スペース「ヴィヒタマウンテン」へ。サウナ後の心身を休められる、広々とした空間です。
ほかにも、フィンランドをイメージした軽食が楽しめるカフェ「キッチンサウナ」や国内外のサウナグッズを豊富に取り揃えた「サウナマーケット」などもあります。

●SaunaLab Kanda(サウナラボ神田)
住所:東京都千代田区神田錦町3-9
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
料金:通常 2,700円(税込)※予約優先制
SaunaRetreat 15,000円(税込)※予約制
サウナ数:2
温度:IKE SAUNA 70℃、FOREST SAUNA 75℃、NKY(内気浴の休憩室) 30℃、ICE SAUNA -25℃ ※シャワーエリア4室あり、水風呂なし
施設情報:食事〇 岩盤浴× リラクゼーション× 雑誌・本×

<両国>アロマが香るスチームサウナも。「両国湯屋 江戸遊」

リモートワークをしている方は、たまには家から出て新鮮な気持ちで仕事をしてみたくなりませんか。そんなときにもおすすめなのが「両国湯屋 江戸遊」。両国駅からすぐの街中に現れる、モダンな建物の温泉・サウナ施設です。

内装も和を感じさせながら、洗練された雰囲気があります。タイルで描かれた富士山のアートがある浴室には、「スーパージェットバス」など6種の浴槽を配備。さらに岩盤浴やリラクゼーションと、ちょっと変わったワークスペースやお休み処もあります。

サウナは男女共通のフィンランド式サウナのほか、女湯には45℃前後のアロマスチームサウナがあります。バラをイメージしたという室内は、香り高い天然アロマオイルのスチームでいっぱい。このスチームには、肌の乾燥予防と保湿のほか、女性ホルモンの調整などの作用もあるそう。心地よい香りに包まれて心身ともにリラックスしながら、美容や体調のケアも期待できます。

温泉に入っている気分で仕事?ワーキングスペース「湯WORK」

江戸遊でぜひ立ち寄ってもらいたいのが、ワーキングスペース「湯WORK」です。浴室にあるのと同じようにタイルの壁画と、湯船の形そのままのテーブル席がある空間。テーブルにはコンセントとUSB差込口があり、温泉に浸かっているかのような気分を味わいつつ、しっかりパソコンや書類に向かえる環境が整えられています。

女性フロアの湯ワークにはハンモックやテントも設置されているので、仕事に煮詰まったらここで一休みなんてことも可能です。それが誘惑になってしまってなかなか作業に集中できない…という方は、予約不要の交代制「テレカンブース」を使うこともできるのでご安心を。
また、元々サウナだった部屋を改装した「サウナ会議室」もあり、デスクやホワイトボードなどを使いながら、オフィスにいる感覚で仕事をすることが可能です。

●両国湯屋 江戸遊
住所:東京都墨田区亀沢1−5−8
営業時間:10:00〜翌8:30
定休日:なし
料金(すべて税込):
一般大人2,970円
中人(12歳以上18歳未満)2,270円
会員2,570円
深夜追加料金(1:00~6:00まで※最大5時間分) 一時間ごとに360円
※カード会員専用火曜サービスデー、3時間パック、短時間コースの料金はサイトをご確認ください
サウナ数:2
温度:スチームサウナ 45℃、フィンランドサウナ 85℃、水風呂 18℃
施設情報:食事〇 岩盤浴〇 リラクゼーション〇 雑誌・本〇

<錦糸町>国産ヒノキが香るサウナ付きの「黄金湯」

昔ながらの銭湯の雰囲気を味わえるのが錦糸町・押上エリアにある「黄金湯(こがねゆ)」。同じエリアにある人気の銭湯「大黒湯」の姉妹店です。

戦前の1932年に創業した歴史ある銭湯を、2020年にフルリニューアル。銭湯ならではの懐かしい雰囲気はそのままに、水質にこだわり、ジェットがついた「あつ湯」や日替わりの「薬湯」などさまざまな浴槽を構えています。それだけではなく、アカスリやオイルトリートメントに、フラッと立ち寄りたくなるバーやキッチンラウンジもあるんです。

女湯にあるサウナは、国産ヒノキを使用したコンパクトなサウナとなっており、サウナストーンに自分でアロマ水をかけるセルフロウリュが可能。温度はしっかり高めの90℃で、蒸気が上がるとさらに発汗が促されます。(※写真は男湯のオートロウリュのサウナです。毎週水曜日が男女入れ替え日で、女性もこちらのサウナを利用できます。)

十分に汗をかいたら、地下水から汲み上げた掛け流しの水風呂へ。女湯の水風呂は18〜20°C設定ですが、男女入れ替えの水曜日には15℃で深さ90cmの大水風呂に入ることもできます。

入浴&サウナ後に、懐かしい空間で晩酌が可能

入浴後に乾いた喉を潤したくなったら、フロントの番台バーで一休み。アナログレコードのBGMを耳にしながら、オリジナルのクラフトビールやノンアルコールドリンクを楽しめます。
お腹がすいていたら、「コガネキッチンラウンジ」で食事も可能。ここのメニューも、銭湯のイメージとは異なる珍しいもの。体を冷やさないといわれるラム肉を使ったキーマカレーやハンバーガーなど、おしゃれでボリュームたっぷりの料理を味わえます。

ほろ酔い気分でそのまま宿泊もOK

黄金湯でさらにうれしいのが、そのまま泊まれてしまうこと。カプセルホテル付きで、畳に布団が敷かれた和室タイプと、デスクとシモンズベッド付きの洋室タイプが選べます。仕事帰り、お湯に浸かって疲れた体を癒し、お酒を飲んで就寝というご褒美タイムを過ごすのもおすすめ。宿泊者は何度でも入浴が可能なので、休日早めにやってきてとことんお湯とサウナを楽しむのもいいですね。

●黄金湯
住所:東京都墨田区太平4丁目14−6 金澤マンション 1F
営業時間:
平日・日曜・祝日 6:00~9:00/11:00~24:30
土曜日 6:00~9:00/15:00~24:30
定休日:第二・第四月曜日
料金(すべて税込):
大人 500円(1時間30分)
中学生 400円
小学生 200円
幼児 100円
時間を延長する場合のオプションはサイトをご確認ください。
サウナ数:1
温度:90℃、水風呂 20℃
施設情報:食事〇 岩盤浴× リラクゼーション〇 雑誌・本×

サウナに行く前にチェック。押さえておきたい入り方とマナー

行ってみたいと思えるサウナは見つけられたでしょうか。
最後に、初心者の方にも知っておいていただきたいサウナの入り方とマナーをお伝えします。

サウナの正しい入り方

準備 脱水症状を防ぐため、入浴前に水分補給を行う。
1. まず体と頭を洗い、清潔にして汗をかきやすくする。
2. サウナ内で、6~12分を目安に過ごす。ドライサウナの場合、空気が乾燥しているので、濡れタオルで髪を守るのがおすすめ。
3. サウナから出て、汗をかけ湯で流してから水風呂に入り、2分ほど浸かる。
4. 水風呂から上がったら、体を軽く拭いて再びサウナへ。あとは2~4の流れを、2回ほど繰り返す。
5. 最後の水風呂から出たら、体を拭いて休憩スペースへ。リラックスできる姿勢で、水分補給をしつつ10分程休む。

ここで豆知識をひとつ。サウナブームで「ととのう」という言葉をよく聞くようになりましたよね。それは、サウナと水風呂の温冷刺激によって脳内にセロトニンなどの物質が分泌され、ふっと体が軽くなり、極上のリラックス感や幸福感が得られる状態になることです。3回ほどサウナ・水風呂・休憩を繰り返していると訪れるそう。※無理のない範囲で、きちんと休憩をはさみながら挑戦してみてください。


押さえておきたいサウナのマナー

・体と頭を洗ってから入る
体と頭を洗い、ある程度水気を取ってから入りましょう。水風呂に入る前にも、必ずかけ湯で汗を流してください。

・大声で話さない
室内での会話は静かに、話すのは必要なときだけにしましょう。

・タオルの扱い方の注意
サウナ室では椅子にじかにではなく、タオルを敷いて座ります。かいた汗は自分のタオルで拭くことも基本です。なお、タオルの水を絞ったりする行為も控えましょう。

writer / Sheage編集部

取材協力

Times SPA RESTA(タイムズ スパ・レスタ)

http://www.timesspa-resta.jp/

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