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日本酒を造る水で淹れたコーヒーの味は? 丁寧にドリップした一杯をどうぞ♪

  • 2015.11.10
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秋田県湯沢市にある「地酒屋&カフェ TAKAIWA(たかいわ)」は、日本酒の仕込み水で淹れたコーヒーが人気のカフェ。居心地の良い空間で、じっくり淹れたおいしいコーヒーとともにのんびりとしたひと時を過ごしませんか?

日本酒をテーマにしたカフェ

JR湯沢駅から雄勝町方面に車で10分ほど。市街地から少し離れた国道13号沿いに「地酒&カフェ TAKAIWA」はあります。

日本酒造りの経験を持つ店主の高橋まゆみさんが「日本酒の良さを知ってもらうきっかけになれば」と、実家の酒小売店倉庫を改装し、カフェを今年4月にオープン。日本酒を造る時に使用する仕込み水で淹れた自家焙煎コーヒーが評判の店です。

明るい光が差し込む店内には、カウンター席や日本酒の樽の蓋を使って作られたテーブル席が並ぶ店内には、明るい光が差しこみ心地よい空間が広がります。ふわりと漂うコーヒーの良い香りに心がほっとなごみます。

1杯ずつ丁寧にハンドドリップしています

仕込み水は、「天の戸(あまのと)」醸造元の浅舞酒造(あさまいしゅぞう)や、「刈穂(かりほ)」醸造元の刈穂酒造(かりほしゅぞう)のものなど3~4種類を日替わりで用意しています。豆は仕込み水の違いが引き立つようにと、ブラジル産の1種類のみを丁寧に選別して自家焙煎。オーダー後に豆を挽き、一杯ずつペーパードリップで淹れています。コーヒーは生ものと同じという考えで、鮮度を何よりも大切にしているのだそう。

この日は、「天の戸」の仕込み水である「琵琶沼寒水(びわぬまかんすい)」と呼ばれる湧水で淹れたコーヒーをいただきました。やわらかく、やさしい口当たりながら、後味は不思議とすっきりとした爽やかさが感じられました。ちなみに「刈穂」の仕込み水は、天然のミネラルを含む中硬水。酸味が抑えられ、キリッとした苦みが引き立つのだそうです。水によってコーヒーの風味が変化するなんて驚きですね。

店主手作りのチーズケーキもおすすめ

コーヒーとともにオーダーしたいのが、酒米を精米した粉が入った「酒米粉チーズケーキ」(378円、ドリンクセット810円)。濃厚な味わいでコーヒーとの相性がよく、しっとりもっちりとした食感がやみつきになりそうです。ほかにも、自家製ワッフルや和風パフェなどの手作りスイーツがそろいます。

オリジナルの日本酒も販売しています

カフェの隣には地酒販売スペースがあり、地元の酒蔵の商品をはじめ、高橋さんが自ら仕込みの時期に全工程を経験してオリジナルとして販売している日本酒「みのり」などが並びます。おすすめの日本酒はもちろん、美容や健康によい飲み方などもレクチャーしてくれるので、気軽に相談してみてくださいね。

「このカフェを通じて日本酒造りの経験を伝えながら、ファンをもっと広げていきたい」という高橋さんの思いの込もったこのお店。ぜひ訪れてみてくださいね。

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