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NewDays「スゴおに」新商品もボリュームすごすぎ 明かされる人気の秘訣

  • 2022.12.6
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「片手で楽しむ町中華」として誕生、「中華弁当にぎりました」

コンビニエンスストア「NewDays」から、ユニークでインパクト抜群のおにぎりが「また」登場する。中国や韓国の料理、さらには「そば」をモチーフとしたものだ。

おにぎりシリーズ「スゴおに」の新商品で、2022年12月6日から期間限定で販売する。「スゴおに」は過去にも、「たこ焼きパーティー」をコンセプトにしたり、人気駅弁をおにぎり化するなど、ボリューミーでパンチ力のあるおにぎりを生み出している。

おにぎりで「ポジティブな感動体験を」

今回発売する新商品は、3種類だ。ギョーザ・シュウマイ・かに玉風中華オムレツ・中華あん・焼きそばを、チャーハン風ご飯で包んだ「中華弁当にぎりました」(330円・税込)、韓国風おにぎり「チュモッパ」をイメージしたご飯と旨辛な「チーズタッカルビ」風チキンを組み合わせた「チュモッパ風おにぎり」(280円・同)、駅ナカの名物「駅そば」をにぎった「蕎麦屋のそば風おにぎり」(330円・同)。

かなり「トガった」商品コンセプトと見た目になっている。実は「スゴおに」シリーズは、1年半以上続く人気商品だ。

「NewDays」を運営する「JR東日本クロスステーション リテールカンパニー」を取材した。最初の「スゴおに」が誕生したのはコロナ禍で、在宅勤務の強化や時差出勤などで電車の乗降客数が減っていた。しかし、JR東日本の鉄道駅にあるNewDaysの利用客は、基本的に電車利用者。そこで、

「(コロナの)暗い話題が多いなか、せめて食だけでも『楽しい』『びっくり』といったポジティブな感動体験を提供したい」

との思いから、「スゴおに」は誕生したという。発売後、客からの反応が良く、また売り上げも好調であったためシリーズ化が決まったと答えた。

10人前後のスタッフによる「手作り」

「スゴおに」には、「〇〇にぎりました」と名付けられたおにぎりがある。取材によると、必要な具材を厳選するのに毎回苦労しているという。今回の「中華弁当にぎりました」では、ボリューミーでも飽きないように、味や食感など細部にまで気を配り、トッピングを選定。その上で、「この具材も入っている」と気づいてもらえるよう、何度も配置を修正したと明かす。

また、「スゴおに」は具材の種類やそのボリュームから、機械を使った自動生産ができないため、10人前後のスタッフが「手作り」している。大量生産はできないが「NewDaysだからこそできるおにぎりだと考えております」。

これまでに一番反響が大きかったのは「のり弁にぎりました」シリーズだそうで、「発売前からバズっており、今では定番になりました」と担当者。その中でも、「お子様ランチにぎりました」は、「大人になったらお子様ランチ食べられないよね」という会話から生まれたおにぎりで、商品シリーズでは過去最もインターネット上で話題になったという。

逆に一番苦戦したのは、恵方巻きとして販売した「鬼に金棒カツ」。節分にちなんで、鬼の金棒に見立てた全長15センチのカツを1本使ったが、

「やりすぎましたね。インパクトはすごかったのですが...なかなか苦戦しました」

と明かした。

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