今スグ止めて！「頭のかゆみ」を招くNGシャンプー習慣3つ

肌の乾燥が気になる冬は、肌だけでなく頭皮も乾燥して頭のかゆみを感じる方が多くなる傾向にあります。かゆみをそのまま放置しておくと、フケや湿疹などの頭皮のトラブルにも繋がります。

肌より怠りがちなヘアケアですが、セルフケアで十分予防出来るので、トラブルになる前にしっかりと予防していきましょう。

そこで今回は美容師の筆者が、頭皮のかゆみの原因と予防についてお伝します。

 

■頭皮の「かゆみ」に繋がるNG習慣3つ

フケや頭皮湿疹はすぐに起こるものではありません。「頭がかゆいな～」と思ったら、それは危険信号かもしれません。普段のやりがちなNG習慣を見直していきましょう。

（1）シャンプーをする際に「爪を立てて」洗っている

頭皮は顔よりもデリケートです。爪を立てて力いっぱい洗うと、頭皮が傷つき、それが原因で炎症を起こしかゆみに繋がる場合があります。また、その炎症がフケや頭皮湿疹など様々なトラブルに繋がってしまうのです。

シャンプーの際は、爪を立てずに“指の腹”で優しく洗ってあげましょう。また、シャンプー前後のすすぎをしっかり行うことで汚れが落ちやすくなります。洗うことも大切ですが、“すすぎ”をしっかり行いましょう！

（2）シャンプーが合っていない

多種多様にあるシャンプー。初めて使ったシャンプー後に“かゆい”とか“ヒリヒリする”、“フケ”が出るといった自覚症状を感じた場合はすぐに使用を中止しましょう。合わないまま使用し続け一度、頭皮のトラブルを抱えてしまうとなかなか治りづらいのです。

頭皮に炎症がある間は、カラーやパーマも出来なくなってしまう恐れがあるので、頭皮に異変を感じたらすぐに中止し、医師や美容師に相談し、頭皮に優しい低刺激シャンプーに変えることをオススメします。

（3）トリートメントを頭皮につける

髪の根元までしっとりさせようとして、頭皮までトリートメントをつけてしまう方多いのではないでしょうか。

根元の髪の毛は頭皮から出る油分によって十分に保湿されています。根元付近に油分が多くなってしまうと、かゆみの原因になってしまいます。トリーメントは中間から毛先までを心がけ、ヌルヌルが残らないくらいしっかり洗い流しましょう。

 

かゆみが出たままだとカラーやパーマが出来なくなり、その間、美しいスタイルがキープ出来なくなってしまいます。上記を参考に日々のケアでかゆみ予防をし、健康な頭皮を保ち、美しいスタイルをキープし続けてくださいね。

【著者略歴】

※ 小泉順一朗

ブログ・LINEなどでも日々のケアなどを発信、アフターフォーローにも務め ている。

・・・ 美容師。都内美容室勤務を経験後、22歳で40年の歴史を持つ美容室を引き継ぎ『Total beauty kawada 川田美容室』を設立。数々のコンテストで県優勝、全日本選手権では入賞経験をもち、現在も全国を飛び回り日々レベルアップに務めている。お 客様が美容室・ヘアスタイルが楽しくなるサロン作りをコンセプトとしており、