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インスタントカメラ「チェキ」フィルム品薄 アイドルとの撮影会ピンチに

  • 2022.11.29
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「チェキ」のフィルムが品薄に

撮ったその場で写真をプリントできるインスタントカメラ「チェキ」。そのフィルムが近ごろ品薄だと、インターネット上や報道で指摘されている。

アイドルグループのライブやグッズ販売会(物販会)では、「チェキ会」などと称して、ファンとアイドルがツーショットで写真を撮るイベントが催されることがある。チェキ用フィルムの品薄が、ここでも影響しているようだ。

チェキ会が写メ会に

チェキは富士フイルムの商品で、正式名称は「instax」。「instax mini 11」「instax SQUARE SQ1」など、数機種ある。「instax mini」シリーズの場合は、同名の「instax mini」という専用フィルムを使って撮影する。

2022年11月15日付「女性自身」(電子版)の記事には、発売元の富士フイルムホールディングスの取材コメントがある。21年12月に発売されたインスタントカメラ「instax mini Evo」や、22年7月に発売したスマホの画像を「instax mini」にプリントできる印刷機「instax mini Link2」の販売が好調との話だ。これに伴いinstaxフィルムの売り上げも伸び、「一部のお取り扱店での一時的な品薄につながっている」と説明している。

「マーキュロ」というアイドルグループは、新規ファンがグループ公式ツイッターをフォローすることで、好きなメンバーのサイン入りチェキを1枚無料で撮れるキャンペーンを実施している。

しかし公式ツイッターは11月22日、チェキフィルムの品薄により、このキャンペーンについて「在庫確保が落ち着くまで"写メ"にて対応させていただきます」とツイート。フィルムを伴わず、スマートフォンのカメラ機能での撮影になるようだ。

求む「白枠フィルム」

チェキ用フィルムには、外側のフレーム部分がシンプルな白色のもののほかに、「マーブル」といった柄の入っているパターンがある。このうち、特に白枠フィルムの在庫が少ないとする報告がツイッター上でみられる。

アイドルグループ「アンスリューム」公式ツイッターは11月18日、チェキの白枠フィルムが品薄のため、19日からの撮影はしばらく柄入りのフィルムを使用すると告知した。白枠フィルムの使用再開のめどは12月5日以降としている。

ファンの協力のもと、チェキフィルムを調達する動きもある。

13組のグループが所属するアイドルプロジェクト「HEROINES」は11月24日、「ヒロインズチェキフィルム枯渇救済企画」と題したキャンペーンを告知した。HEROINESにチェキ用フィルムを譲渡した人には、代わりにチェキ券(アイドルとチェキを撮れるチケット)をプレゼントする、というものだ。

所属アイドルの物販イベントの受付まで、チェキ用フィルム2箱(1箱20枚)を持ってきた人に対して、コメントやサインの入ったチェキ券1~2枚を交換してくれるという。

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