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ヒプステ、2年ぶりの集結 “Bad Ass Temple”鼎談「向いている方向は別々でも、中心が一緒だから“家族”」

  • 2022.11.28
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 “Bad Ass Temple” 撮影=友野雄
“Bad Ass Temple” 撮影=友野雄

【写真】 “家族”の絆…仲睦まじい笑顔を見せるナゴヤ・ディビジョンの3人

12月1日(木)開幕の舞台「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Bad Ass Temple VS 麻天狼》」。2019年に初の舞台化以降、シリーズとして展開してきたが、2022年より「次章」となる《2nd D.R.B》の話へ突入。本作では、ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”とシンジュク・ディビジョン“麻天狼”の物語が描かれる。WEBザテレビジョンではそれぞれのディビジョンに独占インタビューを実施。作品の見どころや自チームの魅力、「ヒプステ」への思いまでたっぷり語ってもらった。今回は “Bad Ass Temple”より廣野凌大(波羅夷 空却役)、加藤大悟(四十物 十四役)、青柳塁斗(天国 獄役)が登場。“家族”といわれるナゴヤの絆にも似た、気の置けないやりとりを楽しんでほしい。

2年ぶりのナゴヤ・ディビジョン集結に見せる意気込み

──ライブやゲスト出演はありましたが、本公演に“Bad Ass Temple”が揃って登場するのは2年ぶりとなります。現時点で、特に楽しみなことは何ですか?

廣野凌大 それはもう、大悟様ですよ。

青柳塁斗 大悟は前回が初舞台で。「その後、活躍して成長してるね」って、稽古場でみんなとも話していました。「うまくなったね」って。

加藤大悟 いやいやいや。

廣野 ……っていうのも話せるようになったんですよ。前回のときはインタビューで冗談とかも言えなかったんで。

加藤 僕のこと何だと思ってたんですか?(笑)

廣野・青柳 あはは(笑)。

廣野 大悟に限らず、この2年間で3人ともいろいろな現場を経て成長しているので、2年前を思い出しながらも、また新しく“Bad Ass Temple”を作っていけたらと思っています。

青柳 ある程度キャラはつかめているので、今回はもっと濃密に見せていけたら。

加藤 僕は、さっきも言った通り2年前が初舞台で……。(廣野・青柳の顔を見て)何で笑うんですか!?(笑)

青柳 “初舞台”をこすってるなーと思って(笑)。前回も「初舞台」って言っておけばいいみたいなコメントばっかりだったもんね、「僕、初舞台が」って(笑)。

加藤 誰でも初舞台だったらそうでしょうよ!(笑) えっと、なので、今回は少しでも成長した姿を皆さまにお届けできたらなと思います。

加藤大悟 撮影=友野雄
加藤大悟 撮影=友野雄

「ナゴヤの中では十四が一番成長しています」

──2年ぶりに波羅夷 空却、四十物 十四、天国 獄を演じるわけですが、今回改めてそれぞれの役と向き合って、ご自身の役はどんなキャラクターだと感じましたか?

廣野 空却に関してはわかったつもりでいたんですけど、今回の脚本を読んで、全然わかってなかったんだなと思いました。前回自分の中で固めた空却という人物像を、今回の脚本は大きく崩してきた。だから僕も、新たに理解して再構築しないといけないなと思っています。

──前回まで思っていた空却と、今回描かれる空却にはどのような違いがあるのでしょう?

廣野 前回の空却は大人っぽいキャラクターだったんですが、今回はガキっぽいところが出ていて。その悪さが見えることで人間っぽさが出ているんですよね。そこは楽しみにしていただければと思います。

青柳 今回は、空却が意外と子供で、獄も意外とちょっと子供で、十四は真面目、みたいな面がそれぞれ見えるんですよ。これまでの獄は信念が強くて、辛辣で硬派なイメージだったけど、意外と嫉妬深いところもあるんだなって。

廣野 今回は大人でいようとしてる獄が崩れていくんですよ。

青柳 そうそう。いろいろとボロが出てきて、それをふたりが支えてくれます。

廣野 十四は今回バランサーだよね。

加藤 そうですね。ふたりがどこにもいかないように守っているのが十四という感じです。今回は初めて十四がふたりにズバズバ言うんですよ。原作の十四らしさがよく出ていると思います。

廣野 ナゴヤの中では十四が一番成長しています。空却は達観しているけど弱者に対しての切り捨て方がちょっと残酷で、「弱いなら強くなればいいじゃん」っていうタイプ。獄は逆に優しすぎる。自分のことは内に秘めて、周りをサポートする強さがある。でも今回はそんなふたりが崩れることで、ふたりからそれぞれの強さを分け与えられていた十四が支えてくれる。

加藤 その結果、3人で初めてXXXっていう描写があるんです。

廣野 いや、お前、それ思いっきりネタバレだから!

青柳 エンディング言っちゃった(笑)。

加藤 すみません!! とにかく、改めて家族をテーマにしたナゴヤの絆が、track.3よりもさらにパワーアップして見られると思います。

廣野 あと、今回はtrack.3よりもお芝居が多い。それぞれにフィーチャーした描写も多いので、キャラクターの魅力が深まるんじゃないかな。

廣野凌大 撮影=友野雄
廣野凌大 撮影=友野雄

──ラップの面では、今回注目すべき点はどんなところですか?

廣野 難しくなっています(笑)。「お前らはもうできるやろ」と、さらにテクニカルなことを求められていて。「ここは裏拍で、ここは表拍で、ここは早口でまくし立てて」みたいな。

青柳 しかもラップだけじゃないんですよ。お芝居もダンスも全部がテクニカルで難しくなっています。

廣野 そうだね。全部がグレードアップしています。

加藤 です!(笑)

ナゴヤは「中心が一緒だから“家族”でいられる」

 “Bad Ass Temple” 撮影=友野雄
“Bad Ass Temple” 撮影=友野雄

──皆さんが思う、“Bad Ass Temple”の魅力はどこですか?

廣野 はちゃめちゃなようで、まとまっているところじゃないですかね。心がつながっているから、はちゃめちゃできるというか。各々の信頼関係があるからこそ。

加藤 それぞれの矢印の向いている方向は全然違うのに、何かつながっているんですよね。

青柳 同じところから別々の方向に矢印が出ているみたいな感じ。向いている方向が別々でも、中心が一緒だから家族でいられるんじゃないかな。

──では役ではなく、廣野さん、加藤さん、青柳さんの3人はどのような関係ですか?

加藤 方向は全く違います(笑)。

廣野 みんな違うよね。筋肉バカ(青柳)と、王道に行こうとするんだけど王子様ぶれないやつ(加藤)と……。

青柳 Twitter凍結(廣野)と。

廣野 こんな感じでお互いいじりあえる、いい関係です。仕事だけじゃなくて、旅行も一緒に……。

加藤 行ったことないですけど(笑)。

青柳 でも行ったら楽しいと思う。

廣野 「行ける?」って聞かれたら全然行ける。

青柳 ノリで「行こう」ってなっちゃえるよね。

加藤 確かに。

──俳優としてはお互いをどう見ていますか?

廣野 どうなんだろう。それぞれが違う畑にいる感覚なので、比べられないんですけど、いろいろなところで活躍しているところを見るとうれしいですね。

加藤 初舞台のときに一緒にステージに立ったおふたりなので、すごく安心感があります。

青柳 芝居で言うと、大悟は経験を積んでいなかったぶん吸収が大きくて。そんな純粋な芝居を見て僕も影響を受けていた気がします。凌大に関しては、アーティスト活動をやっていることもあって、見せることに慣れていて。ナゴヤの勢いを作ってくれる存在ですね。心強いです。

廣野 冷静にこういうことを言えるのが塁斗さんです!(笑)

青柳塁斗 撮影=友野雄
青柳塁斗 撮影=友野雄

ヒプステは、役者みんながうらやむ現場

 “Bad Ass Temple” 撮影=友野雄
“Bad Ass Temple” 撮影=友野雄

──ご自身のキャリアや俳優人生において、ヒプステに出たことによる変化や影響はありますか?

加藤 僕は影響しかないです。熱くなれるし、俳優としても成長できるし。ヒプステから派生して、いろいろな仕事につながっていったので、初舞台がヒプステでよかったなと思います。しかもまだ続いているし、またこの3人でやれているのもすごくうれしいです!

廣野 僕もヒプステに出て、仕事が増えました。何より、ヒプステって役者みんながうらやむ現場なんですよね。よく言われるんですよ、「ヒプステ出てるんでしょ。俺も出たい」って。まぁ、「俺らが一番だ」という気持ちでやっているので、この場所は譲らないですけど (笑)。そうやって俺らが「自分が一番だ」という思いでやってるから評価も得られているのかなと思います。

青柳 演出の面でも勉強になる現場だなと思っています。映像や照明、D.D.B(ディビジョン・ダンス・バトル)含めたダンスの見せ方が、全然ほかの作品とは違う。だから「もし自分がステージを作るなら?」という目線でも見てみたりして。今回もまた演出に新たなものが入っているので楽しみです。

──「ほかの俳優からうらやましがられる現場」との話もありましたが、ヒプステが羨ましがられる理由はどういうところにあると思いますか?

廣野 見ていてシンプルにカッコいいんですよね。

青柳 ショーもあるし、エンタメが詰まっていて。だからライブや音楽が好きな俳優や、アーティストもやりたいと思っている俳優は特に憧れるんだと思います。

加藤 チームごとにバトルをするという題材なので、役者としても「負けたくない」という気持ちが出る。そのガチで戦う感じもいいのかなと思ってます。

廣野 あとは、出ている俺らが楽しくやっているからかな。俺も、track.5は実際に観に行ったんですけど、役者がみんな楽しそうで。ほかの演劇と比べるとどちらかというとライブに近いから、お客さんもノッてくれるし、感情をぶつけてくれる。演じている側もお客さんも楽しんで、その相乗効果の結果、みんなにうらやましがられるような舞台になっているんだと思います。

今回は、また新たなヒプステが始まる

──では最後に改めて、今回の『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Bad Ass Temple VS 麻天狼》を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

廣野 2年前のtrack.3を観てくださった方はもちろん、今回初めて観る方もいろいろな噂を聞きつけてきてくれていると思います。つまりは皆さんの中でもハードルが上がっていると思いますが、そのハードルを軽々と超えられるくらいものを作っていくので、ぜひ期待していてください。ヒプステ、ヒプマイ、ナゴヤ、僕らの演じるそれぞれのキャラを、さらに好きになってもらえるように頑張ります!

加藤 初舞台から早2年経ちまして、ナゴヤ・ディビジョンとしてまた帰ってくることができました。少しでも成長した姿を皆さまにお届けすると共に、ナゴヤ・ディビジョンの素晴らしさ、熱さやエネルギーももっともっと届けられたらいいなと思っています。よろしくお願いします!

青柳 今回はこれまでのヒプステとはまたテイストの違う作品になっています。また新たなヒプステが始まると思って、期待していただければと思います。その期待を超えられるものを作っていきますし、その中でのナゴヤの暴れっぷりも楽しみにしていただけたらうれしいです。

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