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「過去の子どもとの時間を買うなら、いくら?」答えを考えた母の話

  • 2022.11.28
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この漫画は、自閉スペクトラム症のあるたつきくんを育てる母・NEGIさんのストーリー。ふと開いたSNSでとあるママがつぶやいた質問を見たNEGIさんは、まだ診断を受ける前のたつきくんの様子に違和感を覚えつつ、必死に子育てをしていたころを思い出します。NEGI@エッセイ漫画(@negiii51)さんによる『公園』をどうぞごらんください。

わが子に障害があるとわかるまでを描く

知的障害を伴う自閉症スペクトラム症を持つ息子、たつきくんの母であるNEGI@エッセイ漫画さん。今回はたつきくんが自閉症スペクトラム症だと発覚する前までを描いています。

ある日、見慣れた公園にきたNEGI@エッセイ漫画さん。ふと開いたSNSで過去の子どもに会えるなら?というSNSの問いを見かけます。

自分の育児を心の中で振り返っているNEGI@エッセイ漫画さんは、どのような答えを導き出すのでしょうか。

わが子に対していだいた違和感

息子・たつきくんについて少し落ち着きがない、言うことを聞かないだけと思っていたNEGI@エッセイ漫画さんですが、1歳半の健康診断であまりに周囲との差を痛感します。

息子の違和感について調べたNEGI@エッセイ漫画さんですが、ネット上には、受け入れがたい内容ばかりがつづられていました。

もしかして、これは個性ではなく「障害」なのか…。それが事実だとして、変わらずわが子を愛せるのか?NEGIさんの当時の思いが描かれたシーンでは、胸が締め付けられます。

大切なことはわが子の「今」を見ること

誰でも育児は戸惑い迷うことがあるものでしょう。NEGIさんの場合は、息子・たつきくんに発達障害があるのではないかと気づいたときに大きな戸惑いを感じたようです。

しかし、NEGIさんは日々葛藤していく中で、たつきくんに障害があるかないか、あるいは周囲の子と比べてできないことは何かに目を向けるのではなく、たつきくん自身が幸せに生きられるかどうかを考えるようになりました。

誰かと子育てを比べる必要はなく、大切なのは「今」わが子を見ているか。そんな忘れがちで大切なことを教えてくれる漫画です。

著者:ゆずプー

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